そんなに安静にしてなくても大丈夫なんだけどな
アリスティア、男の子を雇い入れてもらう
「クロヴィス様、この子を僕の侍従でも護衛でもなんでもいい。雇って欲しいです」
「アリス…どうしてもか?」
「どうしてもです!」
「…はぁ。おい、君」
「うん」
クロヴィス様は男の子と目を合わせてお話する。
「うちで保護した場合、もう悪いことは一切しない。誓えるか?」
「…うん」
「罪滅ぼしとして、アリスに忠誠を尽くす。誓えるか?」
「…できる、誓う」
「わかった。ポール、この子をお風呂に入れて子供服を用意してやれ。その後食事を与えろ。痩せ細ってるから、出来るだけ食べやすい軽いものを与えてやれ」
男の子はポールに連れていかれた。
「ご当主様!治癒術師様がいらっしゃいました!」
「部屋へ案内しろ」
「はい!」
治癒術師の先生はすぐに部屋に来てくれたべ。
「お待たせしました。治癒術師のルーです。頭を打ったとのことで、まずはそこから見ていきますね」
「お願いします」
ルー先生が隅々まで見てくれた。
「…はい。大丈夫でした。脳にダメージはありませんよ。後遺症なども心配ありません」
「よかったです、ありがとうございます」
「身体の方も、痣などもありませんし大丈夫ですね。ただ、今後はあまり無茶はしないように。なにがあったかは知りませんが、頭を打つと最悪の場合もあります」
「はい!気をつけます」
「よろしい。では、私はこれで」
ルー先生は帰った。これで安心だね。
「坊ちゃん、よかったです!」
「もう大丈夫なら動いていい?」
「今日は大事をとって一日安静です!」
「えー」
マリスビリーは心配症だね。
「なにを言っているの?アリスティアお兄ちゃんは、三日くらい安静にしなきゃダメだよ」
「え」
「シエルの言う通りだ。君は危なっかしいしお人好しだし。心配過ぎるからな」
「そんなー」
シエル様とクロヴィス様はもっと心配症だったよー。
アリスティア、三日の安静を言い渡される




