16話:新たな仲間
投稿遅くなり大変申し訳ありません。
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「どどどど、どういうことですの!?」
城ヶ崎が混乱を隠せず慌てた様子でミケに食ってかかった。
それに対してミケは頭に?を浮かべるかのように、なんで?といったような様子で城ヶ崎が慌てているのを受け入れようとしない。
「だって、舞ちゃん泣き虫ですし、スターストール始まったら不安で不安で仕方ないですもの!」
「いやいやいや!泣き虫じゃありません!それに…私この方々を棄権させるのが目的で…」
城ヶ崎は、口をモゴモゴとさせて答えた。
実は何か他にこのスターストールに参加する理由でもあるのだろうか?
そう考えていると、ミケさんが城ヶ崎の元へと近寄り耳打ちをした。何か伝えているようである。その耳打ちを、聞いていた城ヶ崎は次第に顔が赤くなって行く。
そして、話終えたのか城ヶ崎が俺の元へと歩み寄ってきた。
「し、仕方ないからあなたのガバメント、入って上げてもよろしくてよ!」
何とも上から目線である…
しかし、城ヶ崎はもうフェーズ2にいたる優秀な能力者である。こちらとしてもありがたい。
「はいはい。ありがとうさん。」
しかし。そう返したところで疑問が残る。ガバメントを移籍させる事など出来るのだろうか?本来のスターストールであれば俺に解散権などが与えられる。しかし、この場合まだスターストールが始まっているわけでは無い。
「なぁシロ?」
「なんにゃ?」
シロがすこし不機嫌そうに答える。まだ先ほどの件を根に持っているのだろうか…
「これ、ガバメントの移籍なんて出来るのか?」
「問題ないにゃ。城ヶ崎自身が自主解散をして瞬が新規登録として城ヶ崎を招けば問題ないにゃ。もちろん、能力はそのまま。けれどもその能力を城ヶ崎以外…瞬やクロに渡す事は出来ないがにゃ。ミケって奴もこのガバメントに配属することになるにゃ。」
どうやらある程度の手続きさえ踏めば問題ないらしい。
まぁ、確かにそうでなければミケさんもそんな提案しないよな。
まぁ、とりあえずこれで頼れる仲間が一人増えたわけか…
「よろしくな城ヶ崎。」
手を城ヶ崎の前に出して握手を促した。それに対して城ヶ崎もしっかりと答えてくれ、よろしくですわと答えてくれた。
「ところで城ヶ崎?さっきミケさんと何を話していたんだ?」
気になったので質問をしてみた。城ヶ崎は慌てて何もないですわ!と返してきた。
まぁ、これ以上深入りするのも悪いと思い、そうかと引き下がる。
しかし、ミケさんがうちのガバメントに来てくれるのはとても嬉しい!クロなら今頃飛び跳ねているだろう。
「役所へ行けば今からでも手続き出来るにゃ。」
そうシロに言われ、ミケさんも同意する。
「じゃあ今から役所へと向かうとするにゃ。」
そうシロが言い歩き出した。
しかし、とても引っかかる。あの時は運良く城ヶ崎には勝てたが能力が開花する事は無かった。自分の能力が何なのか?自分が一番理解しなければならないのに自分が一番わからない。このままスターストールが始まっても大丈夫なのであろか?
「瞬!何止まっているにゃ!置いていくにゃ!」
どうやら俺は考え事をして、足を止めていたらしい。
「わりい!今行く!」
一抹の不安を残してはいるがやるしかない。その一心のまま、俺らはガバメントの手続きをするために役所へと向かった。




