表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
瑠璃の輝き。  作者: イヌ汰郎
第一章:今のための過去のお話
33/44

リザルト

蟲の身体構造とか知らんけどきっとこの世界は内臓あるんでしょう。

あと、んまぁ~不完全燃焼。カヤノヒメ戦は互いに万全状態でリベンジマッチさせましょうかね。

 触手を叩き切った勢いそのまま、斧を胴体に突き立てるようにし落下の勢いを殺す。

 着地して間もなくその巨体が叩きつけられるが、その狙いは甘く避けるのは簡単だった。

 口からオブシドが吐き出された。カヤノヒメはこちらを正面に見据えたままだ、まだやる気はあるようだが…


「元気なとこ悪いけど…一分過ぎたよ」


 相対する両名どちらも知りえたことではないが、『阿須虎』というスキルは肉体の内部を直接破壊する。着弾点から徐々にダメージを増幅していき一定を越えるとその周辺は機能を停止し、また周囲に伝播する。

 喰らえば終わりなスキルというわけでもなく対処法は様々あるのだが、知能無き魔物がそんなことを知るわけもなく。

 その効果は十二分に発揮された。


『gi........gi?』


 心臓に類する器官が破壊されたヒメは地に伏し、そして輝く塵となった。


 ――――――――――


『【大喰姫】過喰骸蟲・カヤノヒメ 討伐されました。PNルリに報酬が付与されますY/N』

『ワールドクエスト進行停止、リスポーン制限解除』

『戦闘終了【髄喰】を停止。最終余ダメージ:2534。ステータス上昇なし』


「情報が多いわ!!」

「おーお疲れ。ほら、回復しとけ」


 怒涛のメッセージに困惑していると夏将軍が回復薬を渡しつつ話しかけてきた。帰ったと思ったのに。

 回復薬の礼をしつつ質問責めにする。


「帰ったんじゃなかったの?」

「まぁ別に大して変わんねぇからな、皆まだいるぞ」

「ほーん…ねぇ聞きたいことあるんだけど、カヤノヒメの報酬って何?」

「あー?…ああ寅凪がいないから次点で選ばれたのか。そうだな、カヤノヒメの報酬は消費アイテムだな。インベントリ拡張アイテムだな、どれくらい拡張されるのか正確には分かってないが今んとこ上限に達したヤツの話は聞いたことないぞ」

「これまた便利な…」

「まぁ賊が占領してた原因だな」

「………ナニコレ」

「消費アイテムだぞ、食うタイプのな」

「........おおぅ」


 いやまぁ食べれなくも…食べる…たくない。


「まぁ気持ちは分かる、食べる見た目してないからな」

「ぬぐぐぅ」

「ほら頑張れ!(ほぼ)無限インベントリだそ!ちなみに全部飲まないと効果発動しないからな!」

「........!南無三」


 絶対に半分悪乗りしている夏将軍を横目に乾燥したキウイみたいな凝縮胃袋君に噛みつく…ぐにぐにした食感と若干の酸味が何とも言えなくて吐き出してしまいそうに…ならないな。

 そういや私悪食持ってたわ。とりあえず余裕か。


「(モグモグ)........まっずい」

「…なんだ食えるのかつまらんな、普通は吐き出しそうになるんだが」

「…」

「すまんかったってそんな目で見るなよ…」


 …まぁ、マズイと聞いててもやっただろうからいいか。

 一段落した私達に一三子さんが話しかけてくる。


「おつかれさん」

「おう婆さん、ほかの奴らは大丈夫か?」

「うちの孫が回復魔法をかけてるからすぐ動けるだろう…一つ気になるんだが、エリスだったかね?あの子はどこ行ったんだい?」

「え?いないの?」

「…知らんな、寅凪が来るまではいたのは覚えているが」

「…『召喚』エリス…召喚不可ってなに?」

「喚ぼうとできるってことは生きてはいるな、不可ってのは…意識がないとかだったか?」

「それと、自由に動けない時。だね」

「…捕まったってこと?」

「それが可能性高い…か?アレが俺たちの味方かどうかもわからんから何ともいえんがな」

「…そーかなー…なんとなくそんな気はしないけどな」

「…?あれか、テイムモンスターと意思疎通ができる的な…まぁ考えても仕方ないか。俺は街に戻るがどうする?」

「........私も戻るよ」


 ――――――――――


 機械的な無機質な部屋、いくつもの人が入れそうな大きさのカプセルが並んでいるが、その中で唯一閉じられていたカプセルが開く。

 中から出てきたのは黒い鎧の人物、マルト。降り立ったのち地面の感触を確かめるように数秒立ち止まり、歩き出す。

 部屋から出てしばらく歩いていたマルトに背後から声がかけられた。


「おい」

「…なんだ」

「伝令が二つ。まず、今回の件は不問にするそうだ。我々は指揮系統上エリス様に逆らえないからな」

「…」

「二つ目、明朝街を落とす、青槍せいそう黒盾こくじゅんの指揮を執れとの命令だ。」

「…街落としとなればお嬢様にも危険が及ぶと思うが?」

「それは問題ない」

「どういうことだ…?」

「エリス様には帰ってきていただいた、今は眠っているが明日の朝にはシセラ様の元にお連れするように言われている」

「........そうか」

カヤノヒメの見た目は…蛇?ワーム?みたいな感じですかね

楕円の口の左右から長太い触腕が生えてるとでも思ってもらって

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ