その「令嬢」大丈夫ですか?
「令嬢 意味」で検索をかけた結果。
令嬢……貴人の娘。他人の娘を敬って言う語。だそうです。
そんなことあらためて書かれなくても知ってるよ、と思われるかもしれませんが!
異世界恋愛ジャンルを読んでいて、どうしても気になることがありまして。しかし、作品の感想に書く勇気も持てず、ここに書き散らすことにしました。
一人称の自己紹介で「令嬢」はおかしくないですか?!
くりかえします。
一人称の自己紹介で「令嬢」はおかしくないですか?!
自分が気持ち悪く感じたのは、以下のような地の文でした。
例1)私はエリザベス、公爵令嬢です。
令嬢って自分に使いますか……?
もちろん、一人称の自己紹介でも「令嬢」を違和感なく読める場合もあります。
たとえば、
例2)私はエリザベス、学園では悪役令嬢と言われてますの。
他人からの呼称として、それを一人称で語る場合。
悪役令嬢という単語自体、敬う意味あいが薄く、名詞化してる感じはしますが……
あるいは、
例3)私はエリザベス、どうやら公爵令嬢に転生したらしい。
よくある前世持ちや前世を思い出した人物が、現世の存在を別人物のように感じて客観視して語る場合。前世も現世も同一人物ではあるのですが、自意識的に他人なのだろう、という補完が働くためか、自分としてはそれほど読みづらくありません。
もしくは、
例4)私はエリザベス、公爵令嬢ですわっ!
例5)私はエリザベス、ものすごく貧乏ですけども、これでも公爵令嬢なんですのよ?
【えらそうでバカっぽい】などの性格のキャラクター表現にあえて使う場合や、
まるで令嬢らしくはないけれども、その立場を自虐的・逆説的に表現する場合なども、読書上、それほど抵抗を感じません。
そのほか……にもあるかもしれませんが、ぱっと思いつく範囲ではこれくらいでしょうか。
自分は国語や文法の専門家でもなんでもないので、おかしいと感じるのは例1くらいなのですが、読み手さん書き手さん、その「令嬢」は大丈夫ですか?
例1)ですが、自分はできれば、
「私はエリザベス、〇〇公爵の娘」とか「私はエリザベス、〇〇公爵家の長女」(次女三女以降でもいいけど)とか、
かために行くなら「私はエリザベス、〇〇公爵家が一女」とか、そんな文章で読みたいです。
お読みいただきありがとうございました。