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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

苺印のホラー作品

こがね虫

 金持ちは女を集めて好き放題だと思われがちだが、そうではない。

 金のために金を払って金庫を作って溜め込み、趣味だけの館を一棟建てて遊び呆け、そこで惰眠を貪ったりするだけだ。

 ここまでなら普通に聞こえるだろう。

 金持ちのある男の奇行を少々紹介させてもらうが、その男は前の文通りの金持ちで、ある日の彼は館で趣味にふけっていた。

 そこには犬同然に首輪を繋がれて床に座りっぱなしで、その上、少女の下着を身につけているため異常者にも取れる美形の少年が、彼の前でふせていて、彼はパンツ姿でひっそりと椅子に座りこみ、奥に肉が食い込んでだらしない体が雑草のごとく生えた毛に覆われていのだった。

 そしてその男は、容器に並々と入った粘りのある液体を彼自信のパンツに垂らし、それをなめさせる。

 少年は抵抗もせずに口をそこへ運び、這うような舌遣いで綺麗になめあげていく。

 なめ終えた少年は彼を見つめて知らし、彼はその少年を招いて膝の上に座らし、首を締めた。

 締め上げる事に意味などなく、彼は人の死に際に出される排泄物を拝みたいだけの殺人を犯す。

 警察の身なだけで入ってきたこの情報にはたまげた。

 だけど、探求するのは罪なのだろうか。

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