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月のポエム  作者: 岩本翔
34/36

月光の街34

「あんたを母親の前で殺すのがこの賭けを介した殺人ゲームの仕上げなのよ。死にな!」とキャサリンが叫んだ。


ヒロがクラブムーンライトに赴く途中、暗がりにキャサリンとその配下がヒロの母親を捕らえ人質にして待ち受けていて、キャサリンがヒロの方におもむろに歩み寄って来て、毒婦丸出しにほくそ笑み言い放った。





「待っていたわよ。あんたを母親の前で殺すのがこの賭けを介した殺人ゲームの仕上げなのよ。死にな!」





配下の者達に抑え込まれているヒロの母親が声を限りに叫び声を上げる。





「ヒロ!」





その声を合図にするかのように、キャサリンの配下達が唖然として立ちすくんでいるヒロに向かって怒涛の如く押し寄せ、襲い掛かった。





その様子を逐一目の当たりにしている母親が泣き叫び、ヒロの名前を連呼する。





「ヒロ、ヒロ、ヒロ、ヒロ、ヒロ、ヒロ!」




ヒロはなす術もなく寄ってたかってなぶり者にされて行く中、母親に助けを求めるように絶叫を上げた。





「母さん!」





ヒロがどんどん血達磨と化して行くのを半月が見下ろすように天空にぽっかりと浮かぶ中、パトカーのサイレンが聞こえ、それを聞き付けたキャサリンが悔しげに叫び声を上げた。





「畜生、誰か裏切ってちくりやがったな、これまでだ、おい、皆引き上げるぞ!」

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