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僕は...目の前の...出来事が...今いちよく解らず、イコールに聞いて見た

(学者風に)0「時にイコールくん、メビウスさんはどうやってあの扉まで移動をしたと思うかね?あまりの速さに、呆気にとられて気がつかなかったよ(うんうん)」

=「あ~そうですかぁ~0.5秒でしたよ~ぉ」

0「んん!!(半音上がり)」(0心の動き..僕は驚いた動きをイナバウワー!!で表した、余りにも古い..)

0「時にイコールくん0.5秒とは意味が解らないのだが?」

=「あぁ..そうですね~ぇ10歩進んで店の前に立ち、其から扉を開いて店内に入るまでですよぉ」

0「ほぉう」(あくまでも僕は学者風に頷く)

0「時にイコールくん?」(0やはりメビウスの野放しに嫌な予感しかしないので..)

=「まだ何か?」

0「ソロソロ店内に入りましょうか!!」

=「0君は優柔不断ですねぇ~結論を出す迄に10秒かかっますよぉ~」

そんな下らない脱線をしてから僕達も店内に入って行った。


店の中に入ってみると、其処は不思議な空間に感じられた...

そこの内装は、時間が現代(2019年)ではなく何処か懐かしい様な雰囲気で..

壁には柱時計(ボンボン時計)が掛けられていて、その横にいつのものとも言えない..お酒を持った女の人のポスター、照明はランタンの様な明るさで..きわめつけは店内のBGMを流す道具が"蓄音機"0「此は珍しい!!」(僕は思わず声が漏れてしまった)

更に麻雀をするための机が3卓と、又々今時珍しい事に、真ん中に穴の空いた、背もたれの無い椅子が12脚そしてその奥にはカウンターらしき物があり、其処には年の頃は60~70歳位だろうか男の人がコップを磨いていた。

その男の人のまえに..0.0秒「ぶぅぅぅ!!!!(吹き出す)」

0「出たぁぁぁぁ!!」(更に吹き出しにも似た咄嗟の声を又々出してしまう)

居ましたよメビウスさん、どうやら彼女はカウンターでコップを拭いている男の人と何か話をしていた。







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