赤き夢
昔聞いた話だが「ロシア」では「白」が「悪」、「赤」が「正義」そう言う意味合いが有るそうだ。
やはり「白い=雪=寒い=悪」と言う風に成ったんでしょうね
「以下 ベラの回想の続き」
私の本来の名前は「アナスタシア・トムクス」と言う「今は無きトムクス王国の王位継承権第5位」の女である。
だけど「滅んだ国の継承権」と言う存在に、大きな意味が有るのかが今の「政治と言う存在」に疎い私には未だに分からない・・
もしかして此の国が又復活をすると言うお伽噺の様なご都合主義的な展開が此の世界に存在している訳が無い。
そして先程の「現在のトムクス王国の継承権の第1位にを持つ継承者の人間」は、此の世の皮肉かも知れないが・・そう私の両親を殺すように命じた「アレクサンドル・ノヴォシビルスク」其の人だ。
彼はもう齢「90数歳」の早い話で言えば化け物の様に長寿・・そう生ける伝説だ此の世界では人の平均的な死忘時の年数は「平均的に45」だと言われている。
だが先程述べた「アレクサンドル・ノヴォシビルスク」と呼ばれる老人は「人の倍」は平気で生きている・・そして90に成っていても為政業を続けているの、普通なら記憶の曖昧や感情や精神の若年化が進む物だ。
だけで彼は今でも冷徹且つ合理的に為政業を続けている・・だから本当は代替わりしているんじゃ無いのかと思えている、一応彼にも「ルドルフ・トムクス」と言う名の一人息子がいたそうだ。
だけど彼より先「20年も前」に「39」で死んで仕舞ったらしい・・一体どんな性格でドンナ人生を送ったのだろうか?
もしかして現在生きている「アレクサンドル・ノヴォシビルスク」は実は「2代目アレクサンドル・ノヴォシビルスク」で「2代目アレクサンドル・ノヴォシビルスク正体」は実は死んだ息子さん詰まる所「ルドルフ・トムクスさん」が何らかの事情で・・
そう、例えば親父さんの名前を使った方が「色々と陰でコソコソ出来る」や「ネームバリュー」的に考えて此方の方が都合が良いと言う理由で敢えて自分の名前を語らずに「アレクサンドル・ノヴォシビルスク」を自ら名乗った・・流石に無いか
そして私は・・仮に彼事「齢90数歳のアレクサンドル・ノヴォシビルスク」を憎んでいるが「今すぐ殺したい存在か?」と尋ねられたら正直な所は「此の世から消したい!・・とまでは往かないが完全に許せる存在では無い」そう私は思って要る。
此れは私自身の本心からの言葉だし・・嘘偽りの無い単語だ、だけど為政者としての腹正しく憎いが彼は「一流」だと思う。
実際に私の父が私の母と結婚した際に唯一反対したのが彼だった・・そして彼は「大日本帝国」と呼ばれる国に対して深い縁が有るらしい。
何故方言えば・・「アレクサンドル・トムスク」と呼ばれていた時代から彼は「別天津神共和国連邦の大日本帝国」と密かに「大漢帝国経由」で貿易をしていたらしい。
何でだろうか?私には分からない・・おそらく「大日本帝国」には「トムクス王国」には存在しない何かが「大日本帝国」には有るのかも知れない。
そう例えば「超兵器群の数々」とか「そして兵器の製造方法の一部」とかが「大日本帝国」と言う国家から此の国への提供をしていたそうだ。
その名残として「銃器や戦車」と呼ばれる物が此の国の何処かに隠されていると聞いて居る・・其の所まで探し出す事にしよう。
弾が連続してい撃つ事が出来る銃・・そう言う存在が此の世に存在したのなら今以上の犠牲者が出てしまいそう。
そして今の彼の目的や行動が如何も解らないのである・・其の理由は「モンゴル帝国軍への反撃」と「モンゴル帝国軍に占領をされた神聖シベリア帝国の奪取」も如何やら果たして要るそうだ。
此の事から鑑みて「アレクサンドル・ノヴォシビルスク」と言う人物には「自身の故郷であるトムクス王国」と呼ばれていた国と言う存在に対して「過去に存在した国」又は「アレクサンドル・トムスクと言う人物が生まれてそして親族により精神的に殺されてそして死んだ国」と言う位置付けなのだろうか?
だからこそ「俺を追い出したトムクス王国は偽物で俺が今住んでそして統治をしている国家がトムクス王国の遺志を継ぐ継承国家だ」と本気で思い込んでいて「嘗てアレクサンドル・トムスクと言う人物が死んだ後のトムクス王国は別の国家だ、だからこそ助ける義理はねえ」と言う心情なのか?
そしてもう一つの疑問は如何して「エリザベート・トムクス姫」は服毒自殺未遂をしたのに生きているかだ。
本人感覚としてはしっかりと服毒をして昏睡状態をしたそうだ・・しかし気が付いたら生きていて、見た時には体に痛みや傷害が残らずに何も無かったと言う
そして姫を襲おうとした「モンゴル帝国の人間」は・・まあ見るに堪えない状態で発見をされたらしいが一体誰によってそんな惨状が起こしたのだろう
そして・・「マスク装着」をして誰だが解らなかったが「若い女性の声」が如何やら「御姫様」に対して「此れから世の中に対して牙を向かない・・何時までも自分自身の故郷に「余所者」と言う存在が支配するだけの世の中は嫌しょ?
そして、貴方は力と言う存在を必要として望んで要る・・もし望んで要るのなら協力してやる。
だが、力を手に入れるのには代償と責任が付き纏う物である・・其れで貴方はその覚悟を持ち合わせているのか、只貪欲に欲するものを欲しそして其れが原因で身を亡ぼす哀れな「豚」に成り下がるのか
さあ・・何方でしょうねえ?」そうして姫様は「仮面を装着をした女の人」に尋ねられたらしい。
「
其れは代償の重さに依りますがね?まあどうせ私の命を助けたのも貴方又は貴方達の組織の人間でしょ?
其れで「一度死んだ又私の此の肉体」を「此の死にぞこないの私と言う存在」を神の如く甦らせて
其れで「貴方達の組織の目的」は何なのよ?、もし此の国の正統性が欲しいのならば貴方達の組織にくれてあげる・・どうせ此の国の歴史を遡れば「神聖ソビエト帝国」と言う「国家の連合体」が「神聖ソビエト帝国の盟主国のロシア王国の内戦」を乗じての「分離独立」をした国の内の一国だ
だからこそ「神聖ソビエト帝国」からして見れば「テロ国家」の他ならないのだ「神聖ソビエト帝国から分離独立した全ての国家」は「神聖ソビエト帝国」から見れば全て「テロ国家」の他ならない・・貴方のもそう思って要るんでしょ?
如何せ此の世は「茶番劇」と思って要るんでしょ?どうせ武力併合された国は只力が無かったからこんな目に成った。
だからこそ「弱小国家」は「強国、そして超大国」に大人しく飼いならせる哀れな家畜・・そう思って要るんでしょ。
其れで貴方の目的は何?「今は敵国である「モンゴル帝国」の力に堕ちた祖国を替わりに貴方の組織が追い出して
そして今度は「貴方達の組織に息がかかった人間」又は「絡繰り人形の成り果てた私」を裏から操りによる祖国の統治する」其れが貴方達の目的ね。」
そう御姫様は其の時張れるだけの全ての張ったりを咬ましたそう・・そして「マスクを装着をした女の人」から以下の様な言葉を受けたそうよ・・
「そう・・貴方は「マツリゴト」を其の数え年13と年齢で理解をする事が出来ているとはねえ・・イヤー大した心構えよ。
私が其の年の頃は「音楽と絵と本」に傾倒していて、そして仲間と面白おかしく楽しくやって居た頃だった。
だけど其の年で「滅私奉公をする覚悟」出来ているなんて・・そうね簡単に言えば私達は「別天津神共和国連邦の構成国家の一つ」であり「此の世界での別天津神共和国連邦の代行国」の「大日本帝国」の物です。
そして私の名前は「長谷堂・愛実 はせどうつぐみ」其れが私の名前・・そして「今の私の任務は貴方を保護又は協力する事が今の私が国家から受けた任務」なの
だからこそ貴方の「抗モンゴル帝国の地下組織」には「大日本帝国」は本当は非公式だけど「私経由」でなら「大日本帝国の支援」を頼んでありますから「武器や兵器の問題」は心配しなくても大丈夫ですよ。
だからこそ・・当分の間私達は貴方の協力とそして「抗モンゴル帝国・ロシア王国をする現地の武装勢力の接触そしてレジスタンス勢力との協力」が今の所私に下された責務そして崇高なる使命である
そして御姫様・・今の貴方が生かされた理由は私達の科学力があってこそ、だから貴方には我々に対して貸が出来ている・・「モンゴル帝国への抵抗運動」を続ける事が今の貴方の生きる希望であり貴方自身の存在意義です。
だからこそ・・この世に対して供に抗いましょう、抗う事で人間は成長をして来たのです、だから抗う事を止めた人間は人間らしさを失った只の屍に過ぎません。」
そう如何やら・・御姫様を救ってくれたのは遥か極東に存在する大帝国の「大日本帝国」である。
此の大日本帝国と呼ばれる国家は此の世界で一番最初に存在して居た国家そして一番科学力を持って他国より数十年先の科学力を持っている国家だそうだ。
だけど「大日本帝国」と言う国家は多くの謎に包まれている・・理由は「超が付くほどの監視社会」と「統制社会」だそうだ。
だからこそ・・私が質問攻めをしても「愛実さん」はノラリクラリとはぐらかしながら・・有耶無耶で話すので「大日本帝国の全体像」が分からなかった。
「以下 会話の内容」
「大日本帝国と言う国はどんな国」と尋ねても「愛実さん」は「そうねえ「緩やかな賢人政治」を敷いていて、
そして「大日本帝国」には「天皇家」と言う民族統合の象徴と言うのが存在して、都会と田舎では風景否世界観が違うそう言う世界だけど「天皇陛下と天皇陛下の家族や親族」が入るお蔭で大日本帝国の国民達の心を均等に一つに纏める事が出来たんです。」と言って「風土や民族的」な事を教えてくれなかった。
其れほどまでして・・国内の全体的な流れを言わないと言う事はやはり「大日本帝国」にも暗部が存在するのね。
否・・確か昔「叔父さん」が「国家と言うのは形だ・・形を支えるのには光と闇が両方存在しないと成り立たない」と言っていた。
そう「トムクス王国の闇」を長い間束ねていたのは「アレクサンドル・ノヴォシビルスク」・・彼からして見れば「アレクサンドル・トムクス」が「闇を束ねる存在」に成ったからこそ「国防軍の強化」が出来たのだ。
そうして要ると「愛実さん」が気まずい顔をしながら、私に対して「今夜私と貴方の二人でとある任務を行うけど・・」と言って一度言葉を止めた。
何だろう・・「此れからモンゴル帝国軍兵士を殺す事に成るかも知れないけど・・貴方は殺す覚悟は出来ているの?そして殺した人間の業を背負う覚悟は有るの?」と言いたかったのか
だけど私はもう決意をしている「私には今の状態では血塗られた道しか歩く事が出来ない」と言う事に
だから「愛実さん」に「今の私には汚れた女を演じる覚悟が存在して居ます・・だから私に対して包隠さず話して」と頼んだのだ。
「此れから上の住んでいる嘗ての国民を殺してしまう事もあるが、殺した人間の思いや遺志を受け継ぐ覚悟は有るの?」と言う
「モンゴル帝国軍への無差別攻撃により「旧トムクス王国の国民」への巻き添え死と言う事が起きて「恨まれる覚悟」も「私自身に憎くむ目を向けられる」のも、その覚悟は出来ている」
そう私の覚悟と思いを彼女に言ったら・・
「殊勝な心掛けね・・他の為政者なら逃げているか避けているか・・最初からなかったと言うのか、諦めていたかの4択しかなかったから・・だけど貴方は「苦難の道」そして「血塗られた道」に対して「受け入れて進む」と言う天命に逆らう行為を遣ろう等はしなかった。」
と言う言葉を返してくれた・・確かに今からする事が「神から送られた試練」だと言うのなら私は只其の試練を攻略をして達成をするだけ
その褒美が「私自身の故郷のトムクス王国の再興」と言うのならば尚更「神の試練」を受けなければ成らない。
「さて「ベラちゃん」今日の夜に私と一緒に任務の遂行をするけど・・心の準備は出来ている。
今夜・・此の地上の街に火をかける・・そして貴方は未だ行方不明の「元トムクス王国第4王女 エリザベータ・トムクス」として
「我は此の地の底に亡者が住まう国「黄泉平坂」から「祖国に御座を掻く余所者共を滅ぼし」そして「虐げられる事を強いられている同胞」を救うべく我、復活セリ・・」と言う感じで「此のモンゴル帝国領トムクス公国」に対して大暴れして下さい。
当然・・貴方の命を狙う「モンゴル帝国のモンゴル人や共和制支持者の半トムクス王国を掲げた輩」も此の「トムクス公国」には存在します・・だからこそ注意をして下さいね。
そして「モンゴル帝国」には「神狼衆」と言う「皇帝直属の近衛軍団の特殊部隊」が「制圧国」を巡回しているの・・
先程述べた「神狼衆」は「モンゴル帝国の構成州又は構成国 満州王国、カムチャッカ公国等の極東地域、そして一部の地域を除いた神聖シベリア帝国領土の国々」に「反乱分子又は抵抗運動をする組織の監視又は暗殺、壊滅化」を第1に行動を起こす部隊なの
そして「神狼衆」がとても厄介なのは「特殊な能力」で「視認不可」をする能力を持っている・・だけど「昼間や明るい場所」なら自分以外居ない場所なら音である程度場所を察する事が出来るけどね。
だから一番怖い事は「此の抵抗組織の地下基地」に「音を抑えて侵入される事」が一番怖いのよね・・だから此の組織に所属している構成員の方々に「出来るだけ音を殺して暮らしてね」と注意掛けをして広めたんだけど
「何で日本人のアンタの指図を受けなければ行けないんだよ・・大体まず此の地下組織の入り口すらモンゴル帝国人は特定が出来て居ない筈だ・・
ましてや此の地下組織の入り口の周辺に見えるのは何か見えるか自体アンタも察しているだろ「集団の墓場否霊園」しか見えないんだよ。
何でワザワザ墓場まで「モンゴル帝国軍」まで探索はしないさ・・理由は何だって?そうだな理由としては
聞いた話では「モンゴル帝国の宗主国であるモンゴル人の風習」では「墓場は不浄と穢れの塊」だからこそ「墓掃除をする人間」は「死んだ人間の家族や親族や一族の社会的な落ちこぼれや敗者や罪人」が掃除をさせられるらしい。
だからこそ「此のトムクス公国を支配しているプライドが馬鹿みたいに高いモンゴル帝国のモンゴル軍人たち」は絶対に「此の穢れて薄汚れて不浄なる墓場」に寄りたがらない筈だ。
だからこそ「日本から任務の為とは言え態々潰えたトムクス王国の再興の為に来た御嬢さん」アンタは正直な所心配性なんだよ。
其れに俺達はアンタの事を正直信用しかねる存在だ早い話は、だからこそ本当にアンタが「別天津神共和国連邦構成国家の大日本帝国の出身」だと言う証明に成る物を見せてくれよ
其れに因り始めて俺達は信用しかねる・・今のアンタは「只対モンゴル帝国」そして「国力発展の為の軍事そして経済的な援助の代償」としての
「我が国の別天津神共和国連邦の構成国家の「トムクス王国」と言う連邦国家の一国化」だけが「アンタの俺達」が今共存できているかを表すのには「先程述べたか弱い2つの線だけで大日本帝国と新生トムクス王国は結ばれている」だけに過ぎないんだよ。」
そう言う風に「白狼の構成員」は「愛実さんと言う存在」を信用できない状態でいる。
まあ一部の「白狼のメンバー」は「異国人の愛実さん」に対して優しく接しているけど正直な所は未だに私は心の何処かで「此の人は何れ私達を裏切る」と思って要る。
否別に裏切り行為じゃないか・・空くまでも彼女は彼女自分自身の祖国の都合の為に私達との協力をしてくれる・・部外者に過ぎないのかも知れない。
未だに多くの「トムクス公国抵抗組織 白狼の構成員」は残念だけど「異邦人・・悪い言い方だと部外者の女」を受け入れる勇気を持ち合わせていない
確かに・・残念だけど「此の「白狼」の組織は一枚岩」では無いのだ、否「抗トムクス公国」と言う事だけで何とか纏まりが出来ていると言う状況だ・・
「民族過激派グループの通称ナイト派閥・・主な構成員は貴族や騎士、神官や牧師や民族主義者の青年達」である。
そして「共和制の実現と王族の象徴化を図る通称インテリ派閥・・主な構成員は知識人や政治家、革命家と一部の貴族」
そして最後の派閥は「別天津神共和国連邦の一構成国としてトムクス王国の復活をして・・緩やかな神権政治と民主主義を進めて
王族は神の代理人として此の地を統治をして居るのを「貴族や騎士や政治家」は「王族の政の代理人」と言う立場で進めて・・確かこの様な政治形態を大日本帝国では「象徴性」と言うらしい。
そして先程述べた「王族」をお飾りとして「騎士や貴族」も「自国領では象徴性」で「貴族院」と言う話し合う場を設けて「国の方針」を「平民院の国民の知識人」と擦り合わせて「方針の執行」をさせると言う事が国力の発展と
「新体制派」が「此の白狼の構成員の全体7割」が此れに賛同をしていて「他の派閥も概ね認めている」と言う状況だ。
只二つの派閥とも「別天津神共和国連邦の構成国化と王族の象徴化」此の2点だけはしっかりと賛同をしてくれた。
確かに「別天津神共和国連邦の構成国化」は素晴らしいアイデアなのかも知れないなあ・・「国家の存在意義の保護」と「別の構成国からの御資金の提供」そして
何より「軍事費の削減」が出来るのである
だからこそ「白狼に所属をしている構成員」は「別天津神共和国連邦への加盟」に対して半ば「モンゴル帝国をしている事よりかは数万倍マシ」や「神の名の元での緩やかな国家連合の樹立は争いや戦争を減らすのには円滑な物流の流入をするには仕方が無い事」と「軍事的な提携で最新兵器の流入・・中古でも其れでも高レベルの兵器の流入が行われる」と言う事も充分に考えられる。
其れに我々が又力を盛り返せば「別天津神共和国連邦内の発言権の強化にも繋がる」のが目に見えているので尚更「政治家や騎士そして貴族でさえ別天津神共和国連邦の構成国化」を望むのだ。
そして今現在の状況では「例えトムクス公国の滅亡をされても、国土の灰燼化や治安維持と維持機構の崩壊が見えているから何処からか資金援助を一時的にして貰わなければ国の崩壊は免れる事が無理」と言う非常に「お先が真っ暗」と言う状態である。
だからこそ「トムクス王国の別天津神共和国連邦入り」は避けて通れない道なのかも知れない。
もし此の世界に「別天津神共和国連邦の建国者」と言う存在が居るのなら・・いったい何の為に「別天津神共和国連邦」と言う「神の名の元での国家連合の樹立」を望んだのだろう。
そして「愛実さん」から聞いた「大日本帝国史」では「別天津神共和国連邦の建国者」である「赤家好古・東野傑、佐川年彦、水谷清美」と言う4人の人間達が
神の大いなる意思により「ガイアと呼ばれる別の世界」に存在する「南氷大陸と呼ばれる南の果てに存在する極地の場所」で最初の南氷共和国と言う国家の建国を起源とする・・そう「別天津神共和国連邦の大日本帝国」では教えられているらしい。
そして此の世界での「大日本帝国」は「先程述べた4人組とは後から来た別の転生者5人組」が「南氷共和国の総統」で有った「赤家好古」は「今貴様達が此の南氷共和国に居た所で「船頭多くて船沈む」と言う状態に成るから
だからこそ貴様等は未だ手付かずの土地を耕して来い」と言う事を先程の5人に対して・・特殊な力を付けた上で此の世界の移住をさせたらしい。
其れが此の世界の「大日本帝国の始まり」だそうだ・・もし此の世界に「先程の4人の誰かが此の世界に存在して居る」のなら「如何して国家連合の建国をしたの?」と言う質問をブツケテ見たい・・まあそんな事なんて夢物語何だけどね。
そう言えば「愛実さん」が今夜の夜の11時に此の上に居る占有者気取りのモンゴル人を住んでいる建物諸共焼き尽くすけど・・覚悟は出来ている。
まあ・・上の街に住んでいる人間は余所者と裏切り者しか住んでいないけどね、だから悲しむには「余所者や裏切り者親族や家族や友人」だけなんだけどね。
まあ健全で心の奥底では「余所者と裏切り者には凄惨な死を!!」と叫んでいる「元トムクス王国民」は此処から東に40キロの平原に追いやられて其処で掘立小屋生活を強いられているんだよね
だけど不幸中の幸いが今が夏だから良かったけど・・此れが真冬なら多くのトムクス王国民は「凍死又は良くても凍傷」は免れないんだよね。
だからこそ・・彼らの様な「コンナ不条理な生活を強いられて・・剰え弱者は虐げられる」者共の復讐を「余所者の先祖」の名前を借りて「余所者への災難と復讐」を代行として往く・・其れが私達が当分の間進むべき道です。
其れで心理的に「トムクス公国では敵の怨霊や亡霊共が我々を苦しめ続けて来る・・だからあの国を統治したら逆に我々の魂はあの亡霊共に喰われてしまう・・こんな国何て統治何て出来るか」と言う感じで「モンゴル帝国」は
「兵隊又は軍人のトムクス公国に存在する亡霊共の鎮圧目的への度重なる遠征又は征討行為で・・先軍政治化が進み、国民生活の悪化」で「モンゴル帝国の皇帝の追放運動の激化」が進むだろうな。
例え「弱肉強食」を体現する「モンゴル帝国社会」でも「強者の此の世からの永久退場」をさせて貰う。
何しろ「配下の属国の反乱」を長らく鎮圧をして来たのは「宗主国であるモンゴル帝国の精鋭」を送り込んでくる・・
理由は貴方も察している通りに「ああ・・モンゴル帝国には逆らった所で勝ち目は無いなあ」と言う「精神的な抑圧をさせる為」そして逆らっても「此方の破滅を待つしかないのか」と言う「従属民への諦世感の植え付け」に「精鋭中の精鋭」を「従属国への恐怖統治」をさせたからこそ「モンゴル帝国の発展」が続いているのである。
もし精鋭中の精鋭が「従属国の住人からの返り討ちによるモンゴル帝国の精鋭衆の死亡」が長く続けばどうなるか「ベラさん」答えて見て
そうね・・この様な失態が続けば「モンゴル帝国全体」に知れ渡り・・「精鋭部隊に所属をしている人間の家族や親族」から白眼視をされてしまんだろうな。
多分だけど「何で我々より軟弱物の筈の従属国の人間共にオメオメと生き恥を晒して此の国に戻ったんじゃ・・貴様等なんぞ我が民族の恥だ・・今すぐ此の世から消し去る。」と言う世間的な風潮が「モンゴル帝国の皇帝」にも
「そもそも、皇帝陛下が「この様な軟弱物」への「従属国の反乱分子の征討の人選」をしっかりと吟味をしなかったから、こんな無様な結果に成ったんだ・・だからさっさと退陣しろやあ」と言う風潮が流れて「モンゴル帝国の政治がゴタゴタに成る可能性が高い」
そして、もし「一族や国の誇り」である「精鋭中の精鋭のモンゴル帝国のモンゴル軍人」が「従属国の住人からの返り討ちによるモンゴル帝国の精鋭衆の死亡」が長く続けばどうなるか「ベラさん」答えて見て
そうね・・この様な失態が続けば「モンゴル帝国全体」に知れ渡り・・「精鋭部隊に所属をしている人間の家族や親族」から白眼視をされてしまんだろうな。
多分だけど「何で我々より軟弱物の筈の従属国の人間共にオメオメと生き恥を晒して此の国に戻ったんじゃ・・貴様等なんぞ我が民族の恥だ・・今すぐ此の世から消し去る。」と言う世間的な風潮が「モンゴル帝国の皇帝」にも責任追及をされてしまう。
「そもそも、皇帝陛下が「この様な軟弱物」への「従属国の反乱分子の征討の人選」をしっかりと吟味をしなかったから、こんな無様な結果に成ったんだ・・だからさっさと退陣しろやあ」と言う風潮が流れて「モンゴル帝国の政治がゴタゴタに成る可能性が高い」
だけど「モンゴル帝国」でのゴタゴタ成らば・・モンゴル人だけが迷惑をかける事で済んで良いが「歴史の観点」から述べると「宗主国や議長国の御家騒動」は「周辺国や構成国」にも如何しても被害が拡大をしてしまう物なのよ。
例え自分達の国は「風見鶏」で居たいと願っても周りが其れを許さなかったら・・
自国家は自らの国民を「嘗ての同胞であったが現在は敵国に成った国家」から
ひたすら故郷を守る為に兵隊を徴兵をして、そして嘗ての仲間と殺し合う・・そして「モンゴル帝国と其の周辺国」とは無関係な国家の在住の武器商人は「自分達は高みの見物」の感覚で「現地の惨状を知らぬ顔で武器を売り捌き」
そして一部の野党は大きな理想を掲げて・・そして混乱に乗じて占領地を作り自らの国家・・彼らからして見れば「楽園又は理想郷の建設」に勤しんでいく。
そう・・我々「トムクス王国の亡霊達」が「モンゴル軍兵士を呪い殺し続ければ」
下手したら「彼らモンゴル兵の故郷であるモンゴル帝国の分裂」が充分に起きるのだ。」
先程述べた自分自身考えた「結果論」を「愛実さん」に言ったら・・
「大正解、やはり・・だからこそ、我々はモンゴル帝国の誇りを汚し続ければいいのよ、
そうすれば敵の戦力は減り続ければ相手の方が先に参るでしょう、そして占領しても旨みが無い事に「モンゴル人」は築いて・・結果的に大損をするだけで自分達の国家の寿命を短縮するだけなのにねえ。
そして此処だけの話なんだけどね、私の本国での同僚が今「神聖シベリア帝国」と同じ立場の「満州公国」で私と同じように抗モンゴル帝国を掲げて行動を起こしているのよ・・確か抵抗組織名は「金」と言う名前でレジスタンスのリーダーは「ヌルハチ」と言うらしい。
だからさ・・私達や「金」と同じ様に頑張れば、モンゴル帝国の下らない野望はついえる事に成るから、此れから「祖国に居座る異邦人」を私達は霧や亡霊の如く倒し続けましょ。
何しろ「モンゴル帝国の戦争のルール」として出来るだけ「個人行動を取れ」と言う戦闘哲学が存在するの・・理由は「集団戦法」を取る存在は「女や軟弱物、臆病者がする行為」だ。
と言う教えが本当に存在するのよ、だからこそ「モンゴル帝国の兵士」を此の銃で「モンゴル軍兵士」に頭に向かい射撃をすれば・・上手く頭に命中すれば相手は死ぬ事が可能に成る。
だから、もし此の銃で「モンゴル軍兵士」に撃ち込まれたのなら一溜まりも無いでしょうね。
そうそう確か此の銃の名称は「カラビナー98」否「モシンナガン」どっちだったけな・・まあ確か「ボルトアクション式ライフル」と言うのが此の銃の形を表す単語の意味らしい。
だから・・レバーを引けば複数発撃てるし何より「射程範囲」が「100メートル」以上あるから遠くの所から撃てるんだよ。
後此れとは別の用途で使う銃だけど「ショットガン」又の名を「散弾銃」も紹介しておくね・・散弾銃はね「弾丸が目の前で拡散をする感じの銃」なんだよ。
其れで此の散弾銃を渡しとくね・・確か此の銃器の名前は「ブローニング・オートマチック5」と言う「アメリカ合衆国」と呼ばれていた国に在住していた「ブローニング」と言う「銃器設計者」が創った「散弾銃」
威力と扱い易さに対しては申し分ないと思うは・・さて先ほど言ったとおりに「私達2人」は「モンゴル帝国の軍人」を排除と言う名の「殺人行為」をしなければ成らないの。
殺人行為をする以上は自分達も殺される覚悟が有りますよ・・其れか殺されても文句は言えれませんよ・・そう言う意味なんだよ。
そして彼らモンゴル帝国のモンゴル軍人の戦訓として「敵に情けを掛けられてオメオメ生きる奴はモンゴル民族の恥だ、
そして誇り高き「狼の子孫である我らモンゴル人」がしなければ成らない行動は「自分より格上の存在が居るのなら、己の全身全霊を用いて玉砕覚悟で敵に当たるか、自らの手で自らの誇りを守る為に自らの命を絶つ」其れが誇り有る・・栄え或「モンゴル人」の正しい逝き方だ。
だからこそ・・モンゴル帝国のモンゴル人は「戦う為に此の世に生まれた」と言う印象すらできる。
だから我々がするのは「彼ら軍人」に対して「誇り有る最後」を迎えさせる事なのかも知れないわね。
さて・・この様な因果を断ち切るのには先程述べた風習を「100年や200年単位」で風習の解体を計らなければ成らないのよね。
「其れで此の世の中には「4代又は5代に法則」と言うのが有ってね、「世の中の周りは大体1代を「20年」と考えた際に大きな事件や事故が起きたら、「初代、2代、3代」までは其れを知っている人が多い
だが「4代や5代」詰まり「80年や100年」も経てば先程の事件や事故と言う存在は「夢物語」と成る筈よ。
だからさ・・又先祖がして来たと同じ様な事が起きると言う訳なのよ・・嫌全てが過去となりお伽噺として語られる形になる以上は何れ先祖がして来た事をくり返すだけだ」
其れで私達の「大日本帝国」の対モンゴル戦役の最終的目標は「モンゴル人の既存の精神的な心柱」を腐らせて破壊をして・・我々大日本帝国が子供たちの段階で教え込ませている「包容、変換、創造の3言」を徹底的に刷り込ませる。
そして「モンゴル人の既存の精神的な心柱」である筈の「闘争、弱肉強食、武力支配」と言う概念を少しずつだけど無くしていく、下手に急激に変化をすれば反発や抵抗運動が起きる可能性が高くなるからね」
そうして私たち二人は「他国から来た支配し切っていると己惚れている占領者共の排除」を夜の街に自身の存在を溶け込ませながら、ハンティングに興じた。
やはり「大日本帝国製の銃器」は凄いなあ・・次の弾を撃つ為の装填をするのにレバーを一旦引けば又撃つ事が出来るのだから
今まで私達が知っていた「銃器」は雨の日には使えず・・雨が降って居なくても湿気が存在したら撃てなくて、
そしてチャンと掃除をしなければ「弾詰まり」と言う現象が起きて撃てなくなり・・其れに撃てたとしても余程の無い限り致命傷にも成らなくて
だから此の銃が出会う前の私の「銃」と言う存在はお世辞にも言い品だとは思えなかった・・其れを使う位なら「弓」や「大砲」と言う存在を使った方が何百そして何千倍もマシだと思って要る位だった。
やはり「大日本帝国」と言う国家は敵には回したくは無い・・出来る事なら私が生きている内は敵に成らずに味方に成って欲しいなあ。
だけど、もしトムクス王国が大日本帝国との国交が10年以上前から「経済や軍事同盟」を結んでいれば「トムクス王国」は現存をしていたのだろうか?
そして死んだ父様や母様、叔父さんも死んだり行方不明と言う事には成らなくてに済んだのかなあ・・否確か「アレクサンドル・ノヴォシビルスク」が「大日本帝国との密盟」を事前に結んでいた可能性もある。
そうでなきゃ「ノヴォシビルスク王国」は同じ立場否其れ以上の存在だった「私達のトムクス王国の崩壊」と
同じ様な末路である「ノヴォシビルスク王国」と言う事は起きていない所か「領土の完全なる防衛の成功」そして「モンゴル帝国の支配地域とかした神聖シベリア帝国の国々の領地奪還」と言う事なんて普通有り得ないのよ。
だからこそ一つの結論として「ノヴォシビルスク王国」は早い段階から「大日本帝国の武器供給」を「ノヴォシビルスク王国の有名な地下資源・・確か石油か石炭の何方かを大日本帝国に供給する代わりに最新式の兵器を寄越せ」と言う事が有ったからこそ
先程の「ノヴォシビルスク王国無双」が出来たのかも知れないわねえ、本当に「アレクサンドル・ノヴォシビルスク」と言う人間は私以上に「物事の本質と先見の目」が高いから・・案外「モンゴル帝国の神聖シベリア帝国への侵攻」自体も事前に察知や予感をしていたのかも知れない。
だから出来る事なら「ノヴォシビルスク王国」と呼ばれる国家を敵に回したくはないなあ・・否彼らも私達を「敵対行為」をしないだろう。
何しろ今でさえ「モンゴル帝国」と言う国家との戦争で貴重な戦力を割いて戦っているのに「別天津神共和国連邦の構成国家新生トムクス王国」と言う国家が「モンゴル帝国との対ノヴォシビルスク王国共闘戦線」が築かれたら
兵力の只でさえ少ない「ノヴォシビルスク王国」は「2正面作戦と言う地獄」を創らされて、最終的には「ノヴォシビルスク王国の崩壊と敵国の占領統治政策」が始まるのである。
だから「ノヴォシビルスク王国」も「新生トムクス王国」に侵攻をしないだろう・・そして我々は心置きなく「トムクス公国の崩壊」が出来ると言う訳」
そして私と愛実さんはモンゴル兵士の暗殺等を此の満月が上る時間的に殺し続けたのだ。
だけど世の中と言う存在はそんな簡単に私達に都合の様に進む訳では無い・・そう私達は「私達が此の夜にして来た事」が「此の国否嘗ての同じ国に暮らして居た存在」・・そう此の国の裏切り者に私達の今までして来た「所業」がばれたのである。
否・・裏切り者では無いか彼らは空くまでも今の生活の安定化と自民族又は自国民全体の生活の向上の為に行動をしているんだね。
だからこそ・・私達の様な存在は「デカい理想の実現の為と言う事を名目」で「秩序の破壊と混乱をする愚か者」と言う風に見ているのかも知れない。
だからこそ彼らは「テメー等がそんな態度を取るから・・此の国と此の国クラス国民の生活が貧困化がするんだよ・・だから碌でも無い行為をするな、テメー達の理想の達成をしたければ他国の何処かの田舎町で武装蜂起をして先ほど言った通りに「テメー等の理想国家」実現をしとけ」と言う感情に成るのも仕方が無い。
確かに「理想」だけでは「国家の存続」は出来ない・・だけど民族の存在意義を失ったら
そう結果的に自分達の存在意義が失われる事に成る・・だから今までの歴史や此の国の為に死んで行った者の存在意義が無駄に成る事だけは私は支度は無いのよ。
だから存在意義まで失っての国家統治何て認めたくはない・・だから其れだけは私は譲れない・・私は其の為に戦い続けるだろう。
そうして・・私達はドウセ「此の国の支配者」が乗って要る様な「豪華な装飾をあしらった馬車」を無断拝借して一旦此の闇夜に身を隠して「別アジト」へと向かうのであった。