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聖剣とハムスターの導く異世界ラブコメとビターな物語  作者: 石丸水産
序章 聖剣とハムスターとの出会い
1/6

1.異世界転移した小学生

 キーンコーンカーンコーン~



 ホームルームが終わり、帰宅時間となった


「ちゃんと宿題してこいよ~」


「はーい」


 クラスの皆が答える


 さて、帰るか。


「ひかるくんじゃあねー」


 クラスの仲の良い友達が声をかけてくれる


「ほーい」


 教室のドアを開けて、下駄箱で靴を履き、学校近くの自分の家にトボトボ帰る。


 俺は時満(ときみつ) (ひかる)3人家族で一人っ子の小学生5年生。


 勉強も運動も普通で一般的な小学生って感じだ。


 今日は珍しく父さんと母さんが家にいる日だ。



 正直あんまりいい予感がしない...



 そうして10分も歩けば、自分の家のぼろっちいアパートが見えてくる。


 2階までの階段を上って、ドアノブを握り


「ただいま~」


 そうやってドアを開けた。


 そうすると、言い争う声が家の奥から聞こえてくる


「なんか怒鳴(どな)り声がするな、まさか…」


 いやな予感がしてリビングに向かうと…



「あんたが悪いんでしょ!!」



「はぁ!?俺のどこが悪いんってんだよ!!理由をあげてみろよ!」



 父さんと母さんがけたたましい声でケンカしていた



 あぁ、また始まった…学校から帰ってきてすぐこれだ…



 いつも自分が寝ているときや、自分がいないふりをしている時に二人は良くケンカしていた。



 今回はいつもよりもヒートアップしているように感じる…




 自分の父と母は若くして結婚して、俺を生んだ。



 だけど、結婚当初からお互いの性格が合わずに小さなことで言い争うようになった。



 ごめんねの一つでも行ったらいいのにお互いがんこで絶対に言いたくないらしい。



「はぁ!?あなたの言い訳はもう聞き飽きたわ!もう離婚よ!!」



「は!?なんだそれ!意味わかんねぇよ!」



「こんなの離婚したほうがいいわ!あなたにはもう付き合ってらんない!」



 だんだんとエスカレートしてきている、これはよくないんじゃ…



 俺は何か言おうと思って口を開くが、胸が苦しく、頭も真っ白になって何も言うことができなかった…



 この時の俺はあまりもショックを受けて顔面蒼白になっていたらしい。



「そんなに言うなら離婚してやるよ!!」



(そんなこと言わないでくれよ父さん…)



「そうね!そしたら今晩中に私この家出るわ!!」



(母さん…)



「好きにしろよ!」



 そうやって二人を見ているうちに父さんと母さんが離婚することが決まってしまった。




 もうおしまいなんだろうか……




 涙が止まらなくなって、何度も涙が(ほお)を伝っていった。




「光!?いたの!?」



「光…!」



 母さんと父さんがやっと僕に気づいたらしい。



 それでも涙は止められなかった。



「父さん、母さん、、うっ、、離婚するの?」



「まだ決まったわけじゃないわ、、」



「そ、そうだぞ、安心しろ光」



 この時、なぜか父さんと母さんは分かれるだろうなと確信に近い形で思った。





 ◇◆◇





 数日後、父さんと母さんは正式に分かれたらしい。



 母さんは別れ際に涙を流して俺を抱きしめてくれた。



 自分は父さんに引き取られるようになった。



 そこからは正直あまり覚えていない。確かなのはその時からあまり学校に行けなくなった。



 友達も少なかったけどさらに少なくなった気がする。



 数人自分が学校を休み続けていることを心配して、先生と来てくれたこともあったが、それでも学校に行く気にはならなかった。



 父ともそれから生活していたけど、父は夜どこかにいなくなることが多かった。



 何をしているかはよくわからなかったけど、帰ってくると服から匂う香水の匂いがキツかった。



 何かしら良くないをしているとは思ったけど、自分からは何も言わなかった。



 正直、もうどうにでもなれと思っていた。





 ◇◆◇





 そうして、学校を休んだある日、コンビニに行って昼食の買い物をしようと道路を渡っているその時



「ぎゃぎゃぎゃがりぃぃ!!!」



 横滑(よこすべ)りしながら急に軽自動車が突っ込んできた。



(俺、死ぬのかな、、)



 スロー動画のように、ゆっくりと軽自動車が突っ込んでくるように見えた。



 普通は驚いたり、叫んだりするだろうが、なぜか冷静に状況を見つめる自分がいた。



(つまんない人生だったな…)



 死んでしまうと思えば悲しいし、父さんや母さんとまた会いたい思いもあった。



 しかし、つらい思いをこれ以上しなくてすむと考えればむしろスッとした感情にもなった。



(どうせなら来世は幸せに..)



 そうして意識は白く包まれる



 だけど何か視界の端には(まばゆ)く光るものが見えて…









 ◇◆◇









「チュンチュン!」


「ケケケケケケケケケケ、ジューイッ、ジューイッ、ジュン、ジュン」


「ピーーーヨ、ピーーーーーヨ!!」


「ポポポポポポポッポポポポッポポポポポポポポボボボボーボ・ボーボボ!!!」


「ハッ!!!」


 鳥たちの鳴き声で目を覚ましたようだ。


 にしても鳴き声うるさすぎないか。


 明らかに最後の鳥、「ポ」言い過ぎてむしろ「ボ」になってないか。


 心のなかでツッコミを入れていると


「ん?ここどこ!?」


 一面、見渡す限りの森、森、森、森、森...etc


 光がいたところは森の中でも開けており、上を見れば真っ青な青空を見ることができた


「えぇぇぇぇぇぇええええええ!!!???、俺死んだよな、、軽自動車が突っ込んできて、、!?

 もしや、もしやこれってまさか、、異世界転移ってやつぅぅぅぅぅ!??」


 光は中学校を休んでいた暇な時間に当時最も有名なネット小説投稿サイト「ねろう」のファンタジー作品を見まくっていたのだ。


 このファンタジー作品が面白くて何のその。


 光は寝る時間も忘れてランキングにある作品を読み進めていた。


 ランキングにも上がらない作品たちは掘っては読み、掘っては読むほどファンタジー作品に魅了されており、何度も「自分が異世界転生したらなぁぁ」と妄想を繰り返していた。


 そんな光は、、


「これが異世界だとしたら、、ステータスオープン!!」




「ちゅんちゅん!」


 鳥が鳴いただけであった。


 これは悲しい。



「ステータスの設定はないのか~、残念だ。。そしたら初期装備が充実してたり、、ん?」


 服装はコンビニに行く服装そのままで特に何かを持っていたりはしなかった。


 まさに期待外れであった。


「はぁ~、チートはないのか、、」


 落胆する光であったが、とりあえず周辺を探索することにした。


 周辺を見てみると森でしかないが、一本森の奥に続いてそうな道があり、そこに入ってみた。


「いや~最初は驚いたけど、この場所はなんなんだろうな~、神隠しかなんかなのかな」


 そうして歩いていくと神聖な雰囲気が(ただよ)う開けた場所に出てくる。


「ん?あそこにいるのは剣?なんか剣が台座に差し込まれているんだけど」


 よく見ると奥に台座があり剣が刺さっているのが見えた。光は好奇心から近づいてみた。


 そうすると


「きゅきゅ!」


 ハムスターが現れた。


「は?」




始めまして、石丸水産です!見ていただきありがとうございます!


「面白かった!」「続きが気になる!」


と思われましたら、下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


面白かったら星5つ、面白くなければ星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークいただけると本当に嬉しいです。


何卒よろしくお願いいたします。

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