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肉を食べよう
「後で美味しいものをおごってやるから」
『本当じゃな?本当の本当じゃな?』
「うん」
『やったのじゃ。いや〜働いてよかった』
やっぱり機嫌戻るの速いな。鼻歌歌ってるし。しかしどうやって食べるのだろう。
そこらへんにいた憲兵に美味しい店を聞くと『白黒ご飯店』が美味しいと聞いたのでやってきた。
「着いたぞ」
『では、肉を食べよう』
刀の状態であった食べられるはずがないのでそれは無理だ。と言うと。
『そういえば言っておらんかったな。儂は魔力があれば人になれるのじゃ。』
「魔力0じゃん」
『魔力をくれ』
ちょっとした脱力感。
『お主の魔力すごいの。吸った分全て儂の魔力になった。こんな奴初めてじゃ。心当たりあるかの?』
『心当たり...あるようじゃの。』
「そんなことより食べようよ」
『そうじゃの。というよりどうじゃ?』
サラサラな長い銀髪珍しい紫色の瞳。可愛いというよりも綺麗の言葉が合いそうな美人さんで驚いた。
...ロリだったが。
『どうじゃ?綺麗じゃろう?見直したじゃろう!』
「ロリじゃん‼︎」