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月のポエム  作者: 岩本翔
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月光の街27

「結局キャサリンと満月に尋ねるしか無いのだよ、ヒロ」とマスターは言った。

マスターのバーに赴き、ヒロはこれまでの経緯を打ち明けて、マスターのアドバイスを仰いだ。





カウンターの隅にシェーカーを置き、マスターが腕を組み言った。




「狂気の内に正気を見出だしたその方便を探れば、玩具の街への道標が開くのだよ、ヒロ」





ヒロが尋ねた。





「それはどうやって探ればよいのですか、マスター」





カウンター越しにマスターがヒロを直視しつつ答える。





「結局キャサリンと満月に尋ねるしか無いのだよ、ヒロ」





苦渋に顔をしかめヒロが答える。





「でもマスター、あの二人に尋ねれば、又僕はあの二人の殺人ゲームに巻き込まれ、死ぬかもしれませんよね」






グラスをオレンジ色のネオン管に透かし見るような動作をしてからマスターが首を振り答える。





「満月の夜、自転車に乗って二人に会いに行けば、ヒロ、君は死ぬような思いはするけれどもけして死にはしないのさ。それが証拠に今回も君は生死の賭けに勝ったではないか。ヒロ?」





ヒロが頷き答える。





「はい、分かりました。マスター」

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