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月光の街14
「そうだね、それでもヒロ、君はムーンライトの満月さんに告白するつもりなのかね?」とマスターは言った。
ヒロが言う。
「マスター、僕は満月と一体化する為にムーンライトの満月さんに告白するべきですかね?」
マスターが答える。
「いや、それをしたらあのキャサリンという女性がプライドを傷付けられ君に復讐するだろうな。きっと」
背もたれを上げているヒロが瞬きをしてから、ゆっくりと自分を指差し言った。
「僕を殺しに掛かるという事ですか?」
マスターが頷き答える。
「そうだね」
ヒロが再度自分を指差し言った。
「僕がムーンライトの満月さんに告白しても暴行を受け、殺されそうになり、キャサリンさんからも狙われるという事ですか?」
「そうだね、それでもヒロ、君はムーンライトの満月さんに告白するつもりなのかね?」




