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ガッ!
レディは叫び、転倒した。
肩に激痛が走る。
手を当ててみると、血みどろだった。
「レディ!」
ミオが叫び、踵を返して駆け寄ってくる。
レディは転がって、背後を見た。
二人の男が立っていた。
渋谷駅で見かけたスケートの男と、もう一人は、おそらく渋谷駅の電灯を破壊した奴だろう。
レディは振り子を使わなくとも、ある程度の感知は出来るので、誰か来るのには気が付いていたが、あの二人だったとは…。
連中の参戦は危険だ…。
吹き飛ばしてやる!
思った時にミオがレディを抱き起した。
「なんてことだ!
酷い怪我だぞレディ!」
「これ位なんでもない! 奴らを吹き飛ばすんだ!」
立とうとするレディを、ミオが押しとどめた。
「駄目だレディ、傷が深い。まずは治療だ!」
言うと、有無を言わさず、ミオは影の花弁を閉じていった。




