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其れでも我らは生きている

今回の回は端的に言えば「アナスタシアが何故トムクスの風雲児の遺児ての情報を隠ぺいをさせられたか」、「そしてイワンの生まれ」を書く回です。

私は彼の事を何も知らない・・知る手段は有るが其れ自体も空くまでも「部外者の評価」又は「彼のして来た総べての行いの評価」に過ぎないのだ


だけど彼を知る人間は言った彼の言った言葉を聞いて覚えている・・彼は「この世は大いなる茶番劇だと」そして「其の下らない茶番劇は関係の無い部外者まで巻き込まれる」と・・


だからこそ私は自分自身は一度も有った事は無いが彼の言葉を真に受け止めて「多くの人間」を先程の「権力者共の茶番劇」を起こさない様に常に見届けなければ成らないし


そして何より其れを起こさない様な環境作りに常に心掛けをしなければ成らなそうね、例え私自身に不幸と苦しみが来ようとも


私は今先程心の中に暮らして居る「幸恵さん」から嘗て暮らして居た国家の総統であった「赤家好古」と言う人間の人生から、何か教訓に出来る事は無いか?と言う考え事をしながら眠りについている


其れで私自身は赤家さんの人生に見て「如何したらひん曲がった性格」否確かにあんな人生を送れば私だって性格に成らなくと保証が出来ない・・多分私なら重度の「人間不信」を起こすだろう


だけど、赤家さんは「重度の人間不信」には成らなくて済んだのだ・・どうしてだろうか?


私も彼の様に精神の崩壊の回避をする事が出来る位に心の安定化を図る事が出来るんだろうか?


何しろ彼の人生を見ていたら「自分の心までも凄惨に成り荒れて行くような感じ」に成って来てしまっている。


それにしても如何して赤家さんは「悪堕ち」に成らなくて済んだのだろうか・・そうして私は只「幸恵さんの言動」や「今までの記憶」を只無性に振り替え乍ら見ていたら其れらしい答えに辿り着く事が出来たのだ。


其れは「地球と呼ばれる世界の人類史を赤家さんはある程度熟知をしていると言う事」と「時々だけど物事や人間の本質を言う言語を話しに混ぜながら言う」と言う行為を繰り返して述べていたのだ。


だからこそ私は「人間の本質を理解しているからこそ有る程度浮世に対して諦世感が存在をしていて、だからこそ此れ以上貪欲な馬鹿共を好き勝手にはさせん」と言う感情に成ったのかも知れない。


だけど私は幸恵さんが言ったとおりの赤家さんだったら「人の生き死にすら如何でも良い」と思える人間かも知れない。


出来る事なら人間不信に成るまで「為政業」をする事は出来るのならば私は望まない、私は赤家さんの様に完全に他人を信用しないと言う事だけは私は避けたい


そして私の部屋に見慣れた顔の3人が来た、私の同僚で元は「大日本帝国」と言うここから1000キロいや2000キロ以上東に浮かぶ「大きな4つの島が主体として存在する島国」の出身らしい。


其処から、まあ彼女からして見れば遠路遥々此の辺境の大地にまで来たのだ、もし私が彼女の立場ならば気苦労と不安と心労が祟る可能性が高い


だからこそ、愛実さんは其の年齢で現地に頼れる仲間が居ないのに只寡黙にそして愛する祖国の為に務めを果たして要る


だからこそ私は彼女に比べたらまだまだ精神がヒヨコなのかも知れないなあ、だからこそ立派に精進をして成長をしなければ成らない


そして私の「叔父さん」で一度行方不明に成ったけど実は「イワン・ノヴォシビルスク」と言う「ノヴォシビルスク王国の家系」を引き継いでいて、実はこのホテルの支配者でもあった・・私の大切な恩人である叔父さんと


そして「ソビエト共和国」と言う「神聖シベリア帝国の復活」を望み・・そして尚且つ「人間が居なくてロボットが住まうオムクスの大地」に降り立ったにもかからず「無傷」で生き残るどころか


逆に先程の2足歩行型ロボットを「自身の支配下」に置くと言う「トムクス王家」には無し得なかった事を彼は平然とやってのけたのである。


そして彼は先程の2足歩行のロボットと大量の戦車を引き入れて私の国に居座る「外国人」を排除をしてくれて


そして属国とは言え「トムクス藩王国」と言う「トムクス人によるトムクス人の国家」が復活をする事に成った。


其れで幸恵さんの情報に由れば彼には特殊な能力を持ち合わせているらしい・・だけど其れがどんな能力化は幸恵さん自身も解らないと言っていた。


だからこそ私は傑さんが「トムクス藩王国の御家潰し」と言う行為をしない様に監視をし続けて・・そして彼には私にいろいろ手助けをしてくれたから何らかの恩返しもしなければ成らない


そして幸恵さんとは「知己の中」だから、幸恵さんの協力者なら傑さんは「トムクス藩王国」に対して有る程度の援助もしてくれるでしょう


だからこそ「ソビエト共和国の政府」から「トムクス藩王国」は嘗ての「トムクス王国」の様に発展をする事が出来るのだろうか?


否傑さんなら先ず最初に自身の根拠地である「オムクスの大地」を発展をさせるであろう・・だからこそ「トムクス地域の発展」は2の次に成るかも知れない。


そう言う事を考えていたら傑さんが「先ず一旦全員に伝えなければ成らない事が有る・・だからこそ此処の部屋で話すがいいか」と言う事を尋ねて来た


だからこそ私は「私自身は別にいいですけど・・ですが此の部屋は鍵が外側からしか空く事が出来ないしようと成っているけど、もしもの事を考えれば此の部屋より別の部屋にした方が良い」と言う事をまず先に提案をした。


実際に此の部屋の否此の建物の構造は色々と杜撰な部分が多々見る事が出来る・・例えばだが「窓が無い、扉が外側にある。ましてや電球が外側からしか付く事が出来ない仕様に成っている」


もしかして元は此処は「拷問又は尋問」をさせる為に作られた部屋なのかも知れない・・否構造上わざとこの様な欠陥部屋を提供をする為に建設をした訳では無い


まあ今はそんな事は別に言いか・・とただ私が考え事をしていたら、叔父さんが「もしかして此の部屋の作りが元が何かを察したな」と言って来たので叔父さんが言って来たので、傑さんも此の部屋が元が無いかを察したのかが分かってくれたようで


「なら別の部屋に変えるか・・此処に集まったのも幸恵さんの生存の確認と敵の殲滅の報告をする為に集まったようなものだ、其れに昇一さんには途中で話を中断をされてしまったから、一緒に此処に居る全員と話を聞かせて貰いたいシナ」と言う事を言って「傑さんが居た部屋」に一同エレベータに乗りながら向かったのである。


そして・・傑さんの部屋に着いて先ず最初に傑さんは周辺を確認をしてから「如何やら此の部屋には俺達4人以外居ないか」と呟いたのだ


其れで傑さんは先程から「サーマルゴーグル」と言う「紫外線か赤外線か確か体温」で判断をするとか言っていたわね。


其れで先程の黒づくめの集団は「テーゼ」と言う名前らしい・・其の事で傑さんは「「まあ理解してる人もいるがテーゼと言うのは評議会」とか其れに近い言葉だ・・だからこそ彼らは自分達の理想の為に我々の排除を目論んだ可能性が有る」


と言っていたなあ、自分達の理想の為に我々まで只無関係な人間まで多くの犠牲を払う事は1人の部外者又は此れから遭うであろう被害者の一人といては見過ごす事は出来ないのだ。


と考えていたら傑さんが「如何やらその疑問詞をした目から見て「如何して先程の意味深な言葉を言ったの?」と言う顔つきに成っているぞ・・


先ず最初に俺以外の3人に言わなければ成らない事が有るが俺自身が此のノヴォシビルスク王国に来たのは外務をしに来たためと言うのは本来は表上の理由だ


元来の目的は「此の世界に飛ばされて来た同胞を探して・・そして救出をしてそして自分達の国家の建設・・其れが俺等の目標であった」・・そして此処に居る人間は俺からして見れば同胞に過ぎないのだと他の3人に告げたのである。


其れで愛実さんが「そう言えば、傑さんは別天津神共和国連邦の最初期のメンバーで、そして最初の別天津神共和国連邦の構成国である南氷共和国の建国者なんでしょ?・・だから建国秘話とかないの?」と尋ねて来たから俺は淡々と三人に建国秘話を語って言った。

「以下建国秘話」

「そもそも「別天津神共和国連邦の存在意義」は「転生者や憑依者と言う過去な記憶を持つと言う因果な人間を一つの場所に置いておく」、「そして神の名の元で主義主張関係なく・・全ての人間を創造神の名の元で一つにさせる」其れが別天津神共和国連邦の存在意義だ」と大将である「赤家さん」に言われた。


其れで俺自身は最初に赤家さんに「何で自由とか平等とか、帝国主義や議会制民主主義とかの政治的な要素を加えなくて、あくまでも神権政治と言う手段にしたんだ?」と俺は行った時に赤家さんは少し悩ましげに一度なった後に俺に対して


「そうだな、最初は傑さんと同じ様に「全体主義」で国家運営の基本として進もうと思った・・だが其れだけだと「別の主義主張」を取る連中が出て来る。


だが別に其れは其れで仕方が無い事だと思う・・所詮人間は考えや価値観が一緒の人間は少ないのだ。


だからこそ別に主義主張で否定はしない、だが主義主張で内戦や他国による軍事介入又は干渉をさせられてはたまらない其れで国家の滅亡をさせられたら目に当てられないからな。


だからこそ、どれなら一番文句を言われなくて済むかと考えた際に原初的な考えで「神権政治」に戻せば万事解決とそう思えて来たこそ「神権政治」にした。


何故なら「人間が作り出した考えや思想で同じ人間を縛りそして管理をしてるからこそ、同じ人間が考えた欠陥のある思想の為に死ねるか」と言う人間が出て来ても可笑しくは無い」と赤家さんは平気で言ったのだ。


そして続け様に赤家さんは「残念ながら其れが人間と言う物だ、此れは歴史と言う本質から十分に理解できることだ・・だからこそ人が人に支配をされたくないと言うのなら超人や神に支配されるしか長期の安定政権を維持する事が出来ないのだ」と赤家さんは只独白をする様に言ったのだ。


其れで俺は赤家さんの話を聞いて「そうだとしても、だからと言って監視をする事が無い独裁政治を続けたらどうなるか、アンタは理解できているだろう」といったんだ。


確かに俺の前世の地球でも「独裁制を敷いて専横者が牛耳る国」は有った・・だから赤家さんは俺の考えや主義主張を否定も肯定もしずに一通りに聞いた上で以下の様な事を喋ったのである。


「傑さん、アンタは理解できていない・・そもそも国家と言うのは「家」と同じで其の内壊れるし、自然が来ればその内倒壊を起こす、


だからこそ普通の金の有る人間は新たな家の購入と言う手段に走るだろう・・其れが世の中の理と言う奴だ


だからこそ「家の形を護らなければ成らない」と言う理由で其のまま放置をすれば腐って倒壊をしてしまう物だ、だが其れで倒壊して影響が出るのならば


だからこそ我々がしなければ成らないのは本来の行動は「家族と共に過ごした時間や外の風景や其れ等空間」を外敵から守る事が本来必要な行為だ。


だからこそ、松尾芭蕉と言う俳人がな「国破れて山河在り」と言う言葉を残した通りに「例え人間の創った物が滅びれど、自然等の有りの侭である存在、文化や言語、思想が残る」と言う事に成る


だからこそ「国家の存在意義」が守られる様に事前に周辺国家に伝える「我々と共に神の名の元で国家間の平和を行おう」と事前に伝えれば「彼らの理念は確かに正しかった、だが其れを上層部が道具として利用をしたのだ」と言えば「神の名の元で国家間の平和を保つ」と言う理念は残る、だからこそ国家の存在意義に「神権政治」を選んだ。


其れに他国との吸収併合をする際に「神の名の元に一つに成った」と言う風に宣伝をすれば要らぬ争いを生まなくて済むしな」と言ってんだ


だからこそ、俺は赤家さんと言う人間は「こんな為政者が要れば国が安泰なのになあ」と言うのを体現をしている様な人間だと今でも時々思えて来る」と傑さんから聞いた「赤家さん」は「為政者としてなら此の人に着けばまず安心」と言う様な評価だった。


もし赤家さんが此の世界に来たら「神聖シベリア帝国」で彼は何を望むのだろうか?、そしてもし傑さんの代わりに此の世界に降り立ったのならばどの様な政治や世界への戦略を取るのだろう?


そして傑さんは「もしかして此の世界に赤家さんが来たら早期に平和が訪れると思って要るだろうけど大将はそんな事をする様な優しい性格の持ち主じゃないぞ」と言ったのだ。


まあ言動がから察する、確かに赤家さんの行動から見ると「合理的」に為政業をして来たらしいから、もしかして完全に「王族の抹殺」を企てる可能性も充分に考えられるのだ・・そう私が考えていると


「もし、大将が此の世界に辿り着いて最初にするべき行動は・・混乱している地域の占領と言う行為はしないだろうなあ。


大将なら国力の発展を第一に動く・・そして混乱をしている地域に「国営の傭兵会社の大量派遣」と言う名目で「依頼人が存在しない」のに「紛争地域に武力介入」をする


そして、其の紛争地域に居る「支配者や指導者等のリーダー諸共此の世からの排除」を多分だが命令をしただろうな


何しろ大将は「後で自分の敵対者又は正統性のある人間の排除」を第1に行動をするだろう、


 如何してそう言う理由と成り得るかは「国家連合の中心に置くのは我が国の筈・・なのに新参者である貴方のゆう事なんて聞けれ無いわ」と言って「政治的な主導権の譲渡」が彼らは望んで・・そして「政争への発展」に成ると言うのを事前に防ぐ為や


 「先程の独立戦争は確かに貴方の助力で独立できた、此れは100歩譲って認めるは・・だけど此処は代々私達の国の支配下に置かれていた・・だからこそ、国家連合の参加を認めるけど内政干渉だけは絶対でしないでよね」と言われてしまう


だからこそ「国家の象徴や国家の統治の正統性」が多くの人が見て理解できる「王族や公爵」は大将自身は思想や国家連合の樹立と言う事業の妨害をしなければ「生かす」


だけど邪魔立てするなら、最初は注意、次に説得、その次に脅し、最後に此の世からの排除と言う段階を踏んでするだろう。


勿論ちゃんと後世の人間に叩かれ難い様に「彼は詰まらない混乱を発生しない様に段階を踏んで王侯貴族説得をやっていたのに、自身の対面やプライドや利権の保守を拘り過ぎたから、赤家は断腸の思いで彼らを粛清をした」と言う風にするだろう


だが其れでも一部の人間は「王族や皇族を錦の旗を掲げて別天津神共和国連邦への排除を又は宣戦布告的な行動」と言う事態に成れば大将は迷わずに「革命を起こそうとした人間の此の世からの排除」を行う・・


其れで俺から見た赤家好古と言う人間の性格は「理想の為に多くの犠牲を払おうとする人間や思想の為に関係ない人間まで巻き添えを食う事も厭わない人間への警戒心の増幅と徹底的な監視」をする様な人間だぞ


まあ赤家さんは「思想や主義主張と言う存在を道具」と思って要るから「思想の実現の為に多くの人間や物を犠牲を払う事は当然の議決だと考える連中」は憎くて憎くて仕方が無いそうだ。


だからこそ多分だが赤家さんが此の世界に来ても「トムクス公国の破壊」まではするが「トムクス藩王国の樹立」までは多分だがしないだろうな。」と傑さんは言ったのである。」


そうか・・確かに利害関係から考えて赤家さんが「旧トムクス王国の上層部の保護」をした所で旨みが無いと言う理由で「王国の復活」をしないと言う選択議も出来る


そう言う風に話していると傑さんが「そう言えば昇一さん・・黒づくめの集団で妨害が入ったが、アレクサンドル・トムクスとアレクサンドル・ノヴォシビルスクは別人と言ったな・・あれの続を詳しく話してくれないか」と叔父さんに頼んだのだ


やっぱり薄々感じてはいたけど「別人」だったか、と言う事は「ルドルフ・ノヴォシビルスク」は生きていたのかも知れないなあ。


そうならば彼なら「トムクスの風雲児の死亡の真相」に辿り着くんじゃないのかなと私は思った・・だけど傑さんは叔父さんの事を「昇一さん」と言っていたなあ


やはり私の身近には「同族否同胞」が此の世に対して幅を利かせているのかも知れないなあ・・だから「モンゴル帝国の領土の躍進」には傑さんや叔父さんの様にも「前世の記憶を持つ人間」が居ても可笑しくは無いなあ


そうなれば、「モンゴル帝国の本来の計画通りに進めれば・・今月中にノヴォシビルスク王国との和平」をしていて「ロシア王国への遠征」をしていただろうなあ。


まあ夢のまた夢の話なんだけどね、だけど「モンゴル帝国と其の軍隊の躍進」には何らかの意図が有るのかも知れないなあ。


例えばだけど「モンゴル帝国の重臣又は有力者」に先程述べた「現代的な軍事学」を知る人間が在籍しても可笑しくは無いな・・そして叔父さんは先程の話を続けたのだ。


「そうだな、まあある程度察しが就く通りに二人の関係は親子の関係と言っても正確に言えば叔父と甥の関係、様は養子縁組をしたのだ」と言ったのである・・


だからこそ俺は「確かに実子への相続はノヴォシビルスク公国では御法度」と言う事は「アレクサンドル・トムクスとルドルフ・トムクスの関係」も「親族間の養子縁組」と言う手段で「公国の継承と言う財産の相続」をしてきたのだ。


否逆に考えれば、そもそも「養子縁組」をこうも熱心にするのだろうか?確かに最初期の頃は「此のノヴォシビルスク公国」と言う存在は「受け皿」と言う印象が有った・・そして先の大戦により「独自の自治支配権」を獲得をした筈だ。


だけど其の時の「ノヴォシビルスク公爵」は昇一さんからの情報では如何やら彼は最後まで「実子を設ける」と言う事は残念ながらしなかったそうだ。


そして「ノヴォシビルスク公爵の死後」は当然の様に「今のトムクス藩王国の御姫様やアナスタシアから見て曾爺さん・・爺さんの爺さんの次男坊」順当から見て次の「ノヴォシビルスク公爵」に当然の話成る筈だった。


だけど「アナスタシアの爺さんの爺さんの親父さん」そう「本来ならば此の人物こそがレフトムクス9世と成る筈だった人間」は如何やら大変に色欲が存在しなかったのか・・其れとも結婚をする女性の性格を信用出来なかったのか


果ては例え「先祖が一緒でも時代が経てば赤の他人・・だから信用できない」と言う理由で又は「女性恐怖症」で又は「真の愛妻家」だからこそ、妻を一人だけしか娶らなくて


そして・・其の娶った奥さんは残念ながらを「アナスタシアの御御爺さん 爺さんの爺さん」を生んで数日後に病気で死んだらしい


まあ此の頃のは残念ながら現代医学の様に発展し切れていないのだ・・だからこそ子供を産んだ女性が何らかの病気を起こして其のまま死ぬと言う事が別に起きても可笑しくは無いのだ


そしてアナスタシアの爺さんの爺さんの親父さんは「妻の死」から一度も他の女性を娶らずに自身の息子を只愚直に可愛がる様に育てたそうだ。


そう「レフトムクス9世の親父・・確かな名前はイワン・トムクス」の親こそ・・一時期神聖シベリア帝国を壊滅へと追い込もうとした「レフトムクス8世」である、


そして先程述べた「レフトムクス8世」は反対に大変に好色家だったが・・だからと言って彼も馬鹿じゃ無かった、彼が夜中に添い寝をする女性は全て「生まれた直後に両親が死んだ又は捨てられた女の子」で有るからだ。


だが残念な事に先程「女の子を国が全て育てる」と言う行為を最初に考え・・そして「レフ・トムクス8世」に提案を出したのは他でも無く「当時のノヴォシビルスク公爵家の当主」だったそうだ。



其れに因り一番割を食ったのは・・「妻の実家?」否違う「妻の実家は王族・・詰まる所の公爵家」である


そう他でも無い「ノヴォシビルスク公爵家」である、では何故「ノヴォシビルスク公爵家」が役損かと言えば


「もし此処でノヴォシビルスク公爵家の当主が他家の人間の娘を娶り・・そして自身の後継者の出産を企てた」と言う事に成れば


別の視点から考えれば「ノヴォシビルスク公爵家の御家御取り潰しとノヴォシビルスク公爵領の他公爵家への再分配」と「ノヴォシビルスク公爵家を支えた存在の粛清」と言う事をしても「ノヴォシビルスク公爵家側」からしても文句を言えないのである。


其れだけ「ノヴォシビルスク公爵家」と言うのは「神聖シベリア帝国のもう一つの宗主国」、「神聖シベリア帝国の裏を司り・・そして其の裏を支配する物」それ程「ノヴォシビルスク公爵家」と言う公爵家が他の公爵家様に簡単に御取り潰しが聞かないと言う理由だ。


だが、反対に先程の権力を「神聖シベリア帝国に反旗する為の手段」として使うのならば「ノヴォシビルスク公国を除く神聖シベリア帝国の構成国」は「ノヴォシビルスク公国への宣戦布告」をすると言う「初代ノヴォシビルスク公国の当主」が宣言をした事だそうだ。


案外「ヒュードル・ヒョードルフ」は「将来起こるであろうノヴォシビルスク公国の当主による神聖シベリア帝国への軍事クーデターやそして反乱行為、そして独立戦争」


そう全ては嘗て自分達の故郷や土地を支配をしていた「神聖シベリア帝国の末路」と同じ事が起きると踏んだから・・まあ今の「ノヴォシビルスク王国の健全化」が出来たのだ。


まあ・・天と言う存在は「ノヴォシビルスク王国」まあ其の当時は未だに「ノヴォシビルスク公国」に御加護をしてくれるそうだ。


理由は実の事を言えば「アナスタシアの爺さんの爺さんは実は双子」だったと言う訳だ。


如何やら昇一さんの情報では昔から此シベリア帝国内の風習で「双子以上主産をするならば、どれか一人正統なる自らの地位を継がせる為に残し他は生贄に大地を司る大いなる存在に其の命をささげよ」と言う言い伝えが有る。


まあ殆どは「教会」の宮司と成りて・・先程述べた長男が夭折や事故死をしない限りは世俗への復帰を世間は許さないだろう。


だからこそ、この様な言い伝えでは最悪な話「この世の混乱を助長をする為に暗に双子の片方を此の世から消す」と言う考え方も暗に伝わってくるのだ。


そして昇一さんは話の続として・・そして昇一さんは大変に重苦しい顔付で話し出した


「そして、アナスタシアの爺さんの爺さんは自身には同じ顔の双子が存在知ったのは他でも無い・・爺さんの爺さんが15の成人を迎えた其の日まで知らなかったそうだ。


まあ彼からして見れば「自身にそっくりな人間」が「自身の裏を操る」と言う事に成れば、最初の頃は「例え同じ容姿でも周囲の価値観や環境でこんなにも変わる物なのか」そう言う心境に成り「何故天と言う存在は自分以上の存在を似せて作らせたのか」と半ば嫉妬染みた事が起きました。


だけど、アナスタシアの爺さんの爺さんの治世・・まあ詰まる所は「トムクス王国のレフ9世の治世」に「ロシア王国のシベリア地域の侵攻」をしたのである。


そして「レフトムクス9世」は自身の双子の弟に支えられながら「神聖シベリア帝国の大地」を支配した、だが天と言う存在は先程の「レフトムクス9世の双子の弟の崩御」をしました。


此の時の出来事が有ったからこそ「ノヴォシビルスク公爵家の断絶」と言う事は「他の公爵家の人間」が「旧ノヴォシビルスク公爵家領の分配」が計画として起きる事が一旦に成ったそうだ。


だが「レフトムクス9世」は家臣に対して・・睨みを効かす様な顔付をしてどすを聞いた声で


「さて、お前らの頭の中では「せっかく王家の目の上のたん瘤であるあの忌々しい公爵家が滅んだ」


だからこそ此の滅んだノヴォシビルスク公国は我々有能な家臣に分配すると言う行為はしない・・


理由は貴様等も知っている通りに此の家を取り潰すと言う事は此の国を否国家連合を破滅に追い込まれていくと言う事に成るがお前達は其れを望んで要るのか?


まあいい如何やらお前達は如何して歴代のトムクスの宗家が長年「闇の権化とも言えるノヴォシビルスク公国の断絶」をしなかったのか解るか?


其れはな・・確かに奴らノヴォシビルスク公爵家は此の王族と言う地位を生まれた順番だけで成る事が出来ずに死んだ、


王よりも優秀さや覇気や風格が存在して居るのに血の順番だけで成れずに子孫も残す事が出来ずに、様はノヴォシビルスク公爵家には不の感情が溜まっている


そして何よりも、ノヴォシビルスク公爵家には大きな犬・・否確か東洋の島国にで有る「大日本帝国」では「狐」だったか


まあ良い先程我が言っている通りに「大きな黒色の狐」が「ノヴォシビルスク公爵領と其の当主」を守護をしている


逆に言えば「先程述べた黒色の大狐」が「他の女と交わらないからこそ此の台地を守護をする」と言う捉え方も出来なくはないな


だからこそ触らぬ神に祟りなしとは良く言ったものだ・・其れで何故我が此の事を知って居るのかと言えば、先程大狐に在って来たからだ。


子の大狐は自身の能力で「人間に化ける」と言う事も造作もない事だそうだ・・だから彼女を怒らせは成らないのだ」そう言ったのである


其れに因り、一番信頼を置いていた「自身の弟の早すぎる崩御」により「レフトムクス9世」は多少専横政治を取りだしたのである。


だが其の専横政治の仕方の言うのは「優秀な人間なら例え身分が低くても、多少出が悪くても、例え体に怪我を負っていても耳を傾け取り入れる」と言う政策や「徳川将軍家の8代将軍徳川吉宗がしていた目安箱」を導入をしたりした。


だが「レフトムクス9世」はなかなか結婚をしようとはしなかった、何が原因なのかは分からない・・単に仕事が忙しかったのか、親戚である公爵家の人間も信用出来なかったのかも知れない。


そしてレフトムクス9世は「隣国である満州帝国の皇女」を自身の妻に迎えたそうだ・・此の時「レフトムクス9世は37歳」そして満州帝国の皇女であった「 愛新覚羅・黄奏」と言う名前だったそうだ。


勿論事、黄奏と言う名前は「此のシベリア帝国に嫁いでからつけた名前」だそうだ・・此の頃の「満州帝国」では「女性」には「何処何処のの誰々の娘」と言う言い方しか無かったそうだ。


だからこそ「レフトムクス9世」は自身の妻に対して「己の下の名前を付けて、そして以後其れを万民に広めよ」と言ったそうだ。


そして二人の年の差は大体「18」も離れており、本来ならば上手く結婚生活を送る事が出来なかったでしょう


だが、其れでも尚二人は仲睦まじくやっておりました、さて「2カ国の間を持った仲人役」は実の所は「大日本帝国」だったのである。


何故「大日本帝国」と言う東洋の島国が2カ国の交友の縁を取り持ったのかは「大日本帝国自身の友好国の確保」と「対大漢帝国」と「対モンゴル」が「満州国と神聖シベリア帝国への侵攻をした際に大きな貸を作り・・間接的な属国にする為の布石」と言う見方も出来る


まあ此れにより「満州帝国」と「シベリア帝国」は間接的に大日本帝国に大きな貸を生む事に成ったのだ。


そして多少余談に成るが「二人の結婚式」は「シベリアでも満州」の2カ国でも無くて実の事を言えば「大日本帝国の札幌」と言う所で行われたらしい。


まあ理由は「大日本帝国の凄さを2カ国の人間達に理解をさせる為態々自慢や自分達の文化力が劣っている事を痛感させる為や


我々大日本帝国に逆らう事が以下に愚かで無謀な事かを示す為に態々お二人とそして重臣である王族や有力貴族を招待」をさせたのが一番の理由だろう。


そして「レフトムクス9世」は結婚をしてから大体2年の月日が経った頃に「後のレフトムクス10世」が生まれる事に成りました。


だからこそ本当ならば「王子の教育指導」と言う名誉なる役割は「ノヴォシビルスク公国の当主」がしなければ成らない仕事だった。


そして一時的だが其の役目を引き継いだのが「愛新覚羅・黄奏が引き連れた家臣団」が原因だと言われている


だからこそ「レフトムクス9世の代」で「ノヴォシビルスク公爵以外の他の公爵家」は王家との間に深い溝が出来る事に成りました。


そして二人の結婚が「神聖シベリア帝国の破滅」に繋がるとは其の時誰も思いませんでした。


だが「外国人の奥さんを娶って対立」を考えるほど「ノヴォシビルスク公爵家を除く他の公爵家」は馬鹿じゃ有りませんでした。


当然「皇后の暗殺」は「満州帝国」引いては「大日本帝国」に対して泥を塗りそして背くと言う事に変わりが無いからである。


そして先程述べた後の「レフトムクス10世」が生まれて9年後に「レフトムクス9世の第5子」が生まれて


後の「ノヴォシビルスク公爵家の当主」に成り、そして何を隠そう今の私自身の名前のルーツと成った「通称先代イワン・ノヴォシビルスク」が生まれたのである。


残念な事に「次男と3男と4男」は流行りの病気により残念ながら死んで仕舞ったと「ノヴォシビルスク公爵家」ではそう書かれているのである。


そしてトムクス宗家の掟により「イワン・トムクス」は生まれて間もなく「ノヴォシビルスク」に預かる事に成りました


そして此れにより10数年間の間お家の断絶の憂き目に遭った「ノヴォシビルスク公爵家」は復活を果たす事に成り、「イワン・トムクス」は後の「ノヴォシビルスク公爵家の当主」に成る事に成りました。


そして天と言う存在はトムクス宗家に試練を課すかの如く、或不運を起こしました・・そう「トムクス9世の崩御」で有った。


確かにレフトムクス9世が生きていた時代は「人間50年」と言う世界だった、だが彼が死んだのは残念乍ら「享年45」で有った。


だからこそ未だに後の「レフトムクス10世」は為政業が出来ない状態でいるのだ・・本来ならば「ノヴォシビルスク公爵家の当主」が「後継者の儀を済ませずに先代の王が死んだ時の後見人」としてする筈だった。


だが先程の公爵家の役割を果たす事が出来ずに、そしてその代りを担ったのは「実の母親と其の取り巻き」だったのだ。


まあ此れによりノヴォシビルスク公爵家以外の全公爵家は「トムクスの宗家」に対し宗家との距離を取り「独自の行動」を取るように成りだした。


そして此れにより「神聖シベリア帝国内での内紛化」が決定的に成った事は言うまでも無いのだ。


そして「レフトムクス10世」は「母親と其の取り巻き」に大変に可愛がられる事に成りました。


如何して可愛がられたかと言えば「満州の風習」では「政治の時に追うが下手な欲望を出せば国が破滅をするだろう・・だからこそこう言うのは賢者に任せた方が良い」と言う教えが有ったそうだ。


まあ結果的に彼自身は「為政業」をしずに只ひたすら「花鳥風月」と「芸術」に没頭をする日々を人生の大半を使う事に成った。


だが天と言う存在はトムクス王国に試練を落としたのだ、其れはレフトムクス10世が25歳の時にとある重要な事件が起きたのだ


其れはトムクス王国の隣国に成る「大漢帝国軍の神聖シベリア帝国の侵攻」そう言う事件が起きたのだ。


其れこそ「大漢帝国軍」は30万の大軍を当時の皇帝「第7代大漢帝国の皇帝である高傑帝」は自身の息子であり「後の第八代大漢帝国の皇帝と成られる争覇帝」を総大将に据えて進軍をしたのだ。


そう其の時に活躍をしたのは勿論の事「レフトムクス10世の弟」である「イワン・ノヴォシビルスク」で有った。


だが例え辛くも「大漢帝国の撃退」は出来たんだが此れによりとある時間が起きたのだ「他の公爵家がノヴォシビルスク公爵家に臣従建てをする事件」が起きたのだ。


まあ理解は出来なくも無い「長年此の国の全ての闇と影を司ったノヴォシビルスク侯爵の方が此の国の為に成る」と考え出したのである。


だからこそ「ノヴォシビルスク公爵家への他侯爵家や有力貴族のごますり目的での接触」を仕出したのだ・・当然の事「トムクス宗家」は黙って居る訳が有りません。


だからこそ「ノヴォシビルスク侯爵家の御取り潰し」を「愛新覚羅・黄奏」否確か彼女は反対をした筈だ・・まあ自身の腹から生まれた言わば大事な人の分身みたいな物を殺したくないと思うのは仕方が無いだろう


だが「先代の皇后が引き連れて来た貴族集」は反対に「ノヴォシビルスク公爵家の解体」を望むようになった。


だが最終的には先程述べた貴族集は全員暗殺をされたのだ・・理由は何か?と言えば「先程述べた黒色の大きい女狐」が原因だ。


さて此れにより「神聖シベリア帝国」と「満州帝国」との間には大きな亀裂とまでは行きませんが其れなりの緊張関係が生まれる事に成りました。


そして此れを気に有力貴族やノヴォシビルスク公爵家以外は一斉に「トムクス宗家」に対して以下の様な言葉を掲げて反旗を翻しながら立ち上がりました「外国人の母親の言い成りに成る王は此のシベリア帝国には不要也」と言う事が起きて


そして等々神聖シベリア帝国では「内戦」にまで勃発をする事に成りました・・此れは我々の世界では「亡霊戦争」と言われているのである。


では先程の「亡霊戦争」と言うのは「戦争の終結までに38年間」も掛かったと言う程・・そして「極東地域のシベリア地域からの離反」を生み出す切っ掛けと成ったのだ。


此れにより「神聖シベリア帝国の国土」は大半が壊滅状態に陥る事に成りました・・そして此の戦争の最中に「レフトムクス10世」は「32」と言う若さで敵の攻撃に会い病没する事に成ったそうだ。


そして、「レフトムクス10世」残念ながらは子供を残す事も無く此の世を去ると言う事態に陥ったのだ・・


そして「宗家の御家の断絶」と言う行為が起きた場合は建国時の憲章で「ノヴォシビルスク公爵家の当主」が先程の「王の玉座に着く」と言う事をしたのだ。


そして「イワン・ノヴォシビルスク」は自身の母が生まれた大地を支配している「愛新覚羅・黄奏の自身の姪の子」を「自身の息子」に嫁がせたのである。


当然此れをする理由は「満州帝国との連帯の強化」そして「不信の払拭」をさせる為に再び「満州帝国の皇帝の娘」を嫁がせたのである。


其れで二人との年の差は、まあ大体「25歳」も年の差が離れていたのだ・・其の時「イワン・ノヴォシビルスク」は「40歳」で相手の方は「15」と言う状態だった。


だからこそ自身の両親と同じ様な人生を自身が体験をすると言う何とも滑稽で不可思議な人生を「イワン・ノヴォシビルスク」が体験をしたのである。


そして最終的には「イワン・ノヴォシビルスク」自身は自身の人生が潰えるまで「神聖シベリア帝国の皇帝」と言う魅力的な地位には座らずに・・自身の役目を全うをして「88」まで生きたそうだ。


其れで「イワン・ノヴォシビルスクの治世」だった頃は「自身の息子全員」に「彼自身が幼少期に叩きっ込まれた教育方法」を自身の孫にまでしたそうだ。


そして、彼が居た事により「神聖シベリア帝国内の内戦の解決」や「満州帝国との問題解決」を果たす事が出来たのだ。


そして彼が結婚をしてから3年経った時に初めて彼自身の第一子が生まれる事に成る・・そう後に「レフトムクス11世」に成る男が生まれたのである。


彼は直々に自身の親に教えられる事により自身の性格は早い段階から「個性」と言う物を消す事に成ったのだ。


そして・・「レフトムクス11世」は自身の回顧録を部下に書かせた際に無意識の内に以下の言葉を述べていたそうだ


「私は親父が憎かった・・そして自身の弟も憎かった否両者自体が憎かったわけでは無い、


私が憎かったのは親父自身そして弟自身が此の様な忌み嫌われて恐怖の権化、其れを言われ続ける様な訳ありの公爵家の体質と、


そしてそれらの社会的評価の低さ・・そしてそれらを只一人背負わなければ成らない不条理さが憎かったのかも知れない


只私はそれらを憎んでいた下手に変える事により多くの犠牲者が生まれる、だからこそ其れを防ぐ為に歴代の公爵家の人達は宗家の人柱に成ったのかも知れない


だからこそ人柱に成ったからこそ少ない犠牲でこうも長い間此の国を維持できたのかも知れないなあ」そう言う風に呟いたのである。


彼の治世の代では自身の親父そして弟がいたからこそ此れと言った問題が起きなくて済んだのだ。


そして最終的には彼自身は「78」まで長生きをして息子が二人娘が1人生まれる事に成ったそうだ。


因みにだが彼の奥さんは隣国の「ロシア王国の王の娘」であった・・此れにより「神聖シベリア帝国とロシア王国」は御姫様と結婚をすると同時に


「ロシア王国と神聖シベリア帝国の2か国間」後に「満州帝国も参加した事により3か国間」の「相互扶助条約と不可侵条約の締結」により一部の人間は先程の条約を見て「神聖ソビエト帝国の復活」と囃し立てたそうだ。


そしてレフトムクス11世が大体32歳にに成った時に結婚をして・・そして其れから2年後に自身の第1子であり「後のレフトムクス11世」が生まれる事に成り、そして息子の教育を自身の弟に任せました。


だけど彼の治世で途中有る事件が起きました・・そう其れは長男の夭折と言う悲しい事件が起きました。


多少余談基本的には成るが「トムクス家の掟」として「正室の没後又は妊娠の不可能と分かった際に側室の受け入れをする」と言うルールが存在したのだ。


だからこそ「お家断絶の危機」や「公爵家の宗家への婿養子化」が頻繁に起きる事に成りました。


其れで話を続けるが・・そして今度は次男も病気にかかり、そして帰らぬ人と成ったそうだ。


此れによりレフトムクス11世が43の時に生んだのが後の「レフトムクス12世」に成る人物だった。


そして残念ながら「ロシア王国から嫁いだ来た御姫様」は4男で後の「ノヴォシビルスク公爵家」と成る人物を産んでから「6年後」に病気により死んだと伝えられている。


其れは自身の妻を「57」で死んでからはレフトムクス11世はそれっきり表に政務を一切出ずに・・後の「レフトムクス12世」に禅譲をして自身は空くまでも政治の補佐又は後継人をすると言う体制を取ったのである。


そして「レフトムクス12世」は性格として割と物事に対して慎重に成らずにがつがつと行動をする様な人間でした、だからこそ自身の弟とである「ノヴォシビルスク侯爵」の忠言を一応聞いてはいましたか


まあ何方かと言うと「神聖シベリア帝国の為政業は俺が全て決めて行くんだ」と言う・・ようは彼は専横政治をしたがっていた。


彼は多分だが他の歴代当主の中で一番顕示欲が高いのは「レフトムクス12世」だと思うなあ


理由としては殆どのトムクス宗家の当主は対外戦争を自らしなかった、否遣ろうとはしなかったのだ・・理由としては「軍事力の増加によく税金の上昇による、そして侯爵家や地方の有力貴族の発言力の増長化の阻止」と言う事があげることができるのだ。


だが「レフトムクス12世の治世」にとある事をしたのである、其れは「大漢帝国への軍事遠征」と言う事である。


この頃の「モンゴル帝国」・・まあ正確的に言えば「大漢帝国の属国 モンゴル王国」と言う立場だったが、ある程度「大漢帝国」からの高度の自治権を一応貰って居る事だが多くのモンゴル人は「大漢帝国からの独立」を望んでいたんだ。


だからこそ「大漢帝国」は「モンゴル王国への懲罰派兵」を多々行っていたのだ、其れが原因で「大漢帝国の財政」早い話は火の車状態であった。


さて話を戻すが何故レフトムクス12世は「大漢帝国への遠征」をしたのかは「攻められたら攻め返すと言う精神」、「独立国のモンゴル帝国の独立による大漢帝国の戦力や影響力の削減」、「対漢同盟を結ぶため」と言うのが正直な所其れが理由らしい


其れにより「モンゴル帝国の独立」と「大漢帝国の戦国時代化」が起きる事に成ったのだ。


そして「レフトムクス13世」はすくすくと育ち・・そして彼が後に「トムクスの風雲児」と呼ばれた「ウラジ―ミールトムクスの父親」と成る人物だ。


そうアナスタシアから見れば自身の祖父に当る人物だからな、そして彼の弟が「アレクサンドル・トムクス」で有った


そして一つ余談になるが此の世界では「10台の結婚」は合法であるが・・「神聖シベリア帝国内」では「晩婚化」が普通であった・・まあ理由としては「建国者が晩婚であったということ」、「早期に結婚をすれば早い段階で権力の譲渡をしなければ成らなかったから、其れの阻止の一環の為」と言うのが理由らしい。


そして「レフトムクス13世の治世」は基本的に「大人しい」此の一言に尽きて仕舞うのだ・・だが残念な事に良くも悪くも自身の弟がいなければ政策碌に出来ない・・そう言う状態であった。


そして彼の弟・・そして名目上「ノヴォシビルスク王国の建国者」と「レフトムクス13世」には「6歳」程の年齢差が御座いました。


其れで彼の奥さんは彼自身が「28」の時に「ロシア王国」から「14のお姫様」を嫁がせたそうだ。


そして「レフトムクス13世」自身は割かし他の歴代当主と比べて・・結婚年齢が割と早かったそうだ。


さて二人が結婚をして大体「2年後」に双子の赤ちゃんを産んだ、しかし若くして先程の双子は病気で死に・・そして自身の妻も病気に罹りそして「遠くから来られた御姫様」は僅か「21」と言う余りにも早い人生を幕を引く事に成りました。


そして其の後レフトムクス13世は「自身の43歳の再婚」をするまで、殆どの為政業を全て「アレクサンドル・トムクス」業務の放り投げをしました。


そして・・最終的には「自身の身分と地位の禅定」を「アレクサンドル・トムクス」に渡す事にしました。


其れで先ほどの命令を受けた王の直弟であった「アレクサンドル・トムクス」は自身の兄に対して


条件を付けて「では先程の提案を受け入れましょう・・その代わりに自身の側室、又は後妻の受け入れをして下さいね」という感じで、まあ多少の脅しを入れて業務の継承をしたそうだ。



これにより「アレクサンドル・トムクス」は回顧録を書いていた部下に対して・・自身の愚痴を吐くように


「此の無責任な兄により私は書類との格闘でまともな休憩と睡眠を取る事が出来なかった・・


本当なら途中でぶっ倒れていないと可笑しくは無いのに私は生きている、まあ全てはあの御狐様のお蔭だけどね」と言ったそうだ。


そして昇一さんは「そろそろ喋りつかれたから一旦休憩を挟んでから現代の話をするが良いですか?」と尋ねて来た


そして昇一さんは「さて一先ずは「建国から此処70年」までの簡易的な話を述べました・・傑さん、幸恵さん、愛実さん。そしてアナスタシア、此れ等の話を暴露した以上は一心同体ですからね」


だからこそ、此れから俺自身は自分の親父に「オムクス特別行政地区への出向」を頼む積りでいる。


だから傑さんは確りと私を匿って下さいねと頼まれたのである。



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