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第30話 守るために


白い

煙。


ゆっくりと

晴れる。


城門前。


大穴。


中央に、

二人。


立っているのは、

バルトだけ。


ヴァルグスは

膝をついている。


仮面が

割れ、

素顔。


人に

似ている。


だが、

目は

闇。


ヴァルグスが

笑う。


「見事だ……」


血を

吐く。


「だが、

人は

争う」


「必ず

同じ道を

辿る」


バルトは

首を

振る。


「それでも、

守る」


「俺たちは

変われる」


剣を

構える。


ミレーヌが

そばに来る。


涙。


だが、

強い目。


ヴァルグスが

呟く。


「光が……

眩しいな……」


バルトが

踏み込む。


一閃。


ヴァルグスの

身体が

光に

包まれる。


塵となり、

消える。


沈黙。


次の瞬間。


歓声。


王都が

揺れる。


人々が

抱き合う。


バルトは

剣を

下ろす。


膝を

つく。


ミレーヌが

抱き留める。


「お疲れ様」


バルトは

微笑む。


「守れたな」


夜明け。


太陽が

昇る。


新しい

時代が

始まる。


第一部・完


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