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むかしがたり

作者: るるる

1.松子さんについて



若い頃は歴史上の有名人、特に同じ女性の生涯を本などで調べては当時の自分に置き換えたり、額田王と天智天皇の若かりし頃を思っては悲恋に想いを馳せていた時期もあった。が、年齢が上がるうちに名も知らぬ一般の人たちの一生に興味を持つようになった。


現天皇が退位され、平成という時代が終わろうとしている節目の時代だからこそ先人の話を記録として残しておきたいと思うようになった。


父方の亡くなった祖母と同じ年齢で102歳で平成最後の5月に亡くなられた松子さんの生涯を紡いでいきたいと思う。


私と松子さんの出逢いは私がまだ大学3年生だった頃なので10数年前に遡る。

私の母校は昔のお嬢様が通っていたという、中の中あたりの女子大だった。

当時は大学1、2年時は高尾にある校舎に通い大学3.4年時は神保町にある校舎に通っていた。


第2外国語のフランス語が苦手で単位を落とし続け不本意ながら高尾には4年間通っていた。

当時はミシュランに載ったことによるらしい高尾山ブームがまだ起こる前だったため平日も土日祝も人はまばらだった。



松子さんは大正8年(後で訂正します)2月に三姉妹の次女として東京都内で誕生した。


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