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第24話 光の誓い


王城・聖女区画。


黒い結界の中。


バルトと

帝国兵。


数十。


背後には、

ミレーヌ。


逃げ場は

ない。


バルトは

剣を

構える。


包帯に

血が

滲む。


ゼクトが

指を鳴らす。


「やれ」


帝国兵が

一斉に

襲いかかる。


バルトは

踏み込む。


斬る。


斬る。


斬る。


だが、

体が

重い。


一人。


二人。


三人目。


槍が

肩を

貫く。


「ぐっ……!」


膝をつく。


ゼクトは

笑う。


「終わりだ」


闇の槍。


放たれる。


バルトの

胸へ。


ミレーヌが

叫ぶ。


「やめてぇ!」


光。


爆発的な

光。


闇の槍が

消える。


ミレーヌの

身体が

浮く。


目は、

金色。


聖女覚醒

第二段階。


(治癒だけでなく、

浄化・防護・

聖属性攻撃を

扱える状態)


床に

巨大な

光の魔法陣。


波動。


帝国兵が

吹き飛ぶ。


黒い霧が

消える。


ゼクトは

後退。


「ばかな……!」


ミレーヌは

バルトを見る。


「私が……

守ります」


手を

伸ばす。


バルトの

傷が

瞬時に

癒える。


力が

満ちる。


バルトは

立ち上がる。


剣を

握る。


「今度は

俺の番だ」


踏み込み。


白光と

聖光。


同時。


一閃。


ゼクトの

胸を

斬り裂く。


「がっ……!」


ゼクトは

崩れ落ちる。


結界が

崩壊。


廊下から、

ダニエル、

ランド、

アラン。


「団長!」


ゼクトは

血を吐きながら

笑う。


「遅い……」


「本命は……

別にいる……」


息絶える。


静寂。


ミレーヌは

倒れる。


バルトが

抱き留める。


「無理するな」


ミレーヌは

微笑む。


「約束……」


「一人じゃ

ないって」


バルトは

うなずく。


光の中で、

若き二人は

誓う。


もう、

誰にも

奪わせない。


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