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使用人たちは色々興味津々

使用人たちはシエルが懐いてる時点でアリスティアをある程度信用

朝、マリスビリーに起こされて支度を整えて食堂に行く。


「おはよう、アリス」


「おはようございます、アリスティアお兄ちゃん!」


「おはようございます、クロヴィス様!シエル様!」


推しと同棲、幸せだなぁ。朝から会えるね。


「今日は使用人たちがなんだか張り切っていてな。朝食も豪華だ。多分君のことを相当歓迎しているんだろう」


「そ、そうかな。それなら嬉しいなぁ」


「アリスティアお兄ちゃんは人に好かれる天才なんだね!」


「そ、それはないよ!それはクロヴィス様とシエル様の方だよ!」


「僕?」


「私か?」


きょとんとしてる二人。あれ、自覚なかったの?


「クロヴィス様は、優しくてかっこよくて、素敵な人。シエル様はとにかく可愛い。きっといっぱい人に好かれるでしょう?」


「あー…うん、そう…だと嬉しい、な」


「うーん僕は…うーん…」


歯切れの悪いクロヴィス様とシエル様。どうしたんだろう。


「…でも、少なくともアリスティアお兄ちゃんには本気で好かれているらしいから、まあいっか!アリスティアお兄ちゃんの感情の色はいつも綺麗だもんね!」


「うん、僕、クロヴィス様とシエル様が大好きだよ。シエル様、どうしてわかったの?」


「感情の色が見えるから!」


「ああ、それでかぁ。不快な色じゃない?」


「とても綺麗だよ、アリスティアお兄ちゃん!」


そんなことを話してたら、側にいたマリスビリーがはわはわとなんだかとても賑やかな様子になった。なんだろう。よく見ると他の使用人たちもそわそわしてる?


「…あー。あいつらは放置してていいぞ。なんか勝手に勘違いしているらしいからな」


「ん?んー…クロヴィス様がそういうならそうします。でも勘違いってなんのですか?」


「…いや、気にしなくていい。それより、ここでの食事はどうだ?美味しいだろうか?」


「すごく美味しいです!爺ちゃん家のシェフも美味しいもの作ってくれてたけど、ここのシェフは天才だね!」


その言葉に側に控えていたシェフたちがガッツポーズするのが見えた。うんうん。努力は認められるべきだよね。


「うちの使用人たちは私が選んだ者が多いから、良くも悪くも裏表がなくてな。すまない…」


「何を謝るんですか?それはいいことです。それに僕、貴族だけど腹芸は出来なくて。却って助かります」


「そう言ってもらえると助かる」


「ところで、クロヴィス様は今日はお屋敷で過ごすのですか?」


「ああ、すまないが今日は出かける用がある」


それならちょうどいいかな。推し活の準備しよう。でもちょっと寂しいな。


「…その、同棲してすぐ一人にしてすまない。今度、一緒にお出かけでもしよう」


「本当!?嬉しいな!クロヴィス様とお出かけ!楽しみ!シエル様も一緒に行こうね!」


「うん!」


そう言うと、さらにマリーや他の使用人たちがそわそわしたけどクロヴィス様が無視していいというので気にしないことにした。

アリスティアはお出かけの約束にわくわく

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