駆け引きと再開
大将は口癖で政治の世界と言うのは「少犠多益」と言う事を言っていた・・字の如く「少ない犠牲で多くの人間を利益を享受させる」と言う事が「上に立つ人間の責務」と言っていた。
確かに「多くの犠牲の元に大多数が幸福に成れば世の中上手く往く」と思うが反対に「少数の犠牲に成る人」は「此の世」に対して不満を持つようになり「反政府主義者」に成り・・そしてテロリストに成りと「不幸のスパイラル」に掛かるのだ。
確かに大将は言っていたなあ「何らかの嫌われ者や憎まれ者が存在して居るからこそ・・多く人間はそいつ等を叩く事で一体感や結束を生まれるのだ、
まあ様はあれだ「ナチス・ドイツ」が否嘗ての「中世欧州人」がユダヤ人又はユダヤ教を崇拝をする人間を叩く様にする事で一体感を生み出す事が出来た。
人間の本質何ざ所詮はそんなもんさ「気に入らなければ叩く」、「存在して居る事時代が気に入らないからと言う理由で此の世から排除をする」、「貴様らが存在するから損をする・・だからもう此の街から出てけ」
さて、当然「迫害された人たちはこの様な仕打ちをする人」や「この様な事を仕向けた人間」への復讐心を持ち先程の人間共を殺すような行動に出る。
だからこそ・・「少数の犠牲」を被る人間には多少の飴と成る物が必要なのだ、例を挙げるのならば一部の業種の独占化とかである。
さて如何して、御堅い「政治の話」をしているのかは此れから「ノヴォシビルスク王国」の上層部との会合を控えているからだ。
まあ今日は只此の国の観光をするんだけどな・・それにしても「清美さん」は無事なんだろうか?
何しろ今彼女は此処から東へ「約400キロ」も離れているのだ・・だからこそ「モンゴル帝国軍」に拉致をされてしまっている可能性すら考えられるのだ。
もし「清美さん」がモンゴル帝国に拉致をされて・・無残に殺されてしまったら俺自身は「モンゴル帝国の蹂躙」をするだろう。
大将は「為政者が感情や私怨で為政業をするな!!そんな事をすれば亡国の道に進むだけだ」と言うだろう。
だが俺自身が其れをする理由は此れと言って大将が言う「私情」と言う存在の為では無い
「自国民を殺されて・・例え平和や秩序の為と言え自国民を見殺しにするのなら国民から叩かれる可能性もある。
そして清美さんは俺と同じく「物体の創造と召喚」が出来て仕舞うのだ・・もしこの能力が「モンゴル帝国」が使うと成るとトンデモナイ使い方をされる可能性が高いのだ。
そうだなと例えるのならば「死なない・・死と言う概念が存在しない」又は「何も相手が知らないうちに気が付いたら自分達の存在が消えていた」と言う風に成りかねないなあ。」
もし先程の事が本当に成れば・・今頃清美さんは捕まっている可能性否其れ所か「衰弱死」を起こしている可能性もある。
そういろいろ考えていると「アナスタシア」は「如何したの傑さん?そんな思いつめた顔つきで、今すべき事は此の科学力や工業力を眼に叩き込む事じゃないですか?」と空くまでも思念に囚われてはいけないよ
そう言う風にとらえられるが・・まあ最悪此の世界が「モンゴル色」に染まるかどうかが問題だ。
まあ一応「アナスタシア」には「幸恵さん経由」で「清美さんの情報」を話してある・・其れでしった上で先程の言動を話しているんだ。
確かに有った事も無い人間の生死なんぞ「部外者」からして見れば「1週間前に食べ食事の記憶」位如何でも良い存在だ。
そうして俺は此の国で一番の宿泊施設に止まる事に成ったのだ其れで時計を見れば「午後の6時」に表示に成っていた・・だが今更冷静に考えれば、有るかどうかすら怪しい国の人間を此の一流の施設に泊めて貰える訳が無いのだ。
普通なら追い返されるか・・下手したら不法侵入と言う名目で殺されても文句は言えないのだ、其れでは如何して我々はこの様な御持て成しを受ける事が出来たのだろうか?
俺が考えられる事は只2つだけだ「一つ目は事前に黒狼衆がトムクス藩王国を知っていたと言う事だ。」
そして考えられるもう一つの問いは
「
2つ目は俺達の最新式戦車(ロシア共和国連邦製のT-14)を見て事で・・俺等の戦車より高性能じゃないかあ、
もし此の戦車が我が国家に攻めてこられる時が来れば我が国は壊滅するだろう・・そうなる前に此の戦車のノウハウを相手側に提供を持ちかける必要性が有るんだ
其れをする為には一番簡単な方法は尋問と脅迫と拷問だ・・だがもしこれ等の残虐行為をしている事が公にばれて仕舞ったの日には報復措置を受ける事なんて火を見るより明らかだ。
だからこそ一番安全で相手に恨まれない方法は「接待とハニートラップ」それらを巧みに使い・・
そして技術者や開発者に対して又は其の兵器群の情報や図面を知る人物の情報を巧みにき出してすると言う案も存在する。」
だからこそ予想としては後者の考え方が彼らの真の目的だろう・・昔から政治の世界には「自分の死」を念頭に置いて行動をしなければ成らないと、大将が言っていたなあ。
だからこそ念のために俺は「マカロフ拳銃」を「改造を施したトレンチコート」に忍び込ませて置いたので、万が一でも「尋問部隊」が来ても俺自身が抵抗する為に発砲できる様にトレンチコートに「マカロフ拳銃と拳銃の予備弾倉と手榴弾」を入れて置いたのだ。
まあ大体重さにして・・「約5キロ分」と言う所だ、まあ此の位の重さならば俺自身は大丈夫だろう。
それにしても・・もし俺が此の「ノヴォシビルスク王国の秘密作戦部隊」と戦うと言う状況下に成れば俺は必ず負けて仕舞うだろう。
確かに俺は「前世の前世は戦車兵」で「前世は警官」だった様は「射撃経験が存在して居る」そして他人を射殺をした経験も残念ながら存在して居る・・否俺自身の前世を振り返れば殆どの割合で「銃による他者への射殺」をしているし
銃弾を身体を貫くと言う事を起こしているから、銃への痛みと射撃戦の恐怖を体に染みついているのだ。
だが・・「特殊部隊」の様に俺は動く的を完璧に撃ち抜く事は出来ない・・だからこそ射撃戦に在れば俺は確実に射撃の的の成るだろうなあ。
だから出来る事なら・・先程の「ノヴォシビルスク王国の陸軍特殊部隊」と戦いたくはないなあ・・何しろ大日本帝国から何らかの軍事演習を受けている可能性もあるからなあ。
それにしても「大日本帝国の上層部」は同じ別天津神連邦の構成国で有ろう「ソビエト共和国」に対して如何様に思って要るのだろうか?
まあ突如での新米国家が自国である「大日本帝国」以上の科学力や軍事力を持ち合わされて居たら如何思うのだろうか?
そして尚且つ同じ「別天津連邦」を名乗る新興国に対して如何想うのだろうか?そしてこいつ等「ソビエト共和国」は「見境なく対外侵攻」する様な言わ「盗賊国家」では無いだろうか?
其れで・・今は領土的に小さいが持ち前に軍事力で「シベリア地域」所か「満州やモンゴル」まで軍事侵攻をする様に成り「大日本帝国」ですら中々手に負えない国家に成って仕舞うのか?
そう言う風に観られる可能性の方が充分に高い以上は我々「大日本帝国」が新興国家の「ソビエト共和国」を監視しなければ成らないなあ・・と大日本帝国の上層部の中でも比較的に「良識的な穏健派」は考えるのだろう。
そう考えていると・・誰かがドアをノックをしたので俺自身は念の為に「AK-47の後期型」を召喚をして其れを銃を握り用心の為に待ち構えていた。
確か俺は部屋の否ドアに「警備ロボ」を2対召喚をして部屋の周辺の警護をさせて置いた筈だ・・其れが反応が無いと言う事は「過去に見た事が有る人間」と言う事に成るのだ。
と言う事は「アナスタシア」か「愛実さん」だろうな・・否用心をして失敗をする事なんか有り得ない
だからこそ「扉の向こうの人間」に対して俺は警戒と不信感を持たれない様に「其れで・・貴公の名前を聞かせて貰おうか私はね貴方が思って要る様な立派な人間じゃありません
逆にどうしようもない小心者なのだよ、だから先ず貴方自身が今手元に持ち合わせている物全てを其の場に捨てて手ぶらな状態で此の部屋に入って下さい・・理由は無暗に開けたくはない、其れだけです」と言ったら。
「
そうですねえ、貴方が仰る事に充分に道理が存在します・・まあ其れより少し「壁越し」で少々談笑をしませんか?
其れで不躾ですが貴方は「地球」と言う星を御存じでしょうか?否只我々が住んでいる此の星は「地球」と呼ばれる星と似ていると
「神聖シベリア帝国内での民間の神話・・或いわ伝承」で老若男女全ての人間が他人に語れるくらい伝えられて要る位の神話が存在します。
否今の話は・・聞かなかった事にして下さい、そうですね私は此の国のお偉いさんの末子と言えば理解できるでしょう。
其れで如何して私が「貴方の元」へ来たのかは・・そうですね「モンゴル人に支配されているトムクス公国」が経った一夜にして滅んだのと「モンゴル人の蹂躙」そして謎の軍事力を持ち合わせている「新国家のソビエト共和国の出現」
そうですねこれ等を加味した結論は「ソビエト共和国の戦車軍がモンゴル帝国の傀儡国家であるトムクス公国を破壊をした」と言う結論が就いて仕舞います。
そして・・其のソビエト共和国と言う国家から名前から察するに「神聖ソビエト帝国」又は「地球と言う惑星に昔存在して居たソビエト共和国連邦」と言う存在をすると言う事を理解するのなら「鎌と槌と星が黄色で描かれて他は赤」の旗を国旗に置くだろう
だけど貴方の国の旗はするのならば先程の「ソビエトの国旗」にする筈だ・・だけど知らなかった又は敢えて知っていたがしなかったの2択に成るだろう。
そして・・貴方の国旗は「北斗七星と北極星のソ連の国旗バージョン」をしていた、だからこそ意図的に「ソ連カラー」にしていた。
だからこそ説いて貰いたい「貴方達は何者かと言う事を問う義務が存在すると言う事が有ると言う事」を其れが「ノヴォシビルスク王国での義務だ」と言った。
先程の人物は男性の生体を持っている人物だが・・「俺の声でもなければ・・大将でも年さんの声でも無い」と言う事は一体誰の声なんだ。」
そうして考え込んむとて先程の男性から又声を掛けて来たのである・・多分だが名前すら未だお互い名乗ってすらいないから、だから「お互い指しで話し合おう」とでも言うのか
「如何やら私と言う人間を計りかねているようですね・・確かに名前を面得ておりませんでしたね・・私の名前は「イワン・ノヴォシビルスク」
そして今置かれている世間的な地位は「アレクサンドル・ノヴォシビルスクの孫」とでも言いましょう。」と言って来たのである。
と言う事は「王族又は公爵家の当主に連なる家系の人物」と言う事で間違いが無いだろう・・ならば一体何故「王族の人間」が一階の辺境の国の首席の元に足を運ぶのだろうか?
まあ相手から挨拶をして貰ったからこそ俺自身返す事が流儀と言えば流儀なのかも知れない。
御返事どうも有難う・・私の名前は「東野傑」と言うのが今現在の本名で・・政治家名は「赤旗昇」といて使い分けている。
使い分ける理由は疚しい理由からでは無くて・・普段の生活まで政治に縛らられたくないからと言う理由が実態ですけどね。
其れで態々「公爵殿下」が辺境の国家の主席がいる部屋に単身で来ると言う事は・・まあ余程の人を見る目があるのか、其れとも単に命知らずな人間かの何方かでしょうな。
其れで一つ不躾な質問ですが「公爵殿下」何時まで・・此の部屋の前に立ち尽くす積りで?
そう言う風に俺自身は空くまでも「疑問」を投げかける様な言い方で言った・・当然見す見す自ら空けるような愚行はしない。
何しろ俺は前世詰まる所の「架空の世界に日本時代」で自ら扉を開けたと同時に「射殺をされた哀れな転生者」を見たからだ・・
まあ「其の時俺」は「日本製の銃」で「別の転生者」を殺した、当然正当防衛を建前上に据えて人間共全員を射殺をして・・警察に通報をしたがな
だから「人型の護衛ロボ」を念の為3対召喚をして毒ガスも喰らう可能性も否定できないから「ガスマスク」も召喚をして・・
そして俺はフラッシュ攻撃を仕掛ける可能性も「億が一」存在するから「暗視ゴーグル」も装着をして万全な状態で待機をした。
だからこそ向う側は「単刀直入で言いますが私は貴方と指しで会談をする為に此処に来た・・だからこそ中に入らせて貰いたい。」と言いだした。
だからこそ俺自身はやんわりと
「・・・其れは貴方自身の本心で話て居る事でしょうか?私自身が話すべき事なんてたかが知れていますよ、
其れにもし此の日の此の時間の出来事が別の人物にばれる事が有るなら、お互いに面倒臭いじゃありませんか
だから押しつけがましいですが今日の事は無かった事にして下さい」と断りと脅しをしてやった。
其れで如何してからかうのかは・・此れで激高をする様な人間なら所詮は其の程度の人間と言う事が一目で察する事が出来るからだ。
そうすると相手の方がもし此の場を去る事を起こすのならば・・まあプライドが馬鹿みたいに高い人間だと俺は思うな。
否単にプライドが高いだけなのならまだマシか・・問題は自分の意見や行動を一方的に引き入れようとして・・早い話は「無理矢理扉を開けてそして其の後の高圧的な会話」をするんだろうな最悪は
まあ良いそれ程「ロシアの科学力や軍事力」に対して敬意や眼差しを向けてくれるかのは有り難いがそんな易々とは技術を渡す事は出来ないな。
さて「公爵殿下」あんたがどんな対応をするか楽しみだ・・其のまま只オメオメと俺の今いる部屋近辺が立ち去る様な単なる「プライドが高い人間か其れとも軟弱物」か
其れとも自分の我を通すだけの只の「専横者」か又は自分の意思や理想を他人に感化させて、自分の仲間にしたいと願う言わば「自分の見方や協力者を増やしてたいと望む人間・・詰まり臆病者」か実際に他人の考えなぞ理解できない物だろう。
もし相手の人間からして見れば言葉巧みに自分の意見を聞き入れようとはしない「頑固者」と捉えるのか
其れとも自分達の国の機密情報をべらべらと語りたくが無い為に常に寡黙を貫こうとする「愛国主義者」か?
其れとも例え此方が「公爵家又は王族の人間」だとしても「2流国家」の相手なんか出来るか・・と言う解釈の仕方も出来なくはないのだ。
だからこそ相手側からして見れば「ノヴォシビルスク王国の上層部の性格」が「傲慢なのか慢心を控える人物」なのかを向うの連中は見定めていると思って要るだろう。
だからこそ長い沈黙をしている・・大体今までの沈黙を時間に直すと大体「15分以上」沈黙を貫き合っているのだ。
其れにしても相手がよく「10数分」も粘る事が出来るよなあ・・何しろ自分達の戦車以上に高性能な戦車を出されたら、
そりゃあ「国防上やノヴォシビルスク王国の外国への影響権や発言権」が「先程のT-14と言うロシア共和国連邦製の最新式の戦車の増産化」が行なわれる事が実現をする日には
「此のカグツチの世界の軍事バランス」は大幅に塗り替える所か「カグツチの存在する国」が全て先程の「ノヴォシビルスク王国の一色」に染まるだろうな。
まあ「ソビエト共和国」の総人員の大部分はロボットだから「食料生産」やインフラ上下水道の整備を余りしなくても良い
だからこそ・・大量の戦闘機と戦車を製造する事が出来るから例え「ノヴォシビルスク王国の大躍進からの世界征服への着手」をする事も充分に可能だ。
だがな実際には「オムクス特別行政地区」だけで一時的だが此の世界を牛耳る事も容易いのだがな
だから、例え「万が一」否「億が一」しようが此方には物量と・・「蛭子」と呼ばれる異世界からの武器や兵器の調達が出来るから多少の犠牲が出るが「ノヴォシビルスク王国」と言う国家の「カグツチの世界」から消去をする事なぞ造作も無い事だ。
まあ・・好き好んで世界征服をする人間なぞ本気でする連中の気がしれんよ、まあ他人事じゃないし「世界征服」を見事実現をした人間からすれば・・「何故態々他人に恨まれる事をしたがるのか」と言う感情しか残って居なかった。
今俺は最新式の「暗視ゴール」を掛けているのだ、理由は召喚をした「暗視ゴーグル」がちゃんと機能をするかを確認する為に試しにした
そして試した結果が良く見たら壁越しに「人型の影」が見えているのだ・・さて何方が根気負けをするか楽しみだ。
だけど意外だな本来は壁を赤外線突き通す事が出来ない・・正確に言えば反射されると聞かれた筈だが・・もしかして此の建物の建築素材には「赤外線や紫外線」を通す素材が練り込まれて居ると言う事か?
まあ此れは一種の「駆け引き」と言う大人の遊びみたいなもんだ、だから相手のペースに飲まれた方の負けと言うとても面倒臭い遊びだ。
だが実際は俺の方が「駆け引き」と言う「一種の大人の遊び」を主導的に握る事が出来るから此方からは如何様する事なぞ造作も無いのだ。
何しろ「此の駆け引きと言う遊び」は最悪自分の命や自分の誇り・・そして親類縁者や国家の全ての人間の命も掛ける必要が有るんだがな。
そして「巨大な軍事力」や「世界有数の財閥郡」と言う「チート」と言う「いかさま」を見せびらかす事で相手に敗北を提供する事も出来るのだ。
もし相手側が引いてくれるのならば俺自身は其の国に対して有る程度の軍事支援をしようと思って要る。
理由は「やはり、分かって居たがそう易々と口が割らないか其れもそうだな世界の軍事バランスが崩壊するからな」と言う「他国への拡張政策」を匂わせる発言をしないのならば、どうせ「自国の防衛力の強化」をする程度で済まそうと思えて来る。
だけど露骨に最新式戦車をせがんで来るとするのなら其の使われ様は「周辺国の侵略」をするだけなら未だ良い
問題は其の最新式戦車を此方側に標的してくる場合だろうな・・さて如何出るか楽しみだ。
そうして俺は向うの公爵殿下が扉すら蹴り破り、又は銃や「RPG-7」や「ナチス・ドイツのパンチャーファースト」等の「バズーカやロケットランチャー」の類を使い扉事破壊をする強行手段に出るか・・
そうして要ると先程の公爵殿は「俺が今いる部屋」からズカズカと離れて行っているのを音で確認できた・・仕方が無いと言えば仕方が無いか、
彼から見て俺は「最新式の戦車」や「未だに見た事も無い軍事兵器の情報を簡単に教えてくれる訳が無いか」と言う事を認めたか。
そうして、先程まで歩いていてたのが途中から足音をが突然消えたのだ、やはり未だに諦めが付いていない様だな
・・其れか相手の策略として「音が消えたからもう・・先程の人間はいない、だからこそ扉を開けるだろう」と言う思考が向うの方にも有るのだろう。
多分だが此のまま先程の公爵殿が「其のまま棒立ち」をし続ける訳が無い・・と言う事は先程の公爵殿は「扉を蹴破る」と言う動作をするのかも知れない。
だからこそ俺は部屋の奥で只待ち続けるとしますかね・・其れに仮に公爵殿が此の部屋を閉鎖すると言う行為をしても、どうぞご自由に閉鎖をして下さいと俺自身は言えるのだ。
理由は俺自身には、何しろ神と言う「上位の存在」かた受けた特殊な能力で・・様は「テレポーテーション」と言う現象で「オムクスへの帰還」を果たす事が出来る。
そして「外国のお偉いさんを幽閉をして・・そして尋問や一種の拷問を指せようとした」と言えば・・俺自身此れだけで「戦争の実現の原因の一つ」に成り得ると思って要るのだ。
さて公爵殿が扉を蹴破る所を確りと眼に焼き付けるとしますかね・・そして公爵殿は
「やはり貴方は他人に簡単に自分国の技術を簡単に渡そうとはしないか・・まあ当然と言えば当然でしょうが、
さて、御遊びは此処までにしましょうか・・今から貴方は此の部屋から出られなくなります、そして此の部屋は扉以外に残念ながら出口が存在しません。
だから大人しく出なければ・・貴方の真上に見える換気口から「マスタードガス」を流し込む事さえ出来るんだぞ。
まあ今のあんたは機密の情報が他人に渡したくは無い為に、先程から頑固に口を割らない姿勢をするとは正に相当な「忠国者の鏡」だな。
だが其の下らない精神も人間の科学力の前には無意味に成る筈だ・・さて、此処で最後の交渉をしましょうか
今すぐに・・此の扉を開けなければ貴方の命は今日で潰えるのだ、そして先程から言っている言葉は脅しでもハッタリでも無いからな。
其れに貴方の国家には貴方以外の人間もどうせいるでしょう、だからこそ貴方が死亡原因が「モンゴル帝国兵士又は其のシンパ」と言えば
貴方とは別の人間が「書記長」に着き此の「モンゴル帝国系の民族系テロリスト」と「我々の言ってノヴォシビルスク王国」の方から
先程の事を提示を出せば「貴方の国」である「ソビエト共和国の長」に成れば「我がノヴォシビルスク王国」に対して旧式の戦車が格安な値段で提供されるだろう。
どうせ貴方の国の中古の戦車でも今我々が使っている戦車依り格段に良い事自体我々は理解をしている。
だからこそ・・貴方が此の場所で果ててくれれば、我が「ノヴォシビルスク王国」
発展をする事が出来る、そして「シベリア地域の覇者で宗主国」に返り咲く事が出来るのだ。
そして勿論事「ソビエト共和国」と言う名前も確りと使ってな・・其れに因り「ノヴォシビルスク王国」が「神聖ソビエト帝国の真なる継承者」と此の世界に証明をする事も出来るのだ。
だからこそ我が国家は最初に手始めにアンタの国家に吸収させて貰う・・理由は簡単だ「ソビエトの隠れ蓑」を巧みに着させて貰い好き勝手出来るからな。
さて・・最後の何故此の話をアンタにしているか解って居るよな?、だからこそ察しが就いているからこそ先程から俺の計画黙って聞いているんだろ?
どうせ「世界征服」と言う「多くの人間」から憎まれ役を自ら遣りたがるとは「余程の馬鹿か余程の己惚れや自己犠牲が出来る高尚な人物」かそう考えているだろ。
そうだ今から俺が否俺が此れからするべき事は年が離れているが兄弟の敵討ちをする事が第一の目標だ
そして第2の目標は「ソビエト」と言う嘗て存在をしていた「国家連合」で今は只の亡骸否白骨に成った存在を「我々ノヴォシビルスク王国」は復活を指せるのだ。
目的は「侵略者共のシベリアの大地からの排除」そしてし終えた後に現在隠密でしか出来なかったが公上に「日ソ同盟」を結び
そして「ソビエト」は持ち前の軍事力で「不凍港」を求めて「大漢帝国」と「ローマ帝国」に対して宣戦布告をする。
そして第3の目標は先程の征服をした地域に対して「既存の文化」を「我々の否ソビエト共和国の独自の解釈をして・・様は文化の制限を設ける」
さて何故文化の制限を施すのは「風習や文化や伝統」と言うのはと言うのは「自民族の存在意義の証」又は「自民族の団結の証」と言う面が存在する
だが、別の側面から見れば争いを助長をして「別の民族との団結」を妨げたり「戦争の原因の一つ」に成って来た側面も残念乍ら存在して来た事実も存在する。
だからこそ「民族の風習の均等化」を計らなければ成らないと言う「天命」が存在が有る
そして、確かに今のあんたの国家名は「ソビエト共和国」と言う骸を担いで暗躍をしている部下からの報告では今現在の貴方の「ソビエト共和国」と言う国家連合名の「オムクス特別地区」には貴方以外には人間が人っ子一人いないそうだな。
まあ、そんな事は如何でも良いか・・さて俺はアンタの遺志を継いでみせるそう言う覚悟は決めている
だからアンタは此の薄汚く泥臭く血生臭い「娑婆の世界」から「あんたの肉体と魂」は今日と言う日付を持って「魂」と言う目に見えない存在を肉体分離をさせる。
さて俺自身は此処まで話をした・・そして俺自身の意思表示をした、後は何か遺言でも有るなら聞いてやる、其れが遺志を継ぐ人間の義務であり責任だからな。」
やはり、「公爵のガキ」は「世界征服」と言う馬鹿げた事をしだした・・もし大将が居たのなら
「此れで自ら他人に攻められる口実を作るとはなあ・・そしてあの発言理想しか語って居ない具体的な計画を述べていない。
だが「ソビエト共和国の加盟」をたとえ一時的だが参加する姿勢は立派だと俺自身は其処は評価に値する立派な行動と言えなくも無いな。」と長所と評価を彼に下していたかも知れない。
さて・・先程の公爵にぶつけなければ成らない質問を考えなければ成らない、そうだな具体的な考えとして
まず彼が憑依者なのは間違いが無さそうだな・・何しろ「ソビエト共和国連邦」と言う事を朧げ乍らにしっている様だ。
先ず最初に「アナスタシア・トムクスの存在を知っているか」と「黒狼衆はアンタの直属部隊・・詰まり子飼いの親衛部隊か?」と「アレクサンドル・トムクスと言う人物は世襲制の名前・・詰まり同じ人物では無いのか」が疑問に成る
さて其の事を先程の「公爵殿」に伝えて見たら・・少し溜息を払いながら
「
そうかアンタは自らの助願や遺言は言わずに・・遺志を継ぐ対価として此の国の闇を言わなければ成らないな。
まずアンタが察していると思う通りに俺もアンタも「憑依者」だ・・だがアンタは最初に降り立った土地が何の因果か分からないが「オムクス」と言う「2足歩行型のロボットが大地を支配する場所に降り立った」
其れに依り「オムクスに居る全ての2足歩行型のロボット」は全て貴方の支配下に置かれたのだ・・当然あの時に我々もあのロボットを欲していた
だが其れすら叶える事が我々には出来やしなかった・・何しろ全ての「2足歩行型ロボット」には「所有者の遺伝子の一部」を登録をしなければ成らなかった。
だが・・もう別の人間が登録を済ませて仕舞い「あの2足歩行型ロボット」を我々の国家は、
あれを手に入れていたら今以上に「モンゴル帝国軍」を「此のシベリアと極東ロシアの地域」を排除をする事が出来るのになあ・・そう言う感情を我々は沸々とたぎらせていた。
そして我々は「嘗ての宗主国」で「モンゴル帝国に支配されたトムクス公国」が戦車に乗った無数の集団にモンゴル兵が襲われる所が逆に蹂躙をし・・そして「モンゴル帝国の傀儡国家であったトムクス公国」を見事に壊滅化を果たしたのだ。
其れで我々が今までしてきた努力が全て水の泡と成ってしまったのだ・・元来は「トムクス地域の利権」は全て「我々ノヴォシビルスク王国」が手に入れる筈だった。
其れが神の名の元に世界を統一する事を掲げる「別天津神連邦」の「大日本帝国」とは又違う・・そうだな部外者である「ソビエト共和国」が全て掻き乱さなければの話だから
そして我々「ノヴォシビルスク王国」が手にする筈だった利権を全て取られる事に成ったのだ。
だが「ノヴォシビルスク王国」は別の第三者の手に「トムクスの利権」を取られる事は充分に想定済みであった・・だからこそ別段驚きもしなかった。
理由は「神聖シベリア帝国の旧領地の奪還」や「同じシべリア帝国の構成国を支配する国家の排除」と言えば我々の大義名分を果たして「軍事侵攻」をする事が出来るからな
だからこそ・・我々の国家は「トムクスの侵攻」と「トムクスの制圧」をする事が出来て、そして「ノヴォシビルスク王国がトムクスを併合」をさせて「30数年前」の約束を果たす事が出来るのだ。
其れをアンタが全ての計画を狂わせてきた・・もしあんたが単に「トムクスと言う民族は主体の国家」と言う存在を此の世界の地図から消すと言う状況下だったら
我々は「トムクス王国の救出」をしていただろう例え「ノヴォシビルスク王国という国家」が滅ぼされていても・・この世界に暮らす人間に語り継がれるだろう。
何しろ「嘗ての主君を護ろうとした忠臣達が住まう国」として此の「シベリア帝国内の国々の人間」に語り継がれるのだから・・我々がする行為は決して無駄にはならない
だがあんたは其れをする機会や動機も奪ってしまった「英雄に成れた筈」すらもアンタは奪い去った。
そして我々の「トムクス地域への影響下政策」は「ソビエト共和国」と言う余所者により完全に計画の破綻をした
そして「ノヴォシビルスク王国の私を含んだ上層部」は「ソビエト共和国」と言う「神聖ソビエト帝国を継承するだけの軍事力と工業力」を持つ存在と以下に付き合うかを考え出した。
そして、何の因果かアンタと其の仲間2人は如何言う真意が存在して、此の「ノヴォシビルスク王国」と言う新興国に何が目的で来たのか?と言う風に我々は考える様に成ったのだ。
だがアンタは其れすらも拒む様な言い方をした・・其れもそうだ「軍事機密」は国の生命線だからな、
其れを易々と口を割る様な存在が上層部に存在して居るだけで「国家の命とり」と言う事は目に見えているからな。
だからこそ・・私達「ノヴォシビルスク王国の上層部」はアンタと私其々の国家の代表者が話し合う事で「モンゴル帝国の排除」が出来た筈だ。
当然その見返りに我ら「ノヴォシビルスク王国」は「ソビエト共和国への加盟」と言う事で対価を払うつもりでいた。
だが先程の会話で貴方は何も色よい返事を返さなかった否返す所か真面な返事すら来なかった。
だからこそ今のアンタの心境は「確かに最初はノヴォシビルスク王国を同盟結んでも利益が余りでないな・・だからこそ国家が内乱が起きたら其の時は吸収併合でもするか」と言う程度しか最初から思っていなかったんだろ?
だから・・「此処で話すべき事は少ない」と言ったんだろ?我々は自国により軍事力や工業力が低いから「同盟結ぶより潰した方が手っ取り早い」と思って要るんだろ
そして・・ノヴォシビルスク王国と言う存在は又今「ソビエト共和国の傀儡に堕ちたトムクス藩王国」にでも又昔の様に「吸収併合」でも指せる魂胆で居る積りだろ。
だからこそ・・どうせ此の国は遅かれ早かれ此の国はソビエト共和国と言う国家連合の最終予想図「ロシアやフィンランド、ウクライナ、ベラルーシ、クリミア、カレリア等の地域にロシア王国の管轄下」に置き
そして我々の暮らして居る「此のシベリアと極東ロシア地域」は「トムクス藩王国」の管理下に置かれて
「満州とモンゴル」地域は「大日本帝国」との共同管理に置いてそして「オムクス」のあの「木々と野原しか存在しない」あの辺鄙な大地が「ソビエト共和国の特別行政府」又は「ソビエト共和国の首都」に置く積もりで居る腹だろう。
だが何故・・我々「ノヴォシビルスク王国の初代国王 アレクサンドル・トムクス」が「トムクス王国からの離反」をした背景には「先代のトムクス王国の国王の失政」が関係をしている。
今でも多くの「トムクス王国以外の神聖シベリア帝国の構成国」はあの失政を許す事は出来ないだろう。
何しろ彼が否彼と其の取り巻きが「極東地域」を碌な政治又は軍事指導をしなかったからこそ「モンゴル帝国の占領」をしてしまった。
だからこそ・・案外我が「ノヴォシビルスク王国の初代国王 アレクサンドル・トムクス」は「トムクス先代国王のレオニード・トムクスの政治の疎さや優柔不断さ」をある程度察しが就いていたのかも知れないな
そうでなければ・・此の「ノヴォシビルスク王国の建国又はトムクス王国からの独立」と言う行為なぞしなかっただろうな。
そしてどうせ貴方も疑問を持ち合わせていようが「アレクサンドル・トムクスとアレクサンドル・ノヴォシビルスクは同一人物じゃないからな」
強いて言うなら「親子の関係」と言った所だ・・まあ世間一般には「同一人物」と語られているがな。
どうせアンタも察しが就いているだろう「偉大なる親の名前を借りれば色々と都合が良い」と言う事で正解だ。
其れで此処で一つ爆弾発言をするけどな「俺の妹分のアナスタシアの両親を殺す様に命じたのはな、俺の高祖父、つまり父親の爺さんのアレクサンドル・トムクスじゃないぞ」
では誰が「アナスタシアの両親殺害」をしたか「傑さん」アンタは誰が殺したかはある程度察しが就いているから迷わずに答えて見ろ」と言って来たのである。
此れで扉の向こう側の人物が誰だか完全に察しが就く事に成った・・確かにもし「アナスタシアの記憶」を見ていなかったら「ロボットの警備兵」が動かない訳だ。
さて考えれられる人物は思い当たるとしたら「3人位・・否4人位」かも知れないなあ
「余りにも注目を集める事で自分の息子を担いで軍事クーデターをさせられる事が起きて自分は最悪強制的に隠居させられて・・
そして最悪殺されて世間からは行方不明扱いにされる事を察したからこそ先手を打つ形で自身の息子を殺した「先々代国王」
自身の兄が優秀過ぎて何時か自分も用済みに去れる事に・・恐怖心を持つが故に「暗殺専門の集団」を雇い、そして暗殺を実行をして「暗殺の責任を自身の叔父否大叔父」に「罪に擦り付ける代償」として
「ノヴォシビルスク公国領の独立と一国家としてのノヴォシビルスク王国の存命」
が許された可能性が感じられる・・そうでなければ「ノヴォシビルスク王国の征討戦」をしなければ「神聖シベリア帝国の盟主」として示しが付かない筈だ。
だからこそ此れなら一連の流れも充分に理解が出来て仕舞うなあ・・まあ其れが原因で全てのシベリア地域での問題の発起人と成った「先代トムクス国王」
そして3番目は自身の娘と娘婿に対して「ソビエトの復活」に必要性を悟らせるように言って・・そして「アレクサンドル・トムクス」と「ソビエト復活時のシベリア地域の纏め役の提供」と言うエサを使い裏で手を組んで
そして・・自身の娘婿と娘を殺して、そして「娘と娘婿の敵の征討作戦」と言う名目で「極東ロシア地域とシベリア地域」への軍事侵攻を行なう様に成った。
だからこそ・・「ノヴォシビルスク王国」が無傷で居られるのも納得が充分に出来るのだ・・本来なら「モンゴル帝国」の方も事前に「ノヴォシビルスク王国の軍事力を増長させる前に何らかの手段で叩き潰す」と言う手を使う筈だ。
だけど其れすらもしなかった・・だからこそ「モンゴル軍のシベリア地域の軍事侵攻」は「ノヴォシビルスク王国」が事前に知っていたのかも知れないな。
だからこそ「アナスタシアの両親」を殺したのは「モンゴル帝国の皇帝」が「ソ連の復活」を果たす為に・・「アレクサンドル・トムクス」とつるんでした「自作自演の茶番劇」だったと言う考え方
そして・・最後は実は「アナスタシアの両親」は他人に殺害された訳でお無く「単なる自殺」をしたと言う考え方だ。
其れが思いつく理由は「風雲児」と呼ばれた「アナスタシアの父親」は「時代の象徴に成る様な歴史上の人物のは自分の終末期に成ると失態や醜態を人前に晒して自身の晩節を汚す事に成る」
だからこそ・・先程の自身の晩節の醜態を他人に晒さない様にする為に敢えて自殺をしたのかも知れないな。
まあ、そうなれば社会的な波紋が生まれる事は充分に考えられる・・何しろ自身の娘を残して自殺をする様な事をするのだからな。
だが別の視点から見れば「風雲児の遺児を担いで自身の祖国であるトムクスの大地を汚されたくは無い」と言う視点で見る事も充分に出来るのだ。
だが問題は何故「自身の娘」を「アレクサンドル家の家系の人間」に任せていたと言う疑問が出て仕舞う。
だが、考えられる事は只一つ「自身の親父に娘を預けさせられるより、親戚の真面な思考をする叔父さんに子育てして貰った方がマシだ」と言う感じで「アレクサンドル・トムクスと其の一族」に育てられたと言う結論が出来る。
さて・・だからこそ多分これ等のどれかが「アナスタシアの両親の死亡原因の真実」と成るだろう。
やはり・・此の復讐や怨嗟や嫉妬等の暗い感情が網羅されている群像劇の主役は
何を隠そう「アナスタシア」と言う親と言う存在を知らずに、
だけど周りからの愛情で育った「一人の哀れな女性」が主役なのは間違いないのかも知れない。
だが其の愛情をひたすら与えていたのが・・公の場では自身の両親を殺すように命じた人間の孫否ひ孫だと言うのが又この世の皮肉なんだよな」
そうして公爵殿は如何やら俺の考えを見抜いているらしく「其れでアンタは今犯人を4人まで絞り込んでいる・・流石と言った所だ」と言った、
如何やら「考えを見透かす能力」を持ち合わせているのか・・其れとも「浄瑠璃剤」を公爵は飲んでいるのか?
「如何やら・・アンタはある程度誰が犯人否一連の事件の黒幕を絞り込めている様だな。
だが・・アンタが考えている答えはどれも何も知らない状態で考えた際に出る答えとしては充分に道理に叶う推理をした、がやはりだが全ての条件を外に向けないとはマダマダだな」
そう言った・・と成ると考えられるのは「ロシア王国又は大日本帝国」と言う事に成るのだが、
様はそう言う事に成るな・・其れか「神聖ソビエト帝国の復活」を望んで要る「秘密結社」が「アナスタシアの両親」を殺したとでもいうのか?
でも先程の「秘密結社による殺害」では疑問が残る事に成る「何故傀儡にして操らずに殺すと言う手段にしたのか?」と「何故アナスタシアは生かされて居るのか?、逆説的に言えば如何して態々生かすのか?」と言う議問が生まれるのだ。
」
そう言う事を考えていたら公爵殿が完全に俺の推理が答えに辿り着いている事を遠回しな口調で教えた。
「如何やら・・アンタは答えに辿り着いている、そうだ「アナスタシアの両親の死の真相」は
「
ロシア王国が「トムクス王国惹いてはシベリア帝国」の経済力や軍事力が伸びてていた事に対して危機感を覚えていて・・
モンゴル帝国と先代トムクス国王とアレクサンドル派閥の弱体化を目論んでいたが先々代国王の親子が共謀して行なわれていた茶番劇だった。」此れが「全ての事件の真相」だ。
だが何故「神聖シベリア帝国」は態々「極東ロシア地域」に対して見す見す「モンゴル帝国」に売り渡す行為をしたかを述べなければ成らないのだ。
あの頃の「極東ロシア地域」は完全に「大日本帝国の影響圏」に入っていた・・否「極東ロシア地域」からして見れば
「何も支援をしてくれやしないシベリア地域の連中依り大日本帝国に組した方がマシ」と言う考え方が蔓延をしていた。
まあ生きる為ならどんな手を使ってでも生き残るのは当然と言えば当然の考えなんだがな、
其れで「アナスタシアの両親」は「大日本帝国のシンパ」見たいなもんだったしな・・まあだからこそ「両親や弟」に殺されてしまったんだがな。
では何故世間では「アレクサンドル・トムクスが両親を殺した」と言う風潮が流れたかを此れに着いても述べなければ成らない。
其れは「アレクサンドル・トムクスは先程の一連の事件を大日本帝国に暴露をする積りでいた」
理由は自分達の派閥を削減された事に対する報復措置といっその事「大日本帝国」と裏で同盟を結んで「大日本帝国」による「シベリアの支配」をさせて、
そして自分達が其の「シベリア支配の代行人」に成る事も出来なくも無いんだぞ、と言う脅しを使おうとした。
だが「シベリアの大地」から「大日本帝国」まで充分に遠すぎた、だからこそ「トムクスの先々代国王」は自身の叔父に対して「悪いが罪を被ってくれ・・その対価は自分達の独立国家の建設だ」
其れで「アレクサンドル・トムクス」は先程の提案に乗ったのだ・・「どうせ大日本帝国が此のシベリアの大地に踏み込んでもその頃に成れば、
今のノヴォシビルスク公国の軍事力や防衛力ではトムクス王国を盟主とする神聖シベリア帝国に蹂躙をされて、自分の家系も崩壊するだろう」と察しが就いていたのだろう。
だからこそ何故「ノヴォシビルスク王国の建国が出来たのかとアレクサンドル・トムクスがアナスタシアの両親を殺した汚名を被った真実」を私は述べた。
さてアンタは此の血塗られた一族の闘争劇の続を聞きたいかい?・・安心しな今アンタの前の扉に経っている私と認識を居ていた物は「ロボット」だ。
そして今の私は正確的に言えば「アンタの隣の部屋」で会話をしている・・同じ「憑依者同士」殺し合う真似は私自身支度は無いから、
仲良くしたいんだよ「ビジネス」としても「同胞」と言う観点からとしても・・出来れば私の見方でいて欲しい」
そう彼は先程の言葉を言った・・俺自身別段先程の公爵を己の感情で敵に回すと言う行為だけは支度は無いからなあ、
其れに此処で「いいえ」と答えれば間違いなく上の換気口から「毒ガス」が垂れ流される恐れがあるからな
だからこそ俺は「成らば此の扉を開ける、だから今日の出来事は始めから無かった事にしてくれ」と言ったら・・「ああ解った」と向うも声を掛けて来たのだ。
此れから話す事が此の世界に大きな波紋否大きな高波を発生させる事は充分に目に見えている事だ・・どれ位の波紋が出来るか楽しみだ。