縁者救出
「以下 ベラの回想」
ある哲学者が言った「人と言うのは護りたいと言う者が有れば強くなる、そして今以上に強く成れる」と言う格言を出したそうよ、
私はその様な存在が居る「私の叔父さん、姫様、組織の皆、愛実さん、そして亜人だけで私の妹分であるアンジェリカ」が居る
この人達が私の宝であり・・此の人達と一緒に過ごせる時間が何よりの私の生きる希望であり、そして私の生きる希望である。
だけど先程の話を「同じ白狼のメンバー」で一応参謀役の「ソロモン・レーニン参謀総長」に話したら、
彼は「護りたいから人が強くなると言う思考的判断は間違いだ、正確的に訂正するのなら失いたくないからこそ
「大事な物を今以上に護たい執念や欲望が人間を強くする」と言う考え方の方が正しい・・だからこそ先ほど言った哲学者は物事の本質を掴めていない」
そう彼は言った・・確かに大事な物を失う事は怖いし奪った又は壊して消した人間が入るのならば私は其れをした人を許さないだろう。
そして「レーニン参謀総長」は「妻と息子と息子の嫁と孫」を「モンゴル帝国の侵攻時にモンゴル帝国兵に見せしめ目的で処刑をされてしまったらしい」
だからこそ・・私以上に「トムクス公国とモンゴル帝国」に対して憎んでいる・・否「モンゴル帝国其の物を此の世から潰しそして消し去りたい」そう彼はそう思って要るのだ。
そして今私は「占領者のモンゴル人の騎士・・と言うか弓兵」からひたすら逃げている・・私は「人を殺したんだだから潔く死ね!!」と他人に言われようとも、罪からの逃避をしようとも如何しても生き延びたいのだ。
確かに今の私は単なる人殺しに過ぎないのだ・・「革命家や救国者」と言う高尚で立派な存在じゃない、只の「復讐」をする事しか出来ない哀れな人間と言われても文句は言えないのである。
そうして如何やら天は「今こそ今まで人を殺した事に対して「御前の自身の死」で今までの罪業を清算をしろ」と言う感じで「馬車の車軸」が壊れて車輪が外れて・・そして横転をしてしまったのだ。
そして私たち二人は運が悪かったのか・・頭を馬車の角にぶつかったりして、其れが原因なのかは知らないけど頭から血が出ている事に気が付いた。
そして「愛実さん」は先程の横転で運悪く気絶をしてしまい・・そして今は物言わぬ只の人型の人形とかしている
とうとう私も「東洋哲学の仏教」で言う「因果応報」と言う状態に成ったのである・・分かって居たが私は確かに大きな理由を付けて「敵とは言え」モンゴル帝国の軍人と其の関係者を殺してきたのである。
彼らにも「家族や親族」も存在をしていただろう・・だからこそ私自身は先程述べた人達に殺されても仕方が無い事だろうな。
だけど・・丘の上から「私が聞いた中」で一番デカい爆発音が聞こえて来た、其れが一つだけなら未だ良いだろう
だが其れを合図にして同じ様な音が繰り返し繰り返し来たのである・・正直耳が痛く成って来るので「爆発の衝撃音」が「私の頭に響いて」痛みが倍増をしてくるから正直痛くて溜まらない。
そして・・先程の爆音が止んで今度は何かが此方に近付いてに来る音がした、あの形確か「愛実さんからの情報」だと「上に砲塔とそして下の確か名前はそうキャタピラ」が有ると言う事は目の前に見えるのは「戦車」と呼ばれる存在だそうだ。
確かに「トムクス王国」にも戦車は存在して居るけど、それらは鎮座をしていてるだけで見た感じ「完全に錆びていて」起動もしなければ、発進すらしなかった。
だからこそ戦車が動いているのを間地かで見た私の心中は「ああこんな兵器が戦場で活躍をしてそして全ての国が此の兵器を持っていれば、私達が知る戦争は今以上の被害と凄惨さが起きて仕舞うんだなあ。」と言う「今後起きるであろう戦争が今以上の犠牲が出て来る」と言う未来への不安視と悲壮感や
「もし此の戦車の軍団を味方に率いれる事が出来れば今我々が潰しに掛かっているトムクス公国の崩壊が出来るのになあ」そう私は「壊れた馬車から遠くの戦車」を眺める様な感じで見ていた。
だが戦車の軍団は私が居る馬車の方向へ向かって着ている・・もしかして私達の存在がばれているの?
そして私は「戦車軍団の目的」が未だに把握できていない状況だった、彼らは只の「抗モンゴル帝国を掲げた戦車乗りの集団」なのかな?其れとも「大日本帝国から雇われた傭兵集団なのか?」否方向的に可笑しい・・仮に傭兵集団が来るのなら東の方向からくる筈だ。
もしかして「大日本帝国」でも「モンゴル帝国」でもない「第3勢力」なのかも知れない。
其れか「あの戦車のマーク否塗装」何処で見た事が有る・・そう言えば「神聖ソビエト帝国の国旗の色」と一緒だ・・確か「愛実さんの情報」では「戦車の塗装は基本的に緑に近い色、砂の色、白色、淡い色」でだけど目の前の戦車郡は「外見上全体を赤色のして「鎌と槌と星」が黄色に塗装された戦車」は本来しないらしい。
だから目の前の戦車は「意図的にあの赤と黄のカラー」の塗装をしている戦車に乗っている・・彼らの目的は本当に成んなの?
其れとも本気で「神聖ソビエト帝国の復活」と言う「お伽噺的でそして壮大な夢物語の実現」があの戦車団が所属をしているであろう
「地下組織又は組織そして構成員の数や影響力や発言力が大きい秘密結社」を裏で構成員共を操る上層部共の暗躍により「内戦状態の旧トムクス王国と其の周辺地域」を
「レジスタンスや民族系のテロリスト活躍の裏で秘密結社の暗躍や先程の組織の接触並びに構成員の極秘的に先程のテロ集団やレジスタンス組織の構成員化」をする事で「先程のテロ集団やレジスタンス組織の傀儡化」が果たす事が出来る。
そして目の前に見える「戦車軍団」は「先程述べた構成員の数が多い地下組織又は組織の構成員の数や影響力や発言力が大きい秘密結社」が目的の成就をする為の言わば「囮又は目晦まし」が目的ならば「彼らの上層部の目的は何なのだろう?」
そして敵の戦車が全てを何故か知らないが止まったのだ、如何してなの?其れかもしかして「私達の様なレジスタンス組織との接触」をして「モンゴル帝国の後ろ盾亡き後のトムクス公国の支配者を裏で傀儡をして裏で牛耳る」其れが目の前の戦車集団の存在意義なのかな。
そして・・一人の兵士らしき物が此方に近付いて着た・・否兵士にしては全体が鋼の色をしている、と言う事は目の前の人間の存在は「絡繰りの兵隊」と言う事かしら否目の前に見える戦車を操縦をしているのは全部絡繰り
流石に考え過ぎかな・・そして先程の絡繰りの兵士が私達の眼前まで来て、そして私達を襲おうとしようとした。
そして私は殺されると思い「ライフル」を絡繰り人形の兵士に撃ったのである・・当然此れは仕方が無い行為だ、私だってムザムザとは死にたくはないのだ。
そして・・私が絡繰りの兵士を殺した?否ロボットは人間じゃないから壊した後に「先程の戦車軍団の総長らしき人物」が大きい声で私達に向かって以下の様な言葉を述べた。
「
其処の馬車の中に居る物に告ぐ・・我々は別天津神共和国連邦のソビエト共和国の物だ、我々の目的は只一つ「全ての既存の国家の破壊又は併合による消滅」其れに因る「全ての国家の統一化による世界平和の実現」
そして、「創造神と言う此の世を創り賜うた神の名の元での緩やかな国家連合の樹立」其れが「別天津神共和国連邦の唯一無二の存在意義」だ。
そして貴様等は只ひたすら「モンゴル帝国」に対して支配され虐げられる事を長年強いられて来た哀れな存在だ。
だが此の世の中と言う存在は良く出来ていてな・・「栄える物は其の内滅びる」と言う事が「栄華に酔いしれている人間達」に物言わずに「破滅や没落」を贈与をしてくれる。
さて、此処で貴様ら誇り高き「反抗者そして抵抗者達」よ「我ら別天津神共和国連邦の一部と成り共に大いなる神の意思の為に共に協力をしようぞ」
如何やら彼らは「別天津神共和国連邦の軍人達」だった・・だから、もしかして私の安全確保や救助の為に先程の絡繰りの兵士は近付く様に先程の総長は命じたのかな。
だからこそ先程の演説から察するに私達の敵では無い・・協力者だと思いたいが別の見方をすれば「配下に成れ」とも取れる。
・・・・流石に血が流れ過ぎて私は如何しても意識が朦朧としてしまう、そして意識が段々と遠くなってきている。
だから最後に彼らに伝えなければ成らない言葉を発しなければ成らないなあ「貴方達のソビエト共和国は只の神聖ソビエト帝国の復活を望む勢力なのか?そして貴方達のソビエト共和国はモンゴル帝国を支配したらロシア王国・・詰まる所ローマ帝国をも併合する事が最終的な目的なの」
ああだから「別天津神共和国連邦」は「神聖シベリア帝国」に対しても肩入れをするんだ・・だけど「別天津神共和国連邦のソビエト共和国」と言う国家名なんて聞いた事が無い。
もしかして・・長年「神聖シベリア帝国の構成国内」で地下組織をつくり暗躍をしていた可能性もある。
そして目的の成就を果たす時まで表に出さずに結果的に「モンゴル帝国のシベリア侵攻」其の後の大部分の占領が起きたからこそ「自分達の存在意義の拡散」そして「モンゴル帝国に虐げられている事を強いられているシベリア人民」が「嘗ての神聖ソビエト帝国の復活」を多くのシベリア人民が望めみ希望を持たせれば「世界統一」が本当に叶うのかも知れないね
そう私の意識が途切れる前に先程の言葉を彼らに伝えて・・そして私の意識は一旦意識が途絶えた。
「以下 傑」
成る程・・成る程此のお嬢ちゃんは此の国と言っても滅んだ国の御姫様・・元王族に人間か
そして馬車の乗っている人間は「大日本帝国と言う同じ別天津神共和国連邦の出身者」・・如何やら転生者なのは此方の方か
さて俺は此れから如何しようか?一旦自分達の本拠地に戻るのか其れとも「トムクス王国の復活とモンゴル帝国の傀儡国家と成り果てた事への義憤」とかで結成された「白狼部隊との合流」を一旦するのか
其れか俺には戦車部隊が存在するからいっその事「目の前に見えるトムクス公国とモンゴル軍の蹂躙」
そして「トムクス王国の崩壊とソビエト共和国のトムクス州ないしトムクス藩王国の建国」でもさせますかね。
否そうしよう・・別に俺は「白狼部隊の恩恵も貸もゼロ」だ、只「トムクス公国の潰滅化」其れだけの事柄だけが唯一の共通点であり接点だ。
と言う事で「ソビエト共和国トムクス藩王国の実現の為」に俺はアノ燃え盛る街と其れを所有をする国家に対して一方的な宣戦布告を出した。
そして俺以外の車両は全てあの燃え盛る街に進軍をした・・此れであの町のあの国を俺の指導をしているソビエト共和国の傘下に引き入れる事が出来た。
勿論ソビエト共和国の旗は「ソビエト社会主義共和国連邦の国旗」では無くて「南氷共和国の旗」にした・・正確的に言えば「南氷共和国の色違い」で「赤い夜空に黄色に北極星と北斗七星」が描かれて入るのが「ソビエト共和国の国旗」だ。
理由は「今はどうせ「俺ら以外の転生者」が碌でも無い統治政策でどうせ崩壊しているだろう
だからこそ、滅んでいるだろう「南氷共和国の遺志」を精神的に継いでいると言う事を仮に此の世界に「年さん、恵さんや大将」がもし来たら「ソビエト共和国の旗」が「南氷共和国の精神的な継承国」が一目で理解をさせる為である」
さて・・「1日」もすれば目の前の街と其の街を支配をしている国家はもれなく「ソビエト共和国の物」と成るだろう。
さて・・其れまでの間「ソビエト共和国の本拠地」に先程の二人を連れて行くか・・流石に戦車で戻るのも有れだから「装甲車」で「本拠地」へ向かうとするか
そう言えば今乗っている「戦車」は如何しようかね?・・いっそ「射撃訓練の標的」にでもするかね。
さて「BMO-Tの召喚」をして見た・・以前「南氷共和国の総統府」の好さんの専用部屋に招待をされた時に遊んだ「テレビゲーム」と言う「遊ぶための機械」で「私が前世の前世で死んだ後の「21世紀の対テロ戦争」で「ロシア系のソビエトの最高を実現をしようとする共産主義系の民族過激派テロリストの団員」が乗っていた事が感動をして「ロシアの科学力は凄いなあ」と言う事は今でも覚えている」
だけど・・自分達が「NATO 北大西洋条約機構の対テロチーム一員」と成り「ゲーム上とは言えロシア系テロリストの射殺」は複雑な心境を受けた。
そして何だかんだで「BMO-Tの召喚」をしたからこそ「彼女達2人」を彼女達が今置かれている状況下で暮らして居る生活より倍以上の安全でそして安心の暮らしを提供をするのも「為政者としての勤め」なのかも知れない。
さて・・一旦彼女たちを「BMO-T」に乗員をして貰い勿論運転は俺だが・・此の「BMO-T」は好さんの部屋で読んだ「ミリタリー大百科 ソ連そしてロシア又はCIS編」での図鑑説明で「最高7人まで乗れる」と言う風に書いてあった。
さて・・残り否改めて今読んでいる「ミリタリー大百科 ソ連そしてロシア又はCIS編」を見ていれば「乗員2人まで」しかないと言う事を気付いた。
そして「T-95又はT-94」を代わりに召喚をした・・其れで何で「ソ連兵器」をやたら召喚をするのかは「前世の前世の祖国だからと俺が知っている操作が同じかもしれない」と言う期待から「ロシア産の兵器」を使っている。
さて今度こそ「3人乗り」の戦車に乗って・・「オムスク民主主義人民共和国」に出発をした。
流石にあれだ・・先ほど召喚をした「T-80」より技術力が10年以上経っているので思っている以上に速い・・だから来た道が6時間以上掛かったが帰りは4時間で着きそうだ・・否其れ以上かもしれない。
此れからの事を考えれば先ず気絶している彼女達の目覚めを一旦待ち・・「曽比エイト共和国の存在理由と別天津神の存在意義の説明」
そして「対モンゴル帝国への協力そして共闘戦線の構築」そして先程の仕事の傍らでの「清美さんとの合流」が此れからの一連の流れに成るだろう。
さて最初は「二人の女性の目覚め」から始めないといけないので・・そうだな起きるまで俺の否俺達のソビエト共和国に匿うとするか。
そうして「俺達の住処であり、そして拠って建つ地」である「ソビエト共和国」に到着をしたのである、余談に成るが此の時に腕時計で時間を確認をしたら午前9時に成っていた・・それにしても目の前に見える「サンクトペテロブルグ・・又はペテログラードやモスクワの街並み」が俺の視界に一望する感じで見る事が出来るのだ。
そして彼女達を「クレムリンの来賓室」に一度安置をして・・そして俺は今度は「T-80の戦車199両」により蹂躙をされた「トムクス公国」に向かうとした・・
どうせこの様な「出血と気絶をしている以上」は「2日や3日」気絶状態が続く物だ其れこそ此の世に対して執着が無ければ・・無理だ。
其れこそ「FPSのゲームキャラ」見たいに強運じゃなきゃ有り得ないのだ・・もし気絶状態の完治が1日も経たずに起きたら
否考えるだけ無駄か・・さて我が偉大なる祖国の戦車に乗り「現地に居る後見人と後ろ盾を亡くしているトムクス公国の末路」しっかりと此の目に焼き付けなければ成らないのだ。
そう・・ガイアの世界での南氷共和国の時もしたが今の俺は如何足掻いても間接的とは言え「多くの殺人の指揮及び命令」を「如何言う理由であれ」俺は先程の殺人命令だした事には変わりはない。
だからこそ彼らの夢の一部や遺志とやらを受け入れないといけないし・・何より「此れから見るであろう・・モンゴル人の死体やモンゴル人の焼け跡等、此の俺自身が間接的に殺人命令をして来た事への現実」を受け止める必要が有るのだ。
さてと・・「旧トムクス公国」そして「トムクス藩王国」又は「別天津神共和国連邦のソビエト共和国の構成国のトムクス民主主義人民共和国」に向かうとしますかね
そう言えば此の世界に来て丁度一日分が此の世界に到着をしたのは午前11時半だった経ってしまったな・・時が流れるのが早いもんだ。
まあ此処に来る前の間に「AK47の射撃訓練」をしていたし・・今後の計画を練ったりしていたんだけどな。
そうして俺が戦車に乗って出発をしようとすると俺が運んだ女の片割れで「今は無きトムクス王国の王族で白狼のメンバー」の「通称べラ」が此方に話しかけて来た。
勿論手元には何処からかくすねて来たのかは分からないが「マカロフ」と言う「ロシア製の拳銃」を「ホルスター」に入れて「AK-74U」を両手で此方に向けながら話しかけて来たのである。
「以下 ベラの回想」
「
私は知らず知らずに此のよく分からない場所に寝かし付けられている否多分彼は気を使って寝かしつけて来たのであろう。
と言う事は此の場所は先程彼が言っていた「ソビエト共和国」に所在する何処かの建物又は施設の中と言う事でよさそうね。
それにしても此処は広い部屋だ・・そう私は自分で視認できるは範囲で確認すると「大理石の壁」が全体に覆っている。
そして・・私は「今いる場所」から出てそして・・「武器」と成る物を探していた、今の私には身を守るのに必要だ。
そしてこの大きな建物の中を見渡すような感じで見ていた・・そして私が歩いている先に「大きな倉庫」らしき物が見え扉を開けると「戦車」でも「馬車」でも無いけど確か「自動車」だったけな・・其れが大量に存在して居た。
先程の図書館に置いてあった図鑑に掲載されていた「自動車」と言うのが書かれていた・・そして付録化何なのかは知らないけど「BD」と書かれた「円盤」が同梱されていた。
そして私は「此の約12センチの光を反射する円盤」が今一如何使うのかが理解できずにいた・・なんかの目的で存在するのは解るけど。
其れで私は円盤の活用方法の模索を諦めて・・先程の自動車も私自身は運転をした事が無いからなあ・・
だけど先程の倉庫の中を探索をして今度は「自転車」が置いてあったので其れ拝借をして「自転車を漕いで」辺りの散策に私は出かけた。
そして今度見つけたのは「武器庫・・正確的に言えば銃器置場」と言う感じの場所に辿り着いた・・やはり「色々な銃が有るなあ」其れが私が発した感想だ。
此の「銃器置場」には見た感じ「散弾銃と狙撃銃」が見当たらなかった・・だが「見た事も無い銃」と「片手でも持てれそうな銃」
そして「携帯できる爆弾」確か先程の本で読んだ時に「手榴弾」と書かれていたからが多分此れが「手榴弾」なのだろう。
まあ其れ等が沢山「武器庫」に置いてあったのだ。
だから私は「一つ位なら、ばれないのだろう」そう言う気持ちで拝借をしたのだ・・
まあ彼も私達「別天津神共和国連邦の一部」だから「同族や家族に借りた」とも取れる・・多少傲慢な解釈だけどね。
そうして私は装備一式を拝借をして・・彼の所に向かったのだ、何しろ今まで歩いて人間との接触は出来ていないだが「鋼色の絡繰り人形」には、そこそこ有っているのだ
もしかして彼は此の国の最後の人間だったのかも知れない何しろ「トムクス王国の伝承」では「オムクスの大地」には「鋼色の絡繰り人形が住まう国が有る・・絡繰り人形が住まう理由は神の名の元で世界の統一化を図りし存在の降臨を待ちわびる」と言う伝承が有る
そして伝承の続きには「其の物・・特殊な力を持ち合わせて嘗て兄弟今は異邦人に占拠されし我らの土地・・特殊なる力と鋼色の絡繰り兵士引き連れトムクスの再生そして安寧創り、そして異邦人此れを追い出す」と言う続きまである
実はこの伝承は「未来予知や予言」や書かれていたのを特殊な能力を持つ人間が先程の伝承を書いたのだろう。
だけど未だに「彼の本心」は「私や組織の皆」が「理解が出来ない状況下に置かれている事」は「私達は彼を信用できる」が彼は「私達を信用していない」
只偶然に「トムクス公国とトムクス公国に残留又は在留をしているモンゴル人の消滅」だけなのだ・・
そして「国家名」の滅んだ国の名前である「ソビエト」の名前が書かれてる事は裏を返せば我々の宿願成就をする為に・・そうだな手始めに「トムクス公国の併合そして、ソビエト領のトムクス王国又はトムクス民主主義人民共和国の建国」
そして彼の最終目標が「神の力を借りての1300年前の遠い、遠い昔に存在した嘗て人間や亜人の利権やら風習やらや民族気質的な理由で
イザコザを起こしてで「内戦状態」と成り「国家分裂」で滅んでしまった国家の現代への復活」其れが彼自身が望んで要る世界なのかも知れない・・
だからこそ・・私達と協力をして要らぬ「事件や対立」を生みたくないからこそ、そして其の国の国家業務を其の国の人間が丸投げして自分の都合が良い流れに成れば「目的の成就」が早く叶うからこそ
「仕事の丸投げ」と私達が乗っていた豪華な装飾が描かれていた馬車と並びにモンゴル兵からの逃走劇を鑑みて「此の馬車に乗っているのは良い地位に存在する人間だ・・だから気絶して居る所を助けて、そして恩を着せて我々の協力者に成って貰おう」と言う考えが有ったからこそ
私達の救出と保護をすると言う選択肢をしてくれたんだろうな・・だから気絶をしていた私達を「ソビエト共和国のオムクス共和国」に匿って「トムクス王国の歴史」や「別天津神共和国連邦構成国のソビエト共和国への併合要請」をさせる為に連れてけ来た。
見た感じ私達に対して此れと言って「拷問行為や尋問行為」をされていないなあ・・だから彼方も手荒な手段を取れば「反発と反感」を買うからこそしないんだろうな。
今は何方にしても彼との再接触をしない「此れから何を望み・・そして私の故郷であるトムクス王国の扱い方」が「モンゴル帝国」と同じ様に「搾取と抑圧」だけなら正直頂けない。
叔父さんが言っていたが「国家と言うのは確かに崩壊をしてしまう物なんだ・・だけど例え崩壊しても民族の誇り、そして民族の存在意義だけは忘れては成らないよ」
そう私に対して言い聞かすように伝えていた・・そして私は彼を見つけ「彼自身の今後の予定」も聞いておく必要性が有りそうね
そうして遠くの方に戦車に乗りかけている人影を見つけたのだ・・多分彼だろう今まで人間が見当たらなかったから、そして私は彼の元へ歩いて赴いた。
流石に自転車のままで要ったら「人の国家の物を盗んどいて・・良く俺達の前に立つな
其れでお前さん等の国では自分達より下賤な輩が国の指導している国ではこの様な態度を取っても良いと言う教えでもあるのか?
如何やら貴族レベルの浅はかな考えで国の統治をしていたから・・あんた等が野蛮だと見縊っていた「モンゴル帝国」に国家の消滅と言う汚点を落としたのも頷ける
」
そう私達に辛辣に罵倒の如く言われてしまうかも知れない・・其れでも銃だけは肌身離さずに持ち続けるんだけどね
「私達の目的と彼方の目的は粗同じ道のりにある・・だから私も銃を持って戦いたいんだと言う強い意志を彼に見せれば・・又トムクス王国に戻れるかもしれない」
そうして私は彼の元に赴いたのだ・・勿論此れは私自身の独断専行かも知れない・・だけど彼の力を使えば「トムクス王国の復活とトムクス王国の発展」が叶うのである。
そうして私は本格的な交流を開始した。」
さて武装した彼女が此方に近付いて
「貴方が此れから赴く場所場所は、もしかして潰れて今は消えたトムクス王国又は外人が占領そして統治をするトムクス公国に行く積もりなの?
もしそうなら私も連れてって下さい、私はあの国出身者何です・・だからこそ今の貴方は今から行く場所の地理や風景等の情報が此の場所に疎い貴方には現地の情報の獲得が必要でしょ
だからこそ貴方が此れから向かう「トムクス公国又はトムクス地域の情報」を「トムクス出身者の私の存在」は必要な存在でしょう・・だから私も連れてって、その如何して先程の単語を言ったのかは私には、私達には貴方に対して借りが存在しております
其れでが貴方が私を間接的に助けたお礼と言う対価です」そう言う事を彼女はペラペラと喋ったのだ。
現地の情報の提供の対価で「相互の貸借りの清算」を彼女自身は望んでいる様だが俺は目の前の人間の今から6日分の記憶をすでに手に入れている状況下である。
だからこそ彼女が取り創った先程の提案を俺自身は当然無視する事が出来るのだ「旨みが存在しないから」と言う理由が本音なんだがな。
だけども此処で下手に拒否をすれば、今俺の目の前に見える彼女が俺自身への心証を悪くする可能性が有る
何しろ「今彼女が武装をしているAK74-Uとマカロフ」に頭を撃ち抜かれる可能性もある。
確かに今の俺は全身に「防弾チョッキと軍事用ヘルメットで身を固めて」はいるが「運悪く弾の脳天貫通」を例え着ていても「弾の貫通」は起きる物だ。
だが先程の「貸し借りの清算の件」では此方側に旨みが無いのも事実だ・・否連れて行くのも有りか、今の所「俺と白狼のメンバーとの共通の接点」は「目の前の女とモンゴル帝国の支配下のトムクス公国の崩壊」しかないのだ。
否問題はモンゴル帝国亡き後の「トムクス公国」だが・・モンゴル帝国の兵士とトムクス公国の崩壊の第一功労者は勿論俺だ。
だが俺は此の街を正統に支配をする権利や権威は無いのだ・・もし有るとしたら大昔に滅んだ国家の精神的な継承国家だと無理なハッタリを言い続ける必要が有る。
だが「民族主義的な色が存在を成して要る白狼のメンバー」の中には「トムクスの大地を治める正統性のある存在」詰まる所「亡国の姫」が「リーダー」に成っている。
だか此の国に暮らす「愛国的な民衆」は「何故自分の両親の復活より己が両親の先祖の復活を望むのだ」と言う風に「神聖ソビエト帝国よりもトムクス王国の復活」
だからこそ「神聖ソビエト帝国の復活」は多くのトムクス国民は望んでいないのかも知れないなあ。
そして御姫様を使い・・トムクス王国の復活を餌に「ソビエト共和国の加盟」すれば「禍根の排除」
だが先程も述べた通りに白狼とのメンバーとの接点が無い以上は上手く往かないのも事実である。
だからこそ・・助けた報酬は「メンバーとの接触」と言うのが個人的には非常に宜しい。
そして俺はお嬢ちゃんに「確かに俺が向うべき場所否中継地点にトムクス公国が有ると言う事は事実だ・・だから戦車に乗りたければ乗れ」と言う風な事を彼女に言ったのだ。
そして「俺が此れから向かう場所は嘗ての同胞を探す事が本来は第一にすべき事だ・・しかし未だに行方知らずと言うのが現状だ。
だからこそ俺はまず先程の同胞を迎えれるだけの安全な場所を建設をして・・そして迎えれるだけの準備が必要なのだ。」と彼女に対して先程の言葉の続きを言った。
そうして彼女は・・何か察したような口調で「私も貴方の同胞と呼ばれる人又は人達ににあって見たいし・・そして何より先程の貴方の同胞の人達に私達の国の惨状を目に焼き付けっさせたいしね」と自嘲して要る様な言い方で俺に対して喋ったのだ。
だけど・・そう言えば目の前の彼女以外にも「黒髪の眼鏡をかけて・・何より大日本帝国からの使者」と自ら言っていた、あの女性は未だに気絶状態である。
そして未だに気絶状態が彼女は続いている・・さて彼女は未だに何時か醒めるが何時目覚めるかも分からない深い眠りについているのだ。
そして此のまま連れて行け運転の支障に成りかねんし、何より大変に危険なのだ・・そして問題は何時頃目覚めるのかが問題だ。
今すぐ目覚めて貰えれば其れは其れで有り難い・・最悪数週間ほど最善でも4日間の間まで眠り続けるのならば「ロボット兵」に全ての事を任せて貰い・・此の国の存在意義や歴史を彼女に丁寧に教え込ませればいい。
だが問題は俺自身が今いる「ソビエト共和国のオムクス州」から「トムクス公国」へ旅経ち、そして「黒髪メガネの日本人」が意識が戻る間までの間がい「1時間や一日」で記憶が戻る
そうすれば彼女が取る行動は・・現場の確認そう「同じ別天津員共和国連邦の構成国であるソビエト共和国への情報収集」を勝手に行うだろう
まあ・・未だに戦車や戦闘機だけ置いていると言う状況下だけで未だに「ソビエト共和国の軍事施設や政府機能」手付かずな状態である・・もし其の事がばれたら最悪の話「大日本帝国経由」で「大漢帝国」や「ローマ帝国の構成国のロシア王国」に此の国の存在をばらされる事と成り
そして「此の国への侵攻」を開始をするんだろうな・・確かに此の国の科学力と軍事力は「俺自身の前世の前世の人類史」での基準から行くと「大体80年代から00年代」の兵器を採用している。
まあ主に「ソ連製やCIS製、旧東側諸国の銃、元WTO圏の銃」や同じように戦車や武装ヘリも「ソ連製やCIS製の戦闘機、旧東側諸国の戦車、元WTO圏の武装ヘリ」
等を中心の揃えている。
別に俺自身が「前世の前世がソ連人」と言う理由で「東側諸国の兵器の使用の優先」言うのも此れ事態も事実だが・・一番の理由は俺自身に馴染みが有ると言うか親近感を覚える存在だったからだ。
だから西側諸国の銃「アメリカ・NATO、イスラエル、日本」でも俺自身は性能と故障率の低さが兼ね備えている兵器や銃器が存在するのなら俺は採用をする。
そして多少の余談に成るが此の世界での大日本帝国の装備や軍事力は「俺自身の前世の大日本帝国の20年代の装備」・・「俺自身の前世の前世の大日本帝国の30年代の装備」だった。
だからこそ「戦車と言う概念」は存在をしているし「レシプロ方式の戦闘機」の概念も此の世界には存在するのだ。
だが・・未だ此の世界には「大日本帝国とソビエト共和国」以外にも「戦車や戦闘機」と言う存在が確認できる国家が存在して居る「ユダヤ共同体・・又の名はユダヤ帝国」と言う存在だ。
確かにユダヤ帝国は「ローマ帝国とムスリム勢力」に間接的に囲まれている・・だが「ユダヤ帝国の本土の土地」は「国家の全体が高原」に成っているのだ。
だからこそ・・敵は只ひたすら「高原上り」をし続けなければ成りません・・大体一番海抜が低い場所でも「約250メートル」で海抜から一番高い場所だと「約1947メートル」も有ります。
だけど周囲に長年敵対者に囲まれている以上は国是として「科学力の向上の第一」として「ユダヤ帝国の教え」で決めていたそうだ。
さて・・別に大日本帝国側からして見ても「ソビエト共和国」は対立関係に置くべき存在だと理解して貰えれば有り難いのだけど、そうじゃなきゃ「下手な派閥争い」で「此の世界での別天津神共和国連邦の世界への発言力と影響力の大幅な低下」が「他国」から「別天津神共和国連邦の国力が低下して居る内に好き放題悪さが出来る」
先程の事が目に見えて取れて仕舞うから「大日本帝国の政治家な上層部や権力者の連中共」が「余程の馬鹿でかいプライド」と「余程の既得権益の優先化への進行」と「余程の排他主義者」では無ければいいんだがな。
もし先程の通りに大日本帝国の上層部が「ロクデナシ」と言う単語を送りに相応しい存在なのなら「俺達のソビエト共和国」は独自の行動を起こすのみである。
「そう言えば・・未だに名前を述べていませんでしたね、その助けてくれた恩人なのに名乗らずに協力してくれと言う一方的に「せがんだ事」は反省をしています。
其れで私の名前は「べラ」・・「此処より大体1000㎞以上の西側の海に存在する大きな島に住んでいるスラブ人の言葉で「白と言う意味の単語」から取られたのが今の私の名前」
未だに本名を忘れて・・只ひたすら昔の様に「私達が私達の国の文化や歴史を外で大声で叫んでも許されて・・そして誇りと述べた所で罪に問われない」そう言う国を私や私達は望んで要るの
少し話し過ぎちゃったか・・其れで貴方は何処の国の生まれで、何を目的として「鋼色の2足歩行型の絡繰りの兵士」と共に「一度潰えた国家の骸を又現世で担ぎ上げて」
そして「神の名の元で嘗ての自国の領地そしてならず者に分捕られた領土の再奪取」をして・・貴方の其の先は一体如何したいの?
私は只・・貴方の計画にトヤカク言える立場じゃないの事は理解しています、だけど貴方の計画で「私達の祖国」が「貴方達の亡者の体を担いで・・嘗ての領土の奪還の際に多くの犠牲者を出すのだけは黙認する事が出来なかったのよ」
そう彼女自身の心の内を「一国の為政者の長の前」で怖じ気ず、媚びず、そして飾らずに母親が子供に対して叱る感じで伝える様に言ったのだ。
「
別に俺自身の思想には「要らぬ恨みを買いたいと思う程」の「排他そして排地主義者」じゃないんだよ。
だからよ早い話は・・現地の人間が現地を統治を任せて命令を出すのが、一番最良で負担の少ない統治方法だと自負をしている。
だから別段・・ソビエト共和国の加盟そして構成国の一つ」この看板だけしょって貰えれば後はアンタ等の組織は好き勝手にアンタラ好みの祖国又は故郷を築き上げれば其れで良いんだよ。
さて未だに俺自身の名前を伝えてなかったな俺の名前は「赤旗 昇 あかはた のぼる」そう言う名前だ。
だから以後良き「同志」として・・よき「協力者」として共に「外国人に支配されている、貴方の祖国」から「部外者の外国人を追い出して・・共に赤き旗を掲げよう」
そう俺は彼女に対して自分の此れからの動きを話して置いた・・だが何故「赤旗 昇」と言う偽名を出したのかは
理由は単純で相手方も「偽名」を出した以上は・・価値観が違えば何れ貴方との関係を反り、そして「犯行声明」だしての
「反乱活動」を「私達はしますよ」と言う一種の合図なのかも知れない・・だから其れに対しても俺達「ソビエト共和国の上層部」も
「反抗意識や利用価値の無し」と判断した場合は「全力でトムクス王国の排除」に乗り出すぞと言う姿勢を示す為に其の初段階である「偽名での交流」をしたのだ」
そして俺たち二人組は「T-95」で「トムクス公国」に向かったのである・・其れで「愛実さんの件」は「ベラさん」と戦車で話した結果・・「トムクス公国の件が終わり次第にオムクスへの帰還」をする事で解決をした。
そうして俺達は来た道を只ひたすら戻るのみであった・・長い長い道のりを只ひたすら「二人旅」をするだけであった。
其れで此の只俺が黙々と運転するだけ、そして彼女自身が戦車のハッチから眺める景色に飽いたのかは分からないが
俺に対して語りかける様に「ベラさん」は其れを見かねたのか俺に対して奇妙な話をして来たのである
「
「実はね私には傍から見たら二つの家族見たいな物」が有るの・・一つ目は外国人の追い出しそして、祖国の奪還を望む地下組織のメンバーの皆
そして、もう一つが「私の叔父さんと自分を姉さんと言って慕ってくれた犬の亜人の女の子」がいたの。
だけど「叔父さんも妹」も「モンゴル帝国の私の祖国への侵攻時」に「二人とも消息不明状態」に成ってしまった・・
だから出来る事なら又私達の前に現れて欲しんだけどなあ・・其れで赤旗さんも仲間探しとかしているの?」
と尋ねて来たのである・・此れが所謂女の第六感と言う奴か、下手に単語は此れから言えなさそうだな。
そうして只ひたすら、ひたすら俺達が乗っている戦車は東を向いて進んでいった・・一人は故郷の奪還を望み、もう一人は嘗ての同胞を又は新たな同志の接触を望んで
そうして俺達は「モンゴル人が支配そして統治をしているトムクス公国」に着いたのだが空を見れば深夜で時計を見れば「22時43分」と成っていた。
そして昨日見た「あの燃え上がる街は存在をせずに」代わりに「ランプの様な人工的な明かり」が「トムクス公国の有るべき場所」を照らしていたのだ。
そう言えば俺がロボット兵に命令をした際に「もしモンゴル兵が全滅をしたら・・ソビエト共和国がモンゴル軍を追い帰したぞ、
と言った後にお前さん等は街の復興をして、此の街の発展をしたら原住民は「ソビエト共和国の共感と有効と信頼」が芽生えるだろう。
だからこそお前達は「モンゴル兵の此の世から排除」をしたら「街の復興」をしろ分かったか」と言ったんだよなあ。
それにしても「約600の兵」で此処まで発展をするとは思わなかったなあ・・さてアノ街を向って進行でもしますかね。