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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

if destiny

作者:見知らぬ者
一見は何処にでもいる普通の高校男子の彼
だが彼は一部の人からは「怪物」または「化物」と言われていた
理由は知っている、その原因も
だが、それは彼しか知らない大きな悩みにも繋がっていた
そんなある日、彼の誕生日とも言える日
期末テストに備えて皆が勉強に励む時期に季節外れの低気温
寒気に当てられ、彼を含めて殆どの生徒が冬仕様の学生服で来ていた
雨に降られながらも、学校帰りに夕飯の買い出しを済ませた彼は奇妙な声を聞く。
『助けて』
その声を聞き周りを見渡すと、浅瀬の河から水飛沫が上がっていた
助けようと手を伸ばして掴み、溺れている者を引っ張ろうとした時。
彼は寧ろ大きく手を引かれ、到底 河の底とは思えない
黒を呑み込む程の黒い世界へと引き摺り込まれて行った

そこが彼の様な者だけが通れる異世界への入り口だと
まだ誰も知らない
断章:抗えない者達の運命
2023/11/12 07:32
序章 誘われた例外
2023/11/13 03:06
1.彼の終わり
2025/08/18 04:14
2.彼の初まり
2025/08/18 04:54
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