婚約者
読んでいただきありがとうございます。
ドレスが青い…
今の私の髪色に合わないような…
「顔がいいからなんとかなってるか。」
メイドが化粧や髪型やらしてくれてすごく可愛らしくしてもらった
部屋も綺麗に片付けられ?捨てられ?たので…
悪臭も消えた。
ドアがノックされた
「ティナ、婚約者が来たよ」
黒髪のイケメンがこっちに来た
「本当に…記憶喪失なんですね…こんなに綺麗だとは…」
「そうなんだよ。びっくりした…5歳の時までは容姿も気にしてくれてたんだよな。」
お兄ちゃんは頷く
そういえばお兄ちゃんもイケメンだな
「おっと失礼、名前がまだでしたね。エルリック・ブルースです。エルとお呼びください。」
ってか私の名前は何?!
「ねぇ、お兄ちゃん私の名前って何?お兄ちゃんの名前は?」
「ティナベル・カートレットだ。お兄ちゃんはデインだ。うちは魔法伯なんだ。元々は伯爵家だったんだが、ティナが5歳の時に古代魔術についての解析を出してそれから公爵家とならぶ貴族になったんだ」
「え私すごいじゃん」
今後が心配すぎる
「元々カートレット家は魔法が特化している家系です。デインがなんとかしてくれるでしょう」
お兄ちゃんは
任せろと言わんばかりか胸をぐっとする
「どうも…」
元の世界には戻らないのかな?
戻りたいけど、どうなんだろうか
仕事はしたくないかもしれない…もしかして、今の生活ありかな?
「エル、ご飯は食べて行くか?」
「そうするよ」
「ティナは?部屋で食べるのか?」
え?私だけ?はみご?
「え?」
「6歳あたりから時間がもったいないから部屋で食べると言って片手で食べれるものしか食べなかったよ。」
転生前の私不安要素でしかない…
「みんなと食べる…」
「ティナ…」
二人の目がうるうるしていた
恥ずかしくなり、下を向く
ドレスに目がいってしまう…
ドレスが青い
転生前の私は青色好きなのかな
「青か」
「ティナ様は青がお好きでしたよ?」
エルは答える
「ピンクの方がプリンセスみたいで好きだなあと…」
お兄ちゃんもエルも驚いた顔をした
「「昔に戻ったみたいだ…」」
二人は顔を合わせていた
「え?」
「昔も同じことを言ってたぞ」
お兄ちゃんが言う
「そうなんだ。」
その時は転生前の私は同じ回答をしていたんだろうと思っただけだった。
エルとお兄ちゃんとご飯を食べた。
作法などが全く分からないが、何とか友達の結婚式に行ったことがありご飯の食べ方はわかっていた…
よかった。ありがとう友よ
こうやって人と食べるの久しいな…
よく先輩と飲みに行ったけ?
英語科の山本先生…懐かしい…付き合うまでは行かなかったけど、いい感じだった。
「じゃあエル明日な」
お兄ちゃんとエルを見送る
「またね」
「じゃあ明日ね。学校で待ってるから」
とエルはおでこにキスをしてくれた。
26歳梅原私より若い子にキスをされてしまった…
生徒と同じくらいだよね!?これは犯罪でわ!?
と悶えてしまった。




