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禁忌の公爵令嬢  作者: なたでここ
魔獣調査編
7/51

戦女神




ぺらり。ぺらり。


陽の光が差し込まない、薄暗い部屋。


ぺらり。ぺらり。


不自然なまでに広く、不快な埃の匂いが充満した部屋。


ぺらり。ぺらり。


「………………?」


その部屋の至る所にある本の山の一角で、少女は頁をめくる手を止めた。


「…………お母様?」


無意識に、少女は自らの髪に触れる。

上階から感じられた懐かしい魔力に、目を細める。


「……お母様が、何か送ってる?」


その呟きは、冷たい部屋の空気の中に、跡形もなく沈む。

暗い、暗い部屋の中で、一人。

少女は自分の唯一である母を思う。


ぺらり。ぺらり。


いつか、再会出来る日を夢見て。


*****



「…………はー、疲れた」


そう呟いて、ルシェリアは用意された部屋のベッドに飛び込んだ。

転移魔法を用いて別邸から必要なものを部屋に運び込み、それらの整理がやっと終わったところだ。

メイドが何人か手伝ってはくれたが、かなり疲れていた。

ごろんと1人にしては広すぎるベッドで寝返りをうちながら、アルヴェリスが言っていたことを思い出す。


「…………そういえば、護衛をつけるとか何とか言ってたわね。要らないけど」


これからアルヴェリスと共に行動するにあたって危険が増える可能性がある。そのため護衛を呼んだとアルヴェリスは言っていた。まだその護衛とは会っていないが、自由に動きたいルシェリアにとっては結構ですとお断りしたいところだった。

その護衛とやらは、ルシェリアの引越しが終わる頃を見計らって顔合わせに来るらしい。

疲れているので、それまでは一旦休むことにした。

そうしてベッドの天蓋を見つめながら、今日のことを振り返る。


「イヴェルダの森……シェーリエ伯爵家の本邸にも近い。思わぬ幸運だわ」


ルシェリアの目的ーー彼女の悲願は、母アリアナの死の真実を知ることだった。


そもそも母アリアナの死を調べるにあたって、最も不可解なのは彼女の魔力が増加したこと。

それを調べる為に、この国で唯一魔法が使える一族のシェーリエ伯爵家に赴こうとずっと考えていた。

アリアナの人間関係を知るためーー彼女を殺そうとした人間がいるとしたら、その者に検討をつけておくためにも。

そして最後にもうひとつだけ、理由があった。

アリアナは生前、時々魔法で何かをシェーリエ伯爵領の方向へ送っていたのだ。そして逆に、シェーリエ伯爵領の方向から何かが飛んでくることもあった。

普通に考えれば、血縁であるシェーリエ伯爵家の人間に何かを送っていたのだと考えられるが、その何かを知ることでアリアナの死について知ることができるかもしれない。


だからアルヴェリスの口からシェーリエの名が出た時、ルシェリアは彼の提案を呑んだ。


(ちょっと早計すぎたかしら。でも……正直もうお手上げ状態だったもの)


さらに言えば、ルシェリアが長年勤しんできた『魔力暴走で婚約解消して家出作戦』が、手詰まりだったということも理由として挙げられる。

魔力暴走を偽っていた時は、怪我人が出ないよう調整していた。さすがに自分の願いのために被害が出るのは本意ではないから。

けれど被害が出ていないからこそ王家は婚約を継続しているのだろう。婚約解消を諦めた訳では無いが、ここまでくるとそれは難しいのが現実だ。アルヴェリスの提案に乗るのも一興だと、そう考えてしまうぐらいには。


「アルヴェリス殿下は……少し面倒くさそうだけれど」


ふと呟くのは、やはり先程会った人の事だ。


(…………魔獣の調査……なんて、取ってつけた言い訳に決まってるわ。わざわざ私を呼ぶまでもないじゃない)


アルヴェリスが本当にルシェリアの協力を求めている訳ではないと、ルシェリアは理解していた。

アルフヘイムという魔法大国へ留学しているなら、アルヴェリスは魔獣への対処なんて訳ない筈だ。彼処では、パラメキアのものとは比にならないほど強い魔獣が出没するのだから。


開け放った窓から、冷たい夜風が優しく吹き込む。

頬を撫でるその冷たさを、ルシェリアは心地よく感じてそっと目を閉じた。


(あの人の真意がわからない……もう少し情報を聞き出してから要件を呑むべきだったかしら)


そもそもじゃあなぜ、ルシェリアを今頃になって呼び出したのか。

結局はその問いに戻る。

ルシェリアの話題では社交界では禁忌。それほどまでにルシェリアは世間からかけ離されている。

第二王子とルシェリアの婚約も解消されると当然の様に思われている。解消された後の席を狙ってまだ婚約していない令嬢がいるぐらいには。


わざわざルシェリアを呼び出す理由としては、魔獣の調査というのは些か、いや、かなり弱い。


(……まぁ、本人から聞き出すチャンスは今後沢山ある。それは一旦保留。それよりも………)


そう思ってちらりと視線を送るのは、机の上に置いたネックレス。変わらず美しい海のような輝きを放つそれは、ルシェリアが別邸から持ち出してきたものの一つだった。


(あのまま別邸に置いておいたら、絶対お義母様かアイリスの物にされると思って、持ち出してきたけれど……これ、返すどころか、ジークに会うことすら難しいのでは?)


ルシェリアのもう1つの懸念はそこだった。

いくら魔力探知が使えるといっても、王城に侵入することは流石に不可能だろう。というか辞めて欲しい。そう考ると、もう会わないと伝えるどころか、この魔法石を返すことすらままならない。

どうしようかと魔法石を見つめていると、その石はルシェリアの思案に答えるように煌めいた。


(つけててって言われたし……取り敢えず持っておくか)


いつどんな機会があるかはわからない。それに、治癒効果のある魔法石なら持っておいても利にしかならない。なら、お言葉に甘えて持ち歩いておくのがいいだろうと思った。


ネックレスを持ち上げ、その宝石を眺めた後、ゆったりと首にかける。

夜風が吹き込む窓から外を眺めると、暗い群青の夜の空を、城下町の無数の暖かな光が照らしていた。

王城からの景色はこうも美しいのかと、感嘆する。


しばらくその景色を眺めていると、コンコン、とノックの音が響いた。

護衛を担当する者が挨拶に来たのだろうと思って扉の方へ振り向く。


「…………?」


その時、ほんの少しの何かを感じた。

例えるならそれは、懐かしさ、の様な。

疑問に思って首を傾げると、ドクン、と心臓が強く脈打つ。


「…………え」


その感覚には覚えがあった。


(『魔力の共鳴』…………まさか)


返事をするのも忘れて急いで扉へ向かう。

扉を開いた瞬間目に飛び込んできたのは、輝くプラチナブロンドの髪と紫水晶の瞳。

懐かしいそれに、ルシェリアは目を細め、思わず声を上げた。


「シルビア!!」

「…………久しぶりだな、ルシェリア」


長髪を背に流し、細剣を携える長身の麗人が扉の前で美しく微笑んだ。

戦女神

久しぶりの再会に、ルシェリアは思わず顔を綻ばせる。


「まさか貴方が私の護衛なの?」

「そうみたいだな。私も聞いた時は驚いた」

「豪華すぎない?」

「殿下なりの気遣いだろう」


そう言葉を交わすルシェリアの護衛ーーシルビアは、ルシェリアに促されて部屋の中へ入り、ソファに向かい合って座る。

シルビアは腰に提げていた細剣を傍に立てかけ、ルシェリアはメイドに頼んで紅茶を淹れさせた。

しばらくして、夜風と紅茶の匂いが混ざりあう。


「…………あの」


紅茶を淹れ終わった後、おずおずと口を開いたのはルシェリアの専属侍女となったフェリスだ。

緩くウェーブする橙色の髪を持つ彼女は、寡黙ながらもかなり人を見ていて、気配り上手だと、半日しか関わっていないのにも関わらずルシェリアは感じていた。

先を促すようにフェリスを見つめると、彼女はルシェリアとシルビアを交互に見ながら口を開いた。


「お二人はお知り合いなのですか?」


その質問に、ルシェリアは目の前に座るシルビアと顔を合わせる。

そうしてぱちぱちと瞬いてから、もう一度フェリスに向き直って言った。

 

「従姉妹よ。知らなかった?」


そう。

ルシェリアの正面に座る女性は、ルシェリアの血縁だ。

先程ルシェリアが感じたのは『魔力の共鳴』というもの。魔力が近い血縁の者の魔力と共鳴を起こし、魔法の効果が上乗せされるものだ。


「といっても、もう何年も会っていなかったが」


そう言って静かに微笑むシルビアは、凛々しい、という単語がぴったりである。

その懐かしい姿に、ルシェリアは目を細めた。


シルビア・フォン・タリス。

背まで伸びるプラチナブロンドの髪と、紫水晶のような瞳を持つ美しい女性。

アリアナの姉の娘であり、タリス辺境伯の一人娘。

国を守る辺境伯の娘であるが故に、彼女は普通の令嬢とは一線を画している。幼い頃から剣を握り、兵法を学び、年頃の令嬢が茶会に参加している間、彼女は戦場を走っていた。


何より、彼女には才能があった。

剣術に長け、戦場で軍を率い、隣国との紛争で大きく貢献した女傑。

しかしながら、彼女はまた1人の騎士でもある。

女性でありながら1人で敵を殲滅し、騎士として高潔な精神を持つ彼女に、人々が賛美と共に呼んだ2つ名は『戦女神』。

そんな有名人が、ルシェリアの従姉妹なのである。


彼女は、ルシェリアの母が生きていた頃はしょっちゅう一緒に過ごしていた。彼女と一緒に剣の訓練をしたり、街を歩いたり。寡黙で無表情で、一見冷たいように見える人だったけれど、姉のような存在だった。

母が亡くなり隔離されてからも、偶にだがシルビアはジークと同様にルシェリアの部屋を訪れていた。その度に彼女から武術を教わった。

そのため本当に少しだけだが、ルシェリアにも武術の心得がある。


そして、本来戦場で剣を振るうそんなシルビアが、王子の婚約者とはいえルシェリアの護衛を行うのは、とんでもない異常事態。

ルシェリアの「豪華すぎない?」という問いは、至極当然なものである。


「というか、いいの?貴方がこんな所にいて。休戦協定を結んだとはいえ、未だ帝国とは緊張状態が続いているのでしょう?」

「何か起これば、この職務を放棄して転移魔法で戦線に出る。これはアルヴェリスからも許可をもらっている。……まぁ、部下も優秀だから、大丈夫だろう」


口元に手を添えるシルビアは、そこで苦々しい顔をした。

美しいその柳眉を歪ませ、悩ましげにため息をつく。


隣国、ゴルディアン帝国とパラメキアは昔から仲が悪く、小さな紛争が起き続けていた。

パラメキアとの国境に位置し国防を担うタリス辺境伯は、独自の軍隊を持つことを許され、帝国の侵攻を食い止めて来たのだ。

目の前に座るシルビアはその最前線で戦い、敵味方共にその名を轟かせていた。

しかし年を追うごとに紛争は激化し、両軍は少しずつ疲弊していったため、二年前痛み分けで休戦協定が結ばれたのだ。しかしそれでも未だ、小競り合いは絶えないのが実情だった。


「『戦女神』と畏れられる貴方が戦線にいないことが知られたら、あの国だし何をやるかわからないけれど……」

「…………まぁ、そこはアルヴェリスにも考えがあるのだろう。例え何か仕掛けてきても、返り討ちにするぐらいの戦力はある」


そう断言するシルビアを見て、ルシェリアは苦笑した。

ゆらりと、紅茶から出る湯気が揺れる。

段々と夜風が冷えてきたのか、部屋の温度が少し肌寒い。

ぶるり、と震えたルシェリアを見て、フェリスは直ぐに窓を閉めた。それを見て、シルビアは立てかけていた剣を引き寄せる。


「夜遅くに来てしまってすまない。つもる話はまた今度にしよう。今日はお休み」

「ええ、お休み」


そう言うと、シルビアは剣を腰に下げて立ち上がった。背筋を伸ばし、足音を立てず、重心がブレない歩き方で扉へ向かう。

そこで、ふと、扉の前で立ち止まった。

くるりと振り返る。


「ルシェリア」

「………………?」


静かに名を呼ぶ従姉妹に、ルシェリアは首を傾げた。


「元気そうでよかった」


そっと囁くような少し低い声。

暗に告げられた心配していたという意に、ルシェリアは柔らかく微笑んだ。

ここ数年間で、彼女がジーク以外に初めて見せた本当の笑顔だった。


******


「シルビア」


ルシェリアが王城を訪れる3日前。

深紅のカーペットが敷かれた王城の廊下。

聞き慣れた声を聞いて、シルビアは友人を振り返った。

 

シルビアは普段は辺境伯領で、父の公務を手伝ったり、兵の訓練をしたりして日々を過ごしている。

隣国ゴルディアン帝国は、周りの小国を吸収して領土を広げ続けてきた軍事国家。パラメキアの位置するエーデル大陸には、パラメキア王国、ゴルディアン帝国、魔法公国アルフヘイムの三つの国しか存在しないが、それも帝国が周りの小国を吸収したためである。武力主義のその国は、血の気が多く、パラメキアに対する侵攻も国内の重鎮達が主導している。

そんな国が、休戦協定が結ばれたといっても、それを大人しく守り続けてくれるとは到底思えなかった。それはシルビアどころか、父であるタリス辺境伯も、アルヴェリスも同様の考えを持っていて、事実不穏な動きが確認されたこともある。故にまだ、水面下で緊張状態は続いているのだ。

そのためシルビアは、辺境伯領からできる限り離れないようにしている。

『戦女神』の異名を持つ彼女は、国境付近にいるだけで、帝国に対する抑止力となるのだ。それ程までに、彼女単騎で帝国に与えた損害は大きなものだった。


シルビアは、父の代理として隣国との状況の定期報告をする時のみ、領地を離れ、王都を訪れる。

アルヴェリスに声をかけられたのは、報告が終わり、一人で日々を過ごしている従姉妹の元へ顔を出そうと、王城から出ようとしていた時だった。


「アルヴェリスか。久しいな」


国防に大きく貢献したシルビアは、当然アルヴェリスとも面識がある。むしろ、これはルシェリアも知らないだろう、2人は良き戦友とも言えるほど仲が良かった。共に戦場で戦ったこともある。

シルビアが王城を訪れる時は必ずアルヴェリスと手合わせをする程だ。

アルヴェリスと剣を交えるのはシルビアにとっても良い学びとなるため、お互い時間を作るのだ。ルシェリアより余程、シルビアはアルヴェリスと交流が有るし、彼のことを知っている。


足を止めたシルビアを見て、黒髪の従者を引き連れた第二王子は、他には誰もいない廊下を今一度見回してから近づく。

そして彼女と、従者にしか聞こえない声で言った。


「話がある。ルシェリアのことだ」

「……は?」


その名前に、シルビアは困惑を隠しきれない。

それはつい先程まで訪れようと思っていた人の名前だ。

そんなシルビアを見て、アルヴェリスは頷き、「ついてきてほしい」と言って彼女を一つの部屋に案内した。

 

お互いに腰を下ろした途端、間髪入れずにシルビアは問う。


「ルシェリアがどうした」

「……彼女を王城に住まわせる」

「どうやって」

「私が魔獣の調査を理由に呼び出す」

「…………色々突っ込みたいことはあるが」


その短いやり取りの中である程度察したのか、シルビアは頭痛をこらえるように額に手を当てる。とんとん、とその白い指で額を叩き、小さくため息をついた後。

彼女は顔を上げ、その目を眇める。鋭い視線が、アルヴェリスを貫いた。


「問おう。それは自らの意思か?」

「…………ああ。断言しよう」

「……………………」


シルビアの"確認"に、アルヴェリスもまたその瞳を見つめて答えた。

その強い言葉に、シルビアは沈黙する。

考え込むように手を顎に添え、首を傾げながらもその剣呑な瞳はなおアルヴェリスを射抜いている。

しかしやがて、ふっと糸が切れたように彼女はその目を和らげた。


「お前の突拍子の無さには慣れている。理由としては無理矢理すぎるとも思うが、魔獣の件についても私は話を聞いている。が、もしルシェリアに危害が及ぶようなことがあれば、どうするつもりだ?」

「……………………」


その問いに、今度はアルヴェリスが沈黙する番だった。

しかしそれは先程のシルビアとは違い、彼は困ったように眉を下げている。恐らくは言い出すのに躊躇っているような。

そんな主人を見て彼の背後に控える青年、クラーテスは静かに目を細めた。その瞳は早く言ってください、と言外に語っている。

そんな2人の様子を眺めて、シルビアは。


「……それを防ぐための私、ということか」


静かに、自分が呼ばれた理由に納得した。

無言で首肯する目の前の王子に、小さなため息をつく。

そうして、そっと自分の持つ剣の柄に触れた。


「我儘王子の人使いの荒さには、驚かざるを得ないな…………『戦女神』は、安くない筈なのだが」

「父上や辺境伯には話がついている。国境付近で不審な動きがあれば、その場でこの仕事を放棄してくれ」


そう言い放つアルヴェリスに、静かに苦笑して立ち上がる。シルビアは触れていた剣の柄を握り、それを一気に引き抜いた。

僅かに緑を帯びた、白銀に輝く美しい刀身がさらされる。

その輝きを見て、クラーテスが息を呑んだのがわかった。そこに反射する自分の顔を認める。その紫水晶の瞳と、目が合う。

 

アルヴェリスに呼ばれた時点で、拒否権は無い。

それは彼が王子であるからではない。

シルビアは、軍人である前に、第二王子に忠誠を捧げた1人の騎士だ。

そしてまた彼女の従姉妹は、彼女がこの世で最も愛する人の1人だった。

大切で敬愛する2人を守ることは騎士として光栄なことであり、躊躇する理由などありはしない。


誇り高い第二王子の前に、跪く。

彼女のみが持つことを許された、風剣『シルバーウィンド』。

それを掲げて、シルビアはその喉を震わせた。


「御意。御身に、この剣を捧げましょう」


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