表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

かの地を巡りて

「……何だい?こんな物騒な所に来て。」


此処は酒場。ナイフ投げや、ルーなどのトランプゲームなど、欲望まみれの物騒な場所だ。



「星巡りの伝説を解読することにした。……司教は少ししか話さなかったからな。」


「コルフィーヌが少ししか話さない、だって?」


「『かの地』が何か、解らず終わったところだ。」


……わかった。話すよ。仕方がないねぇという感じでゼディリアは話し始める。


■かの地



『かの地 』って言うのはねぇ、聖地のことさ。

あたしの故郷にたくさんあるところでね。




【聖地って何?】


あたしの母親が生まれた所や、眠っている墓だとか……そういう場所を聖地というのさ。

簡単に言うと、月姫の足跡を讚美するようなものなのさ。


「ゼディリア、何処から巡っていこう?」


【最初の目的地】


まぁ、そうだねぇ。ヴィルダネスや、イステンヒートに行くしか無さそうだよ。夏の武術大会があるからねぇ。



「絶対、関わりたくない人物がいるのだが……」


「何言ってるんだい。祭りに参加するわけないから大丈夫だろ?」



……あたしも、あのドS女とは関わりたくない。同感だよ。

でも、あの伝説には

  

  『茨を焼き払い』って


……書いてあるのさ。


「スティニス、玉座に座る覚悟は?」


魔物を退ける覚悟が、アンタにはあるかい?



「……愛する人の為とあらば。」



俺は、玉座を奪うよ。


「ただ、今は時じゃないね。」



あたし、アラサーだもの。久々だから剣術が、錆びついているんじゃないかと、杞憂っぽいのに取りつかれているんだよね。


ごめんよ……我が息子。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ