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虎さんのおしゃべり ※虎視点なのでキャラが崩れている可能性があるかも……

「それじゃあ、このネコたちを追い払ってくれないかな?」

『えぇ〜、嫌ですぅ〜!』


 誰がお前なんかの言うことを聞……

「は? ふざけてるの?」

『是非ともやらせていただきます!』


 け、けしてコイツに服従したわけではない!

 そ、そう! これはあくまでこいつを油断させるための策だ! べ、別にあんたが怖いわけじゃないんだからね。


〘……突然のツンデレやめろよ〙

『さ、作者! 生きてたのか』


 先程までぐちゃぐちゃミンチにされていた作者が眼の前で何もなかったかのように平然と立っているだと!


〘作者とはすなわち物語の創造神! 作品の中で何度死のうと僕の気まぐれで生き返らせることができるのさ〙

『それはつまり、何度死んでも生き返らしてもらえる、こいつに反抗してもデメリットはないという……』

〘たしかにそうだけど痛みは残るよ? それでもいいのなら……〙『やっぱやめときます』


 は⁉ 後ろから視線が……

「ねぇ、さっさと終わらせてくれない? てかさぁ、なんでまた作者がここにいるの」

〘はい! すぐに帰らせていただきます!〙

『お、おい! おいて行かないでくれ! まだ死にたく……』〘大丈夫! 君はプログラムだから死んでも生きかえ……〙

「何帰ろうとしてるの?」


 なっ、微笑んでいるだと! これが悪魔の微笑みなのか! いや、きっとそうだ、こいつが悪魔なんだ。


〘ギャアアアアァァァァァァアアア!!!!!〙

 その証拠に、笑いながら作者をミンチにしている……


「今度は帰ってくるなよ〜」

『……そうかこれがバイオレンスなのだな……』

「ん? なにか言ったかなぁ〜。ちゃちゃっとこの猫たち対処してくれたら許すかもしれないなぁ?」

『3分で終わらせます! なので命だけは!』


 ネコを十分で追い払った。


 のだが……

「あれぇ? 3分で終わらなかったねぇ? 嘘つきにはおしおきだよ」

『……ギャアアアアァァァァァァアアア!!!!!』


 こうして、ミンチになるスレスレまでいためつけられたのだった……

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