どうやら神界から追放されるようですよ前編
とある世界の神界に
新たな神が誕生した。
その名は
時空神ユピテル
彼の能力を聞いた他の神達は
心の底から恐怖した。
だが、それを感じた本人は
「え?なに?俺何かした?」
と言っている。
ユピテルは転生者である
何故神に転生したかと言うと。
この世界の最高神に君臨する神が
前世のユピテルの人生を見て
とてもとても同情された
その人生とは
◆◇◆◇
まず、ユピテルの前世での名前は
古谷耕一と言う
彼は生まれてすぐに母親に見放された
名前だけが分かるままであった
その理由は、とても体が小さく
弱々しかったからだ。
どれくらいかと言うと
ランドセルの様な重さで、息をする様な
音の鳴き声だった。
そして彼は孤児院に引き取られた
七歳の頃
彼は歩けなかった
自分の体重を足で支えられなくなったのだ
そこからはあっと言う間だった
歩けなくなってから
4ヶ月後腕が動かなくなった。
成長による手の長さの変動に
筋肉が耐えられなかったのだ
その筋肉は全て千切れた。
その6ヶ月後口と首が動かなくなった
関節の骨があまりにも弱すぎて
なくなってしまった
そしてまた1ヶ月後
息や食事が出来なくなった。
喉が動かないと言うレベルではない
胃が胃酸で溶け、気管が潰れたのだ。
その4日後彼は死んだ
七歳と言う幼い時に
苦痛を感じながら死んだ