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爽快⭐️アスラワールド  作者: バットコート
5/13

友達

男女の付き合いないからクソ書くのきつい。助けて。

キリトとは学園に入学するよりも前からの幼馴染だ。初めて会った頃はいつも一緒にいたような気がする。でも私は成長するにつれて一緒にいることが恥ずかしくなってきて、いつもかまってくるキリトをちょくちょく拒絶するようになった。別に今の関係に後悔があるわけでもなく恋愛感情も持っていない。キリトもいつも一緒にいた頃はよく周りの男の子にバカにされていたからこれで良かったと思う。もしそのまま入学していたらイジメにあっていたかも知れない。なんだかんだで私もキリトと一緒にいることは嫌いじゃないし。

容姿は…うーん好みじゃないとだけ言っておこう。


対してハルはこの学園に入った時にできた友達であり同居人のいわゆる金髪美少女だ。国籍は知らないけどその髪は間違いなく天然の金髪だろう。コスプレとかで髪を染める人は結構いるが、そこに生まれる色の違和感が彼女にはない。生物の持つ美しい色合いだ。見るからにサラサラしていてたまに私がわしゃわしゃしている。

顔は美形でスタイルも良いよく引き締まった体だ。胸は…って何をエロオヤジみたいな解説をしているんだ私は!

全然内面的な話をしていなかった。私が最初に会った時は内気な印象を受けたが、今は気軽に話しかけてくるようになった。宿題を忘れたりちょっとドジで生意気なやつだ。嫌いじゃない。むしろそんな性格が好きだ。

あとハルが作るレモネードは美味い。うんどうでもいいね。


「キリトくんって誕生日いつ?」


「…五月。」


「うーん、五月の何日なの?」


「えっ、二十二日…」


「ふーん」


もしかしたらキリトは彼女に恋をしているのかもしれない。まだ彼女から話しかけられた時に緊張している。最初はただの人見知りだと推測していたため情けないなぁと思っていたが、恋をしていると気づいた時ちょっとキリトが可愛く見えた。応援してやりたいところだが私も誰かと付き合ったこととかがないから恋愛に関しては全然わからない。


実は二人とも二つアルトを持っている。

キリトが持っているのは簡易重力操作と対話幻術だ、多分実用性があるのは簡易重力操作だろうが対話幻術を使われた時には驚いた。


「■■パンツを見せてくれ!」


は?当然嫌に決まっているだろう。このセクハラやr


「いいよっ!」


無意識に口が動いた


と言うようなことをされた。幸い実際に行動させる能力はなかったからいいものの、正直その能力よりも能力を使って躊躇なくそういうことをさせることに驚いた。そのあと怒ったらすぐに謝ってきたので一応許した。我ながら寛容だと思う。


ハルが持っているアトラは投石と呪術だった。しかし呪術は日常生活で使えるものではないので実際には投石だけだ。投石といっても投げられるのは石だけでなく、石と同じくらいの大きさと重さのものは大体狙った場所に飛ばせられる。これは紀元前の技術、投石器が元になっているのだろう。となると将来人間は呪術を開発するのか、やはりこれも恐ろしい。


別にアスラが出てきたからって特に私たちの日常は変わることはなかった。





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