あの日私は名前をもらった
文明があまり発達してない世界であるひとりの天然刀娘が自分の名前について考えるストーリー。話に出てこないが彼女の優しさに心動かれた人間たちがおおぜいいた。投稿するのはこれが初めてです。気が向いたら読んでみてください。
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はじめまして!私アイリスです。みんな初めは驚くけど私たち喋る刀なんだ。(人間に変身できるけど今は刀モードだよ)
私たち無愛想で無口だけど根はとても優しい10年以上前ならカッコ良かったおじいちゃん(今はだらしなくみっともないけど)オードリおじいちゃんに命を刀に吹き込まれてこの世界リード世界に産まれたんだよ‼
私、私たちって言ってたとおり兄弟がいて最初に産まれたのは長男のライブお兄ちゃん。次が長女のターニャお姉さま‼同性の私から見ても見ていて掘れちゃうぐらい金髪のライブお兄ちゃんと同じ金髪の髪の毛のショートヘアスタイルの髪型だよ。
私はオードリおじいちゃんが「お前は大和撫子風にしてやろう!…お前それでいいな?拒否権はないぞ」
大和撫子てどういう意味かわからないのにそんな髪型にしちゃってプンプンだよ。全くもう‼でも私この髪型気にいったから許すけどね。
ところで私の妹にあたる子と弟にあたる子がいたんだけど、「ふたりとも失敗して壊れた」とおじいちゃんが呟き何故か眼から(涙)を流していた。何故か私も(涙)を流し「おじいちゃん?私も(涙)を流してるよ?なんで?」
「お、お前!?(涙)……涙か!?オイルか!?……いや先のばしにしたがお前はこれからは「アイリス」…はははアイリスかやっとやっと思いついた!」
へんなおじいちゃん。ところで「アイリス」ってなんだろう?食べ物じゃないよね?
悩むアイリスと優しく抱きしめるオードリおじいちゃん。いつまでもこんな時間が続けばと誰もが思うふたり。だが!?
オードリおじいちゃんの心残り
「あの子はナンバー1、2、4、5の喋る刀の中でも人間らしく育て上げてしまったのかもしれん。その分これからは辛い思いをするのだろう。ワシが産まれた西暦2015年9月18日前までの時代なら良かったがあれから1000年以上たった今は幼子が平気で人を殺す時代だ。いくら、食う為とはいえライブたちを作ったのは間違いだった。ライブたちが犯罪兵器になる前にしょ……ぐあ‼」
アイリス
「あれ?お客様だ!…こういう場合出迎えるんだよね?でも動くにはしゃべるには…休まないと何も出来ないから……何だろう?お客様たち何か嫌な話してる」
お客様たちは悪い奴ら
「おい?金はどうした?」
「ああたんまりあるぜ‼」
「他は…おお‼プラチナ金属の刀が二本あるぜ‼こいつも高く売れるぜ‼」
「よし!ポリスに見つかる前に逃げるぞ‼爺殺してるんだから慌てず逃げるぞ」
4人の人間が聞こえていたがしばして聞こえなくなった。どうして?
アイリスは?
十分に休んだアイリスが自分のやることをしようとしてドカドカ数人以上の人間が入ってきて「やっぱり殺されていたか!」
刀の状態をとき人間モードに変身し「お客様ですか?」と問いかけるとみんな驚き「き、きみはここの人間か?」と問いかけてきた。なんで?
とりあえず「私ナンバー3です。そこの刀です。人間じゃないです。悪者や危害くわえる悪い人間守る弱い人間の為の武器だよ。ってオードリおじいちゃんが言ってたよ」って言うと人間たちは困った顔になり人間たちの中から赤色の髪の毛の女性が私のまえに出てきて「あなたは自分のことわかる?名前は?」
少女が…ナンバー3が?顔してると女性がいろいろ2時間以上質問して納得し人間たちは「おじいさんが死んだことは隠しておこう。そしてうちで封印しておくことに」言ってた。封印って寝ることだよね?寝るのはもう沢山なのに。まあいいや。すやすや。
起きたら
起きたら血の匂いが充満していた場所に私はいた。周りは人間の死体しかないのと死体の後方で無数の兵隊さんが刀、銃を構え隙を私を装備してる剣士を取り囲んでいる。剣士さんも兵隊さんも怖い顔色してる。
震えながら私が状況をみていると剣士さんがまがまがしいと例えれば何かとりつかれた顔で横な切りにしたら10メートル以上の真ん中左右の人間が胴を斬られ倒れていく。私……私わかる!これ死んじゃうっていうことだよね?
怖くなった私
今まで何年間寝てたんだろう?ライブお兄ちゃん‼ターニャお姉ちゃん‼オードリおじいちゃん!!どこーー!
刀モードから人間になり驚いた剣士さんから脱出し逃げちゃた。
なんキロ歩いたかな?もう剣士さんも追って来ないけど。
私今まであんな怖く嫌な人間たちに使われていたのを思うと怖いけど過去の自分を見つめてみることにしたの。
そしたら数年前どころか1000年以上先程の剣士がやっていた人々しかいなかった。
私は泣いた!泣いた!「私はーーー弱い人間の為の武器としてオードリおじいちゃんに造られた武器だよ。人々を切り殺して楽しむ兵器じゃないよーーーーー!」と叫んだ。
しばらくぼっーとしてたら拍手がした。
何もない砂漠なのにと周り見ると後ろに黒髪のポニーテールの女性がいた。
「あんた立派だよ。今は世界中で争いがあり人々が自分たちのことしか考えない奴らばかりなのに‼」
私この人のこと好きになりそう‼
「アイリスだ!」
「はい!?」
「あんたの名前だ。私はリミ!これからはあたしの相棒だ。あたしが「優しい武器にしてやる。弱い人間を守る武器だよ。よし。来い」
「アイリスっておじいちゃんがつけてくれた謎の文字‼…これ名前だったんだ‼おじいちゃんがいるみたいで嬉しい。この人と一緒にいたい。よしあの私アイリスです。お姉さんよろしくお願いいたします‼」
こうしてアイリスは新しい人生を生きることになった。
完。
前書きで書いてしまいましたが楽しく読んでくれたら嬉しいです。次は長編を書こうと思います。よろしくお願いいたします‼
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