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プロローグなんだよ

呼んでくださりありがとうごさいます

「お前なんか生きてる意味なんかねぇんだよ。」


 周りでたくさんの人に笑われる。


 蹴られる。


 無視される。


 飯を捨てられる。


「あんたなんか…生まなければよったわ…」


「俺の弟がこんなクズだなんて一生の恥だよ!」


 母は泣きながら俺を生んだことを後悔し、


 兄は俺をゴミをみるような目でみられる。 


「こんなのが兄だなんて信じられない。」


「できそこないなんて家族じゃないわ。」


 弟には露骨にいやな顔をされ、


 妹には下にみられる。


 そしてついには、


「この家からでてってもらおうか。」


 父には、家から追い出される。




 いじめられっこ 9歳


 白崎 心


 捨てられました




 ───────────────────────


 どーも、初めまして

 白崎 しんです。

 いや、捨てられたので名無しの心です。まさか9歳で捨てられるとは、さすがに思ってなかったよ。9歳の貴族の子供に小銭すら持たせずいくって縁切ったっていうより、死刑宣告だよねこれ!

 自分が転生者じゃなかったら死んでたよなぁ。あってよかった前世の記憶、なのかなぁ~。記憶が戻らなければ今頃優秀な子と、まではいかなくても、追い出されたり、いじめられたりすることはなかったよなぁと思う。

 3歳の頃に思い出して俺TUEEEEEやるぞー!と思って家も顔もよくて最高の環境だなぁ、とか思ってた。思ってた。でも、


『今日のお勉強は、マナーの勉強、ダンスの練習、貴族の嗜み、魔法、算術、国語、それからそれからetc…』


 記憶を思い出して1年ぐらいたった4歳の子供にこんなにたくさん勉強やらせてどうすんのよ。

 前世ではこの頃ドロダンゴで遊んでた気がするな。あの頃は良かったよな~。社会の苦しみを知らず、誰からも虐められることなく、難しいことを考えずにいられたもんなぁ。なのに、ここでは、あれやれこれやれ、兄と比べられるとか、他の同い年の子はもうできるとか、子供の前で聞かせるようにいうのやめてくれませんかねぇ。ていうか、こんなのやってられっか!4歳の子にぎゅうぎゅう詰めの英才教育やらせんなよ!国語と算術なんか、前世からの復習であきたわ!

 ……ハァハァ疲れたわ……まあ、とにかくなにがいいたいのかっていうと、4歳の頃からやるなんて面倒くさいのでやりたくないでござる。

 あの時が精神的に一番疲れたわ……。それでも面倒くさくても貴族の義務だからってことでしぶしぶつづけてたら弟も育って7歳の頃……


『あなたの家の次男、ほんとにだめねぇ。』


『そうよねぇ。なんで、あんなのうんだのかしら…』


 それを聞いて何かが切れた。面倒くさくても成績は平均を最低でも維持してきたのだが(ダンスやマナーが苦手だった)、それでも、そんな風にいわれて、もう吹っ切れたね。どうでもいいやあって。

 幸い、チートがあったし、全然別に苦ではなかった。それからはやばかった。成績が下がって周りの貴族のやろうにもいじめられ、家族にもさけずまれてきた。

 え、?チートあるんだし使えばいいだろうって?面倒くさいよ。そんなのばれたら、家族はつけあがるし、国にはぼろ雑巾のように使われるし、最終的には恨まれて殺されそうだよ。そんな面倒くさいことになりたくないから、魔力も測定の時にセーブして、運動もほとんどできないふりして、大変だったよ。まあ、おかげで今みたいな状況になってるんだけどね。

 お金はないけど、家からくすねてきたものもあるしなんとなかるっしょ。正直、あんな、苦しくて、面倒くさい生活しないで、すむと考えると気が楽になるというかはっちゃけたくなるね。でもお金や物には限りがあるからやらないけど。

 まあ、これからの異世界ライフたのしんでいこーか!ただ、地味に暮らしてけたらなぁ。


「俺の冒険は、ここからだ!」


 終わらないよ!打ち切らないよ!



 ……じゃあ、明日の朝から宿探そう……今日は野宿だよ……ちくしょーめっ!

次回は一気に15歳まで飛びます。

あと、チート、魔法の設定については今後のお話で書いていくつもりなので、そこのところ注意してください。


では、最後まで読んでくださり、


ありがとうございました!!

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