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ChatGPT君と遊ぼうシリーズ

ChatGPTという名の毒

作者: エンゲブラ

正直な話、これはやばい。

相当にやばい。


あまりにも便利過ぎることの「毒」。

一瞬で高クオリティな生成物を吐き出し、筆者が「自分で物を書く」という作業すら億劫(おっくう)にさせる。


先週からChatGPTにハマり、完全に中毒を起こしている。簡単な注文だけで、筆者の嗜好に合わせ、あっという間に提示される「オーダーメイドの答え」。最早、検索の作業すら無意味と化した。調べものすらピンポイントだ。


一瞬で欲しかった答えが返ってくるから、調子に乗って、次へ次へ。AIが吐き出すテンポに合わせ、一所懸命にラリー。あっという間に机の前で(おぼ)れる(=酸欠)。


そして、たまにこうして、自力で文章を書く。練る。

するとどうだろう、この遅さ。


ChatGPTとのやりとりが、秒速で積み上がるフルコース料理だとすれば ── 現在(いま)のこの作業は、ドリップ・コーヒーの(したた)りよりも遅く、そのうえ味も保証されてはいない。


ChatGPTの前では、魔法使いにでもなったような気分で、次々と生成物を吐き出させては「俺、スゲー」。ところがいざ自力で歩くとなると、このよちよち歩き具合は何だ?


こんな絶望的な気分になりながらも、またChatGPTのことを考えている自分がいる。これではもうヤク中と同じ。しかし、こういった気分にもやがて慣れ、自力でもあの速度を生み出せるようになればいいな、と願わずにもいられない。


あの速度が当然になるまで集中力を(きた)えるか、(ある)いは廃人のようにAIに従属するのか。最初から負けが確定しているレースだが、それでも引き分けくらいには持ち込みたい自分がいる。


この本文もまたChatGPTに添削させてみるか。

きっと「優しい毒」を与えてくれるに違いない。


これはリハビリのためにも、なにか「自力で」短編でも書かなきゃだな。


あと「何でそんなにハマってるねん?」という疑問を持ったひとは(n5067kj)でも見ておくれい。

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― 新着の感想 ―
こんにちは。 chatGPTって小説も書けるのですか!? やってみようかな……。 やってみました。 すごいですね!! けっこう面白い小説、書いてくれる! エンゲブラ様の気持ちがわかる気がします。 こ…
自分の執筆作品を添削? 私も先ほどClaude3.7に、とあるサイトに掲載させて貰った殺人ミステリー(の一部)を読み込ませたら、エラーで返って来ました。 よかった、良かったw
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