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瑠璃の輝き。~VRMMO攻略記~  作者: イヌ汰郎
序章:はじまりのはじまりの話
15/44

謎職業と目的地

 とりあえず同行者が決まった。どこ行くか決めてないけど。

 エリスのこともバレてしまったのでパーティーを組むことにする。


PN:ユカリ

合計Lv:18

職業:見習い魔法使いLv18


HP《体力》:200

MP《魔力》:130

STR《筋力》:?

VIT《耐久力》:?

DEX《器用さ》:?

AGI《素早さ》:?

LUK《運》:?

MND《特殊防御》:?


――――――――――


MN:エリス

合計Lv:257

主職業:上位槍手Lv???

副職業:???Lv??


HP《体力》:4000

MP《魔力》:?? 

STR《筋力》:???

VIT《耐久力》:???

DEX《器用さ》:???

AGI《素早さ》:???

LUK《運》:?

MND《特殊防御》:??


装備

右:??????

左:×

頭:?????

胴:?????

腕:?????

腰:?????

脚:?????

装飾品:なし


 二人のステータスはこんな感じだった。

 パーティーを組んでいてもステータスは詳しく見れない。鑑定系のスキルが必要なようだ。

 まぁ他のプレイヤーを知らないので強いのかどうかわからないのでなんでもいいが。余裕があったら取っておいて損はないだろう。

 エリスのステータスも見れない...レベル差があると鑑定があっても見えないらしいがテイムしているというのに見えないのはいかがなものだろうか。

 これを見る限りやはりエリスは相当強い部類に入ると思う。あんま見えないけど。

 どれくらいのレベル差でステータスが見れなくなるのか知らないが10Lvとかの差ではないだろうし、職業もひとつではないのでかなり強そうだ。


「それでどこに行くんですか?」

「どこに行こうね?」

「...決めてないんですか」

「無計画」

「はいはいうるさいよーそんなに言うなら君たちが決めてくれよ」

「...黙秘」


 都合悪いとすぐ黙るなこの子は。


「えーじゃあ...あ、副職業(サブジョブ)でも決めに行きますか?」

「副職業かぁ...いいねそれ」


 副職業は最大6つまでセットしておくことのできるものだ。

 このゲームでは下級職4つ上級職2つそして特殊職1つまで一度に就くことができる。

 特殊職はどれも就職条件が特殊でそのほとんどが一人しか就けないらしい。

 上級職は難しい条件を満たさなくてはならないものばかりで基本的に前提となる下級職がある。

 下級職はステータスやスキルなど簡単な条件を満たせば誰でもすぐに就くことのできるものばかりだ。


「それじゃあ選定所?だっけ、そこいこうか」


 ――――――――――


 職業選定所、通称ハロワ。職業を入れ替えたり、適正の検査や新たに就くことのできる場所だ。

 受付的な人はおらずただ大量の...機械?だろうか。血圧を測る機械のように腕を突っ込んでしばらくじっとしていると自動的に測定してくれるらしい。

 測定時に出てくるSDカード位のチップをアイテム欄から確認することで適性を知ることができるようだ。

 人はそこそこ居たが測定器が多かったのですぐに測定することができた。エリスはあまり乗り気じゃなかったけどついでだついで。


 特殊職:??の??(一部条件未達成)

 上級職:不可

 下級職:軽戦士、重戦士、、、


 まーた変なのでたよ。ナニコレ『??の??』ってなにもわかんないじゃん。

 多分玄鬼に関係してるんだろうけど今は就けないみたいだし放置するしかない。

 上級職は適正ないみたいだし、下級職でいいのないかなと...特にないな、とりあえず重戦士でも入れとくか、STRとHPに+3ポイント分の補正がかかるみたいだし。

 二人のほうはどうかな...

 エリスがいない。は?


「え?エリスは?」

「えっ?『1時間で戻ります』って言って出ていきましたよ?」

「あんのロボ娘はまた勝手に...!」

「すいません!伝えているものだととばかり...」

「はぁ...ユカリは悪くないよ、まぁいいか1時間で戻るってんなら街の散策でもしようか」


 そこから1時間くらいだろうか、観光を楽しむことにした。

 王都というだけ日用品から娯楽までありとあらゆるものがそろっていた。結局二人ともあまり持ち合わせがなかったので後半はカフェっぽい場所で駄弁っていたのだが。


「お待たせしました」

「...どこ行ってたの」

「調べものです」

「はぁーまあいいけどさ私に無断でどっか行くのはもうやめてよね...」

「...善処します」

「...よしそれじゃあどこ行くか決めようか」

「私は特にないですねー」

「提案が1つ」


 エリスが提案してきた、詳しく聞くとここから西の方向にある山、半分ダンジョンとなっている場所に行きたいらしい。


「私の|製造場所です」


 ――――――――――


 作戦準備...完了率100%

 目的地を長距離移動重力砲射程範囲内の人口密集地に設定...限界距離より3㎞、許容範囲内と確認

 作戦第一段階...現防衛戦力の確認、及びかく乱と殲滅

 マルト及びマルタ起動準備...準備完了

 作戦開始。人類の敵を滅するまで。

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