「名実ともに」⑥
水戦争
A国B国かんで行われた戦争は
泥沼化し、拡大していく中
両国ともに疲弊し疲れ切っていた
B国領土内で行われた水政策は
増えすぎた人口を支えるためだった
C国が民間の中小企業を使いB国内の道などのインフラを整備し
国の基盤となりえる資源事業の開拓
その中で起きた戦争だった
目まぐるしく時代が変わる中
その時代の流れについてこれない者もいた
A国である
第一次水戦争
それ以前からA国とB国で行われていた戦争
積もり積もった負の連鎖が生んだ
資源争奪戦争だった
A国は歴史的に見てA国はずっと野心が有るがゆえにB、C国に
経済的に虐げられてきた国だった
O「水がねえ」
そんな中X達はある演説をする為にA国にやってきていた
M「だからいじるなって言ったのに…」
O「まあ、何とかなるだろ!」
MとOが揉めている中少女は一人水を飲んでいた
そう、ある任務を遂行するためやってきてそして
遂行している最中だった
「諸君自由とは何だろうか?」
「他人と分かち合うものか、それとも勝ち取るものか」
「わたしはそのどちらも正しいと思う」
「しかし自由とはその一方でその責任を問われるものだ」
「自由を歌い賛美しながら、他人を虐げる」
「そんな、ことが許されるのだろうか」
「今この国では、怒りや憎しみや悲しみが、 負の連鎖を引き延ばしている」
「それじゃあ、ダメなんだ」
「この国には報道機関が全くない」
「それをりよう、しよう」
演説の目的はB国内にいる過激派の解体だった
X「何とかなったな…」
C国内にいるマスコミと接点を持つOは、
C国のマスメディアに優先してB国内の情報を優先して広めてもらう事に成功した
そして次の作戦を実行する為に仲間達との合流を
急ぐのだった