悪役令嬢？知らないのでモンスター退治してきます！

日中労働を終えて帰ったら即ゲーム。
日頃の楽しみといえばレアアイテム探しに武器装備の強化というゲームオタクの女主人公。

いつもの朝の電車待ちで、主人公は背中を誰かに押され線路に飛び出してしまった。

電車の汽笛と衝突した時の鈍い音で現世にいる悪役令嬢ウリエラとして目が覚める。


転生先は、魔法やモンスターがが存在する異世界。

だがウリエラは知らなかった。
ここが乙女ゲームの世界で、自身が悪役令嬢だということを。


本人は魔法が使えることにただ、ただ、浮かれていた。

「魔法世界、最高か！よっしゃ特訓だ！」

将来はモンスター退治の冒険家を目指すために…

幼少期は魔法や学問を家庭教師から学び(夜の街で暗殺スキルを使いまくり)、

15才から乙女ゲームの舞台にもなっている魔法学校に通うが、分岐点を全てへし折り、攻略対象の男の見せ場を奪っていたりと奇想天外な日々を送る(深夜はこっそり狩にお出かけ)。

卒業後は結婚せずに冒険者になることを夢にみていた主人公に、謎の男が現れる。

主人公の危機を救ったり、世界最強呪文を使えたり、そんなミステリアスな男に主人公は興味を示していく…。