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問題発生?

 目が覚めたら、学園の救護室にいた。

 起き上がろうとするが、頭が痛い。なにこれ。顔が熱い…

 隣にはお兄ちゃんがいた。


「魔力の暴走だ」

 お兄ちゃんは、言う。何を言っているの?私には魔力はないんだよ?と言おうと思っても声に出ないほど体がだるい。


「魔力が戻りつつあるんだ。原因は多分あの日記だ」

 どうゆうこと?

「おに、お兄ちゃん、どうゆうこと?」

「魔力が一気になくなって急に戻らはじめて来たから体がついて行けなくなったんだ。少し前からフラフラしてただろう?三日もすれば落ち着くよ。だが、あるとしても、生活魔法くらいじゃないかな?」

 お兄ちゃんは説明する。生活魔法?お風呂上がりに髪の毛乾燥とかできるの?!今まで拭き取ってたんだよね。あれ、あの世界では何で言うんだろう。あれ、忘れてしまっている。どうして?

 

「古代魔法はまだ解読ができていないから、分からないことだらけだ。それよりティナ良いことしたなあ。」

 いいこと?

「アセラ様を社交界から追放したんだよ。」

 はい?なぜそうなったの?

「アセラ様はティナに嫌がらせをずーっとしてきたからな、あの癇癪持ちも王族だからなー。関わらないことしかできないんだよ。」

「何したの私」

 お兄ちゃんはキョトンとする

「倒れたんだ。」

「それだけで?」

「昔から色んな令嬢を虐げていたから社交界から一時期干されてたんだよ。でも、最近また戻ってきて、また、癇癪を起こしたんだ。ティナは本当は魔力暴走だったが、アセラ様が蹴り倒したと思われているんだ。ああ、かわいそうなティナ…」

 と言いお兄ちゃんはひっついてきた。ほんとに心配してる?

 でも、お兄ちゃんはなんやかんや私のとこに来ては心配してくれている。優しいな。温かい。


 アセラ様はなんか申し訳ないな…。でも、多分エルのこと狙ってるんだよね…ルファーもなぜ王子じゃない?疑問だらけ。


「ルファーは?」

「帰らせた。アセラ様と会ったから多分あっちに行ったんじゃないか?」

「ルファーはなぜ庭師をしているの?」

 お兄ちゃんは一瞬止まった。

「アセラ様とルファーが血は繋がっているのはわかっただろう。」

 私は頷く

「陛下は元々庭師の方に恋してルファーができたんだが、国の貿易のために王妃を設けることにしてな、それでだ。ちゃんと王子の公務もしているぞ。ただ、やっぱり平民の血も引いてるから批判も多い。ルファー派とアセラ派で分かれる。ウチには、ルファーは気休めに庭の仕事をしているだけだ。」

 

 あのままだと、正直ルファーが王子になったほうがいいよね。あの癇癪はすごいなあ。


「エルとアセラ様は話してたけど、」

「アセラ様はあるが大好きだからだ。でも、毎回振られてる」

 お兄ちゃんは笑い出す。


「大変ね。」

 他人事だ、、と思って話していたが…私、アセラ様の好きな人を奪ってるし、社交界から追い出すし…また被害に遭うんじゃ…

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