秘密の私
「エルも知ってたの?」
お兄ちゃんは頷く
「ねぇ、元の世界に戻れるの?」
お兄ちゃんは目を大きく開く
「戻りたいのか!?」
私の肩を強く持ち揺らす。肩に手形がつきそうになるくらいグッと力が入っていた。
「いや、 まぁ、、」
「戻れないことはない。でも、、99%戻らない。」
「なんで…」
「元々の魂はここだったからだ。」
お兄ちゃん…それも、気がついていたの?言ってよ…
私は片手で前髪をくしゃっとする。これは、転生前の時からの癖だ。モヤっとすると出てしまう。
あれ。そういえば、図書館でエルとあの人が何か話してた…そう、私が転生したのを知っていたようだった!
「図書館であると話してた人が私を知っていたようだった!その人と話してみようかな!」
お兄ちゃんはすごく目が大きく開いた。
「誰だ?」
「知らない。女の人だった」
「ふぅー。あいつかなー。厄介だ」
厄介?
お兄ちゃんはイスをクルクルと回し始めた。職員室では、電話は若い子が取らないといけない、後ろの電話をくるっと回って取るのが癖だった。同期からは電話の番人と呼ばれたぐらいだ。
「なんだ、回りたいのか?」
お兄ちゃんは尋ねる
「いや?、懐かしいなと元の世界にもあったから」
「そうなのか。もし、転生の話をするなら、俺かエル、この屋敷にいる庭師のルファーだけにしろ」
「ルファー?」
そんな人いるかな
「前のティナとよく話してた。仲が良さそうだった。」
ティナと?
「へぇ…」
話してみたいかも、
お兄ちゃんはその後転生前の世界の話を私に尋ねた。
電気ポットや掃除機に夢中だった。魔道具?を作るようだ。
「お兄ちゃん、あのね…」
「ん。」
「私ってなぜ、転生しようと思ったの?」
お兄ちゃんは頭を抱える
「わからない」
分からない…そうか…
なかなか更新できず申し訳ないです。
眠気との葛藤で…




