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初めて小説を書くので、わかりにくかったりするかもしれません。
また何か間違いなどあれば言ってください。
初回は主人公視点ではありません。
この世界には逆らうべきでない人間がいる。
一つ目は国王。
みなまでも言うまでないと思うがその国において最も偉い人だ。
これに逆らうとすぐに首が飛ぶだろう。
この世界の国は大方、人間のみが生活する国、亜人のみが生活する国、人間と亜人が生活する国に分類される。まぁ例外も存在するがな。
二つ目は教祖。
教祖とは宗教の長とも言える人だ。
これに逆らうと迫害され、殺されるよりも厄介なことになるだろう。
また、この世界で最も信仰を深めいているのは、この世界に存在する全ての知的生物は「インテルジェンス」という同じ神によって創られたため、平等であると考えるインテリ教である。
ここの教祖はある意味国王よりも権力を持つと考えていいだろう。
三つ目は帝佐。
帝佐とはギルドと呼ばれる組合の長のことだ。
ギルドとは簡単にいうと便利屋みたいなもんだ。
だがただの便利屋とは違う。
独立した権利を持った便利屋だ。
依頼人は貧乏人から国王まで多種多様であり、そのため依頼内容も多種多様だ。
猫探しや道路整備やドラゴン退治などな。
さらに商人や様々な国の要人などと太いパイプを持っているため、政治的にもよく利用される。そのため国にとっては無くてはならないものだ。
まぁここまで説明すると逆らうと厄介なことになるということが伝わっただろう。
これら三つがお互いに均等を保つことでこの世界が成り立っていると考えてもいいと俺は思う。
だがな、世界というのはそこまで単純ではないんだ。
ここはあえて上記の三つを「公式的なもの」として例えさせてもらおう。
なぜ上記を公式的なとして扱ったのか、それはとても簡単なことだ。
国王、教祖、帝佐、彼らはその地位の下に大勢の人がいるからそれだけの力をもつのだ。
もっと噛み砕いて説明すると、国民が存在しない国王などなんの権力ももたないただのヒト,崇拝者の存在しない教祖などただの狂人,組織を持たない帝佐などただの便利屋。
ここまで言えば俺が非公式と言いたい人間がどのような人間かわかるだろう。
それは個人または数人でこれらの人間と同等の権力を持つ者たちだ。
なぜ彼らはここまでの権力を持つのか、それは圧倒的な力を有しているからだ。
その力の前では国王,教祖,帝佐は一人の人間にしかなる事ができない。
皮肉を言えばその人間の前では全ての生物が平等ってことだな。
でだ、その人間たちは探索者とも開拓者ともいわれている。
もちろん全ての探索者がこの権利を持っているわけではない。
この世界での探索者っていうのはな、いわえる逝かれた奴ってことだ。
当たり前だろ、どのような危険が待っているかも分からないダンジョンや未開拓地に進んでいく奴らだからな。さらに大体の探索者は5年以内に死ぬ。
だがな死なない探索者っていうのもいるんだ。
こいつらは国が存亡を掛けて倒す化け物を数人で倒しちまうんだ。
俺はそんなこいつらのことを化け物だと思っている。
そして絶対に関わりたくないと考えている。
まず普通に生活していれば関わることはないがな。
だがな、俺は今日こいつらと会わなければならない。
そう、たかが小さい国にあるギルドの支部長である俺がな。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
今回は主人公の住む世界の軽い説明と主人公達がまわりからどのように考えられているかと言うことを書いてみました。
何かわかりずらいところがあれば、教えてください。