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嘘つき色

 私達は王宮に行った。王宮には一年に一回王族は姿絵を描くらしい。

 やはり…アセラ王女の髪色は変わっている…


「ルファー、アセラ王女はなぜ髪色が変わっているの?」

 ルファーは首を振る

「わからないらしい、」

 しっかりとルファーと同じ緑色の髪色から変化しているのが確認できた。


「あとは、古語を解読できる人…」

 私だけが解読しても、もしかしたら、作者がいれば…

「ねぇ、作者は?どうなった?」

「実は元々はアセラの家庭教師だったんだ」

 だったんだ?と言うことは過去…

「どうしてる?」

 ルファーは紙を出した

「ここにいるようなんだが…」

「そこに行けば…」

 そこに行けばいいのに、何を悩んでいるのかなと考えていたら…

 また、古語で書かれていて途中まで解読できたみたい。だが、まだ残っている…

 ルファーはこちらを見ていかにも解読をしてくれと懇願しているように感じる。禍々しい視線を送ってくる。


 エルのことを考え私は息を整える。

「わかった」

 ルファーはホッとしたようだ。

「本当にエルのこと好きなんだね」

 ルファーは私に言う。

 私は何も言わずにいたが、顔がカァーっと赤くなる。

「ルファーは?好きな人とか居ないの?」

 ルファーは窓の外を見る。


「正直、わからない。でも、一緒にいたいと思った人はいた。」

「え…」

 私には見たことないルファーの顔があった。

「もう、会えないけど、そこでいれた時間は大切だった」

 誰の話してるんだろうか。

「それは恋じゃなく?」

 ルファーは首を振る


「向こうの自己満だよ」

 王子殿下と呼ばれる人に思わせぶりな態度をした人が居たのかな?

「ふーん?」

「もう居ないしね。でも君を見てたら思い出すよ」

 思い出す…もしかして…

「ねぇルファー…」


 今聞いてどうする…。今いるのは私…もし、ルファーが彼女がいいと言ったら私はどうすればいい

 言いかけた口を閉じる

「恋だったんだよきっと…」

 ルファーはやさしい顔をしていた。


 部屋がノックされる

「失礼します。殿下…」

「わかったすぐ行く。じゃあ、」

 と席を立ってしまった。


 私ももらったメモのところに行こうと思って解読を始めた。


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