一週間。
ホントに異世界に行きたい
ひとつ、一人で目を開く。
ふたつ、深く息を吐く。
みっつ、見た夢は忘れてしまった。
よっつ、
もういいよ。
もういいでしょ。
ここではないどこかに行きたくて、
これではない何かが羨ましくて、
私ではない誰かになりたかった。
こうしてまた過ぎていく。
両の足だけやけに冷たく、
膝の裏に当てたり、
もぞもぞとかけ布団を動かして
こうして
また過ぎていく。
明日になれば、
明日が来れば、
明日を待とうとも。
こうしてまた過ぎていくのだろうけど。
ホントは異世界に行けない