男の子に護衛してもらうことになった!
アリスティア、喜ぶ
男の子が僕の護衛になることになって、挨拶しにきてくれた。小さな男の子でも、魔法が一切使えない僕にとっては大切な護衛になる。
「というわけで、アリスティア様の護衛になった。名前はリュック。あと、アリスティア様、助けてくれてありがとう。迷惑かけてごめん。怪我はもう大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫!リュックっていうのかぁ、良い名前だね」
「そ、そうかな。ところで、アリスティア様は魔法が使えないって聞いたけど、なんで使えないんだ?」
「僕、呪われた黒をこの身に宿しているから。僕の祖国の守り神様が、昔黒髪に黒い目の異世界からきた聖女様に国を荒らされて怒ったんだって。それから守り神様は、黒を身に宿す者には奇跡の力…魔法を授けなくなった。その呪いは、祖国を出ても変わらなかった。そのせいで両親に嫌われて、田舎の爺ちゃん婆ちゃん家で育ったんだ」
「え…」
リュックは目を見張る。
「まあ、不便は感じないんだけどね。マリスビリー達がいるし」
「そ、そっか。ごめんね、アリスティア様。俺、そんな苦労して育ってきたアリスティア様に…」
「いいのいいの!反省できて偉いよ!」
リュックの頭を撫でれば、リュックは控えめに笑った。可愛い。
「俺、頑張って鍛えてアリスティア様のお役に立つから。見ててね」
「わかった!」
こうしてリュックが一緒にいてくれることになった。これからが楽しみだね!
リュックは猛省する




