イチャイチャ❤️ハプニング
この回は私が書いたと想像するとより、お楽しみいただけると思います。
次の日、休日だったので、朝遅く起きダラダラ着替えてダラダラ家を出た。今日はキリトからCDを借りる。女子寮と男子寮は分かれているが隣館なので気軽に行ける。無論男子が女子寮に入ることは処罰の対象だが。だからわざわざ出向いているのだ。
キリトの部屋の玄関前についた。別に連絡してないけどいいよね。今日の朝こいって言ってたのはキリトだし。ん、なんか中がうるさいような気もするけど…まあいいか!
「入るねー」
ガチャリ、中に入ると
「〜〜wow,wow!せーかいが羨むyeah,yeah,yeah,yeah~」
キリトが半裸で踊っていた。別にいつものこと…じゃない!なんでこんなことしてんだ!新手のセクハラかぁ?
いや、まて彼はこっちに気づいていないみたいだし、ここは録画で手を打とう。ぷぷw。
数分たったのにまだ踊り続けている。彼はいつもこうなのかもしれない。
一度玄関前まで、もどってメールで連絡してみる。
〜今からCD借りに行くねー〜
今頃慌てて着替えてるんだろうなぁ、んふふ。
十数秒後、返信が来た。
〜いいよ〜
ほう。あくまでも無かったことにしようとしますか。できるかなー?流石にこの時間で着替えて、且つ跡形もなく片付けることは流石にできないでしょ。
コンコン「入るねー」
「どうぞ」
意外にもキリトは着替え終わっていた。重力操作でも使ったのだろうか。まぁいい、少し揺すればボロも出るだろう。反応が楽しみだ。
「シーツが乱れているけど、ベットの上で何かしてたの?」
「いやぁ僕、結構寝相がわるくてね。君こそ髪が寝癖で乱れてるよ。全くお寝坊さんなんだから」
ガチうぜえ
「何か歌ってなかった?声がしたんだけど。」
「寝ぼけてたんじゃなーい。フフ」
笑い方が気持ち悪い。
録画データを見せたところ、キリトの顔はみるみる赤くなっていった。フフフフフフフ
「全部僕が悪かったです。すみませんでした。」
「証拠が出た瞬間手のひら返し、恥ずかしくないの?」
「いや、盗撮は反則だろ。あと俺は午後に来いって言ったし。」
ありゃ時間を間違えていたか。キリトに正論を言われるとなんか腹が立つ。
「これハルに見られてもいいんだー」
「……」
おほー。効果抜群じゃないか。いやーなんかハルに悪いねぇ。
「まず、なんでこんなことしてたのかな?」
「別に普段からこんなことをしているわけじゃないんです。ただ今日は朝から同居人がいなくて、他のことでテンション上がっちゃって、それで…」
「ふーーーーん、その他のことって何かな?」
「いや別にそこまで聞く必要はn」
「ハルに見せていいの?」
「っぁ…ぞ」
様子がおかしい。まぁ私が問い詰めたのだから困っているのは当たり前なのだが。ちょっとやりすぎたか?
「ん?」
「対話幻術使うぞ。」
C-12のレコーダー機能を指差して言った。まずい
「自己紹介をしろぉぉ!」
まさかそんな卑劣な使い方ができるとは…。貴様あぁぁ!
「私はぁキリト様に使えるぅド変態ですうぅ❤️❤️」
「…………………」
「…………………」
沈黙
「あの……CD借りに来たんですけど。」
「ああ…これね、はい。」
「ありがと、じゃ…じゃあね」
「うん…」
謎の協定が結ばれた瞬間だった。
後になって気づいたが、あの音声を拡散したら、キリトにも被害が出る。
主人公すら知将キャラにできなかったorz