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作中用語紹介3

「地名」「組織」

■ゼヒレーテ公国

 公が治める国家。東北地方一帯を領土とする大国。一〇〇〇年前の対神大戦を機に日本に上陸、邪神から人類を守護するという名目で東北地方を侵略・支配した。

 大帝教会の総本山にして宗教国家。形式上は公が国の最高権力者だが、その実態は大帝教会教皇の統治下にある。教会の意向に従い、公国内において人外種族は差別以前に存在する事すら禁じられている。

 現公はアンリ・リゲル・ド・マリニー。



■星の戦士団

 傭兵ギルド。ギルド本部傘下。特A級。

 そもそも傭兵ギルドとは戦力の提供に特化した職業別組合の事である。荒事に対応するという点では冒険者と被るが、こちらの方がより組織的。多数のパーティーが所属する冒険者ギルドとは異なり、一団体ごとに独立している。

 揃いの全身甲冑(プレートアーマー)で身を包み、騎士として振る舞う事を主義としている。


 戦士団長(ギルドマスター)はローラン・リゲル・ド・マリニー。彼が大帝教会を信仰している関係でギルドメンバーにも教徒が多い。その為、人外種族にあまり良い感情を持っていないのだが、多種族国家である朱無市国では表には出さない。

 だが、ダーグアオン帝国のニャルラトホテプだけは絶対に許さない。



■貪る手の盗賊団

 盗賊ギルド。ギルド本部傘下。特A級。

 盗賊とはいうものの、窃盗よりも人身売買や死体売買、違法薬物や密売、暗殺や諜報などの闇市場の運営によって利益を得ている。

 この世界において賊は当然犯罪者だが、盗賊ギルドはただの犯罪組織では収まらない。多額の献金をしている他、有力者から裏の依頼(クエスト)を請け負う事で政府と癒着し、自分達が取り締まれないように立ち回っている。ギルド本部としても裏社会の情報網を持っている彼らを大いに活用している為、存在を見逃さざるを得ない。

 盗賊団長(ギルドマスター)色鳴五右衛門(しこめごえもん)首領(ドン)とも呼ばれている。



■朱無市国警護隊

 国内の治安維持を目的とする戦力。共通の胴着状の鎧(ブリガンダイン)を身に纏い、警棒や刺股(さすまた)を武器とする。戦闘力は一流の冒険者や傭兵に比べれば低いが、捕縛能力に秀でている。

 総数は四〇〇人程であり、一部隊に一〇〇人、四番隊まで編制されている。隊長は概ね代々市国貴族が務めている。


・一番隊長兼総隊長:烏入間(ういるま)

・二番隊長:来栖(くるす)

・三番隊長:猛雁(もうがん)

・四番隊長:網帝寺(あみていじ)



■市国貴族

 朱無市国の上層部として君臨する名家。

 複数の血族から構成されており、その中でも中心となっているのは烏入間(ういるま)来栖(くるす)猛雁(もうがん)網帝寺(あみていじ)の四家。『貪る手の盗賊団』を始めとして幾つもの盗賊ギルドと癒着していたりと腐敗が進んでいる。また、市長は選挙制で定められるが、選挙権は高納税者の家長にしか与えられない為、実質市国貴族の持ち回りと化している。



■カプリチオ覇王国

 新国。阿漣(あれん)イタチが市国貴族を下して建国した。

 国旗には五つの星と弓、偃月刀が描かれており、五つの星は種族の数を意味している。人類、蛇人間、深きもの共(ディープワン)食屍鬼(グール)、ミ=ゴの計五つである。人類以外のこの四種族は四大勢力とも呼ばれる代表的種族。なお、それでも人口だけは人類が最も多い。多種族国家である朱無市国を引き継ぐに相応しい意匠。

 談雨村では現在、城か砦を建設している。平時は風魔忍軍の修行場や農地として、戦争時は最終防衛ラインの拠点として使用される予定。



■初代五渾将

 最初に『五渾将』と呼ばれたニャルラトホテプ五人。

 一〇〇〇年前の対神大戦最中、核兵器や戦闘機などの兵器群がまだ現役だった時代に、それでもなお常勝を誇っていた怪物達。彼らの功績と貢献を称えて帝国が彼らに『五渾将』の称号を与えた。

 内訳は以下の通り。


・『ナイ神父』

・『赤の女王』

・『煙る鏡』

・『土曜男爵』

・『這い寄る混沌』


 この内、『ナイ神父』と『這い寄る混沌』は既に転生済み。他の三人は現段階では不明。



■クトゥルフ秘密教

 邪神クトゥルフを崇拝する宗教。

 ニュージーランド沖の遥か彼方の海底に封印された邪神の復活を第一としている。また、邪神が海底に眠っている為、深海を故郷とし、海産物を好み、水葬を是とするなど海に関する教義が多い。教徒の地位は神官、神官長、大神官、導師の順に上がっていく。導師は大神官長も兼ねている。

 現導師はオーベッド・ウェイト。御年(おんとし)二〇〇歳の超高齢者。打算主義者であり、信仰すら損益を基準に判断する。




「用語」

九頭竜異聞(くとうりゅういぶん)百鬼夜行絵巻(ひゃっきやこうえまき)

『狂い()き』曳毬茶々が持つ巻物。もしくはその巻物を用いた術式。

 巻物内に描かれた絵を実体化させて使役する。二次元を三次元に変える魔術。描いた際にどれだけ念を込めていたかによって実体化のクオリティが上下する。曳毬茶々の腕であれば第一線の冒険者を真正面から下せる程の強さとなる。

 巻物の中には彼女の知識と想像を組み合わせた妖怪達が描かれている。



第六天魔炎起(だいろくてんまえんき)

『悪心影』織田信長の愛銃。

 愛銃とはいうものの実際には銃ではなく、魔法使いの杖が近い。先端から火の玉を射出する。信長の趣味によって外見だけでも火縄銃(マッチロックガン)を模している。

 性能は火縄銃など遠く及ばず、通常弾の他、処徒銃(ショットガン)魔針銃(マシンガン)主奈威破雷降(スナイパーライフル)魔導砲(キャノン)など十徳ナイフが如き多彩な攻撃を可能とする。



■外なる神の体液

 市国貴族が一角・網帝寺が保管していた薬液。

 注入された人間を醜悪な異形(クリーチャー)に変える力を持つ。人によって変化が異なり、どのようなクリーチャーになるかまでは実際に投与してみないと分からない。



黄の印(イエローサイン)

 風魔忍軍の次期頭目候補に配られる装身具。

 古風な金の象眼細工が施された縞瑪瑙のブローチ。表面にはクエスチョンマークを三つ組み合わせたような奇妙な図形が描かれている。この図形は風魔忍軍が信仰する神・ハスターの紋章である。



■プロジェクト・シュリュズベリィ

 かつて北条共和国で行われていた計画。

 対神大戦よりも以前に活躍したシュリュズベリィという名の英雄の血を用いた研究・実験。以下の三つの計画を打ち立て、自国の戦力強化を図った。この三つの計画を一括りにして『プロジェクト・シュリュズベリィ』と称する。

 一つ目、英雄を完全再現しようという計画。

 二つ目、英雄の力を自軍の兵士達に宿そうという計画。

 三つ目、英雄の不完全なる再現に手を加え、総合力だけでも英雄に比肩しようという計画。

 三つ目の計画の中で七人の人造人間(チルドレン)が生まれたが、全員が死亡した。最終的に一つ目と三つ目の計画は頓挫し、共和国は二つ目の計画だけを推し進めていく事にした。




「術」

■水属性

・『最上級流水魔術(コール・オブ・ダゴン)


■風属性

・『最上級疾風魔術コール・オブ・ハスター


■聖術

・『解呪聖術(ディスペル)



「技」

■弓技

・『蒼龍一矢(ソウリュウイチヤ)


■拳技

・『蛇流拳(ジャリュウケン)

・『猪突猛靠(チョトツモウコウ)

・『飛龍一耶(ヒリュウイチヤ)


■銃技

・『変生(ヘンジョウ)処徒銃(ショットガン)

・『変生・魔針銃(マシンガン)

・『変生・主奈威破雷降(スナイパーライフル)

・『変生・魔導砲(キャノン)



「その他」

・『九頭竜異聞(クトウリュウイブン)百鬼夜行絵巻(ヒャッキヤコウエマキ)

・『招来(ショウライ)烏天狗(カラステング)ビヤーキー』

・『招来・餓鬼(ガキ)グール』

・『招来・犬神(イヌガミ)ティンダロス』

・『招来・狐火(キツネビ)ファイアヴァンパイア』

・『招来・鎌鼬(カマイタチ)スターヴァンパイア』

・『招来・大太法師(ダイダラボッチ)イタクァ』

・『招来・児雷也(ジライヤ)ツァトゥグァ』

・『招来・大蛇丸(オロチマル)イグ』

・『招来・空亡(ソラナキ)グロース』

・『悪食(アクジキ)

・『灰色の瞳を持つ星(グラウコピス・アテナ)

・『黒く描く(フェイン・オ)地下納骨壁画廊ブ・ブラックファラオ

・『黒面黒毛狐九尾刃コクメンコクモウコキュウビジン

・『天駆ける王の嘶き・改(スレイプニル)

・『彼方なる父よ、威(ダンウィッチ)光で照らせ(・ホラー)



「複合・応用技」

・『上級疾風魔術(サイクロン)』×『剣閃一斬(ケンセンヒトキリ)』=『時津風(トキツカゼ)

・『中級流水魔術(スプラッシュ)』×十連=『海王の砲撃戦(バトルシップ)

・『初級流水魔術(ウォータージェット)』応用技=『海王の銃撃戦(デストロイヤー)

・『上級流水魔術(メイルシュトローム)』応用技=『海王の白兵戦(トライデント)

・『上級大地魔術(グラビティ)』×五重=『絶対暗黒領域(ブラックホール)

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