甘い匂い
私は『匂い』と言うワードを見つけた。ふと頭に割れた香水の瓶を思い出す。私は、荷物から引っ張り出してきた。
袋を開けると匂いがむあっとした。臭い…香水の瓶蓋に気がついた。
『アラン』と書かれていた。
アランってあの?アラン?アラン・デューク?商家の息子の?アラン?
アランは古語得意だったな…まさか…私は本の著者を見る『ニコラス・デューク』
私は愕然とする。まさかすぎる…きっとルファーやエリスは気づいていたのだろう…私は頭を抱える。
すると、ドアがノックされる。
「はい…」
「ごめんね、ティナ」
ルファーはニコッとして入ってきた。
私は目を逸らし、香水の瓶を指さす。
「アランを呼んでください。」
ルファーはニコニコしてその後ろからアランがひょっこりしてきた。
私はまたため息をつく
「はぁー、、」
そして、私、アラン、ルファーで本題に入る。
「ニコラス・デュークはどこにいるのかな?」
ルファーは直接尋ねる
「元々デューク家は勉強ができる家系で王女様の家庭教師をしてたのですが、辞めた後すぐに父に爵位を渡したのです。そのあとはあってもいません。平民として生きたいと言われて…すみません。分かりません」
勉強ができるから商売に成功したらしい。
「やっぱり、古語をとかしかないか…」
とルファーは私の顔を見る。ルファーは圧をかけてるなあ…私に早く解読をしろと…
私はビンのことを思い出す。
「あ、」
私は、ルファーとアランに瓶を見せる。アランは匂いですごい顔になり、ルファーは何も言わずに脱臭の魔法をかけた。
さすが、王子…できる男だ。
瓶の蓋を見せる。
「あ、え、俺…?確かに祖母は趣味で調香してましたね…祖母の可能性は高いです。」
アランは少し嬉しそうにする。会えてない祖母からのメッセージだ。それは嬉しいだろう。
「そこの店に行こう」
ルファーはさっそく着替えようとする。私の前で普通に、ルファーの腹筋がチラッと見えてしまった。
「あの、ルファー…」
私は手で目を隠す。やばい…
「あ、すまない…つい君だったからと思ったけど…今はティナベルか」
ルファーは少し意味がわからないことを言っていたがルファーも恥ずかしかったのか慌てて逃げた。
そして、私達も平民の姿に着替えてその店に行くことになった。




