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71. レベルとスキルの関係



 炎剛竜戦の際、予想以上の大爆発により、吹き飛んでしまった鎧を、新調する事になった。一行は、ゴダの父親である名工ゴードンの下を訪れていた。


「息子と村が世話になった様だな。俺でよければ最高の防具を仕上げてやる」


「よろしくお願いします、材料はこちらで用意した素材でお願いできますか?」


「任せておけ、金属加工とは俺、裁縫と革細工はウチの母ちゃんが仕上げるから期待しててくれ」


 ロシィのマジカルバックパックから、炎剛竜の素材と熱蜥蜴マグマリザードと、炎蛇ファイヤサーペントを取り出し、マリーゴールドが錬成した魔鉱石と金を渡す。


 彩りは紅と金、軽装備でありながら各急所を的確に守れる作りに、動きを邪魔しないデザインと耐久性を備える。


 テーマコンセプトを伝え前金を払い、寸法を測る、恩人故に完成には1週間の超特急で仕上げてくれるという話になった。


 ゴダには、長らく使ったロシィの短剣をパワーアップしてもらう事になった。

 正確には短剣を溶かして素材に戻し、別の芯から新しく作った後に魔鉱鋼の材料として使われるようだ。


 その間一行は、観光としてのんびり休養を、と思ったが、休憩を挟みつつ宿でスキル開花を試みていた。


 トートが言っていた知識と経験、想いの強さが開花の鍵になる事を考え、如何に効率良く能力値ステータスを底上げ出来るかを考えていた。


「トート神様にも言ったけど、必要経験値が多い代わりに、レベルが上がった際の能力値ステータスにかかる追加賞与エクストラボーナスが多くなる。という概要の、特別な技能スキルを開発するのが良いと思うんだ」


「ユタカの言う事は確かに合理的だ。レベルは上昇する毎に、次に必要な経験値が大量に増える。そこで、私は別の見方で考えてみたんだが、【経験】の部分に着眼し、【経験値取得効率化】の概念をスキル開花させる事が出来ないかと思っている。例えば、『連続して合金ポプリンだけを狩り続ける』という縛りを【努力の要素】概念として『連続で討伐した際に、獲得経験値が増える』とかの技能スキルが生まれないかと考えたんだ」


「オレも考えました、マリーさんの考えに近いのですが、モンスターを倒す為の難易度を設定し【まとめて倒す】【手早く倒す】【無傷で倒す】等の芸術点や技術面で努力を評価してもらう。とか、どうでしょうか」


「私も考えたー! 【みんなで連携技を繋げて戦う】と、経験値ボーナス!」


「【目隠しなんかのハンデを背負って倒す】とボーナスとか、どうケロ⁉」


「【モンスターに対しての理解を深める事で、獲得経験値増加】なども要素的にはあってもおかしくないか……。今までレベルについてそこまで気が回らなかったが、これが実現化すれば、人類幸福大作戦は大きく前進する筈だ!」


 宿屋の一室で、効率的なレベル上げについての討論は続いた 。


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