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魔法使いの争乱(マジシャンズ・パーティー)  作者: 星見 夜人
リボーン・ガールフレンド編
10/68

本戦出場記念パーティー

ソードダンサーズが準決勝を勝ち、本戦出場が決まった次の日、学校では魔闘会の予選のため、授業がなくなっていたが、この日は、清隆のクラス2ーCでは清隆の本戦出場記念パーティーが行われていた。

「清隆の本戦出場に乾杯だああ!」

2-Cの担任、ジャック・クライトン先生の一声で乾杯が行われる。グラスのぶつかる音、アットホームな雰囲気。クラスメイト全員が清隆の本戦出場を心から祝ってくれていた。巨大なケーキを切られ、みんなで食べる。

そこに黒ローブの男がやってくる。

「くっくっく、楽しんでくれているかな。」

「お、お前は!幻夢の使者(ナイトメアファントム)の!同じクラスだったのか!」

清隆の前に現れたのは、準決勝で清隆と直接闘った黒ローブAだったのだ。

「さあ、招待をあらわすんだ。」

清隆は、黒ローブAの正体が知りたくて仕方ない。

「じゃあ、見せてあげるよ。僕の正体を!」

そう言って黒ローブAは、フードを取る。

現れたのは、クリーム色の長髪、凛々しい顔立ちをした美少年、ジーク・アルウィンだった。

「ジ、ジーク、お前だったのか!」

清隆は、クラスメイトが黒ローブAの正体だったということに驚きを隠せない。

「どうだったかな、僕の魔術は。」

「なかなかすごい幻影魔術だったけど、相手が悪かったな。」

と、清隆とジークが話していると、ケーキが顔に直撃した。

「ぐはっ。」

「これからは戦闘の時間だ!」

清隆の顔にケーキが直撃すると突然、ジャック先生のパイ投げ合戦の開始が告げられた。

みんながケーキを投げまくり、教室もみんなの顔も真っ白になった。こうして、パーティーは楽しく終わった。


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