「名実ともに」⑨
XとOの辛い過去の話です
Xは少女の事が嫌いだった
なぜなら、少女の身分のせいで
戦友だった男を撃ち殺すことになったからだった
親友だった男、が壊れた理由は20年前の事件にあった
第1次水戦争その戦争でXとOは人を殺してしまった
それは、自軍の兵士だった
約20年前
戦争に敗れB国に帰ってきたXとO達が
経験した事はとても言葉では言い表せないものだった
X「…」
O「…」
XとO達を迎えたのは罵詈雑言の嵐だった
男「なあ教えてくれ、この戦争には何の意味があった…」
O「…X」
X「いい…」
男「…」
O「今日はここで別れるか…俺は酒場に向かう」
X「分かった」
男「…」
X「…」
O「…」
男「…X」
X「俺たちも行くか…」
その時だった
O「X…」
路地裏に女性を連れ込む人影が見えた
X「ああ、見えた」
O「追うか?」
X「ああ」
男「…」
そののち事件が起きた
XとOは人を撃ち殺した
問題だったのは片方を逃がしてしまったこと
そして、それがX達に責任を転換した事だった
路地裏
「いや、離して!」
犯人「いいから!こっちにこい!」
X「動くな!!」
O「何をしている!」
犯人「…」
その時O達がもう一人の犯人に気が付かづ後ろを
取られた時だった
(バン!!)
男「…!」
犯人①「あああああ…」
O「!」
X「!…待て!!逃げるな!」
O「…やられたか」
その後
XとOが指名手配犯されるのは
すぐの事であった