表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法使いの争乱(マジシャンズ・パーティー)  作者: 星見 夜人
ワールドエンド・リメンバー・オブ・ダイアリー編
40/68

美雪編入

「さあ、入ってこい。」

教室に入って来たのは美雪だった。清隆が手を振ると、美雪も手を振りかえした。

「じゃあ、自己紹介を頼む。」

「天夏美雪です。日本人です。魔法を使えるようになってから日は短いですが、よろしくお願いします。」

美雪は笑顔を絶やさず自己紹介をした。

「じゃあ、天夏、清隆の後ろの席に座ってくれ。」

「はい。」

清隆の後ろの席に美雪が腰をかける。

「清隆、よろしくね。」

「うん。まさか本当に同じクラスになるなんてな。奇跡って起こるものなんだな。」

「清隆ったら、そんな大げさだなあ。」

「「はははは。」」

清隆と美雪はお互いに笑いあう。清隆は周りをみる。

「「「ジー・・・」」」

周りの男子生徒の視線が痛い。だが、その視線には一部の女子生徒の視線も含まれていた。メアリーと静香だ。

「・・・」

「・・・」

二人ともジト目で清隆を睨んでいる。この二人は美雪が蘇ってからずっと清隆に対して冷たい。なぜなら、以前の告白の返事を交際を断ると言う返事を出したからだ。清隆が、僕には美雪がいるからと二人に言ったところ、二人ともずっとあんな感じなのだ。

清隆としては、以前のように友達として接したいのだが。清隆はどうしたら良いものかと

頭を悩ませている。


ホームルーム終了後

クラスメイトの男子生徒が美雪の前に群がっていた。彼らは美雪に色々と聞いているようだった。

「ねえねえ、今、どこに住んでいるの。」

「・・・・」

「ねえねえ、スリーサイズ教えてよ。」

「・・・・」

美雪は次々に飛び交う質問に戸惑っている。途中、美雪は清隆に助けを求める視線を出していたが、あまり口を出すとこっちが男子生徒に目をつけられるので、あえて微笑み返すだけで何もしなかった。

ごめんな、美雪・・僕にはどうすることも出来ない。

「う、ううう・・・」

このあと、美雪は男子生徒の質問になんとか対応するのだった。




アドバイスお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ