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「名実ともに」  作者: AKI2075
18/22

「名実ともに」18

とある墓の前(少女の父の墓)

男①(A国防衛大臣)

「…」


X「此処に居たか」

男①「…まぁな」

X「何年ぶりだ此処に来るのは?」

男①「…25年ぶりかアイツ(少女)はどうしてる」

 元気か?」

X「ああ、だが一つ質問がある」

X「なぜアイツ(少女)の記憶を消した?」

男①「…まぁな、父親として過ごしていたかったと言う

 事もあるが、機械としての記憶を残しておきたく

 なかった、あの子の為にも、そして我々の為にも」



そして男①は彼女(少女)のB国王家の血に宿る力に

気づいているはずだ、と付け加えた、そして突然

謝り始めた


男①「…すまなかった」

X「?」

男①「彼女の事もそうだが、家族がA国に

移住しようとは言っていたが俺も戦争に

参加するべきだった」


X「そんな事はないさ、気に止む事はない」

男①「…しかし」

X「それにだ、今は未来の事を考えるべきだろ」

男①「…そうか」

男①「此処から見える、あの宇宙まで届くあのタワー」

男①「あの、先にある監視塔と生産工場を壊さない

 かぎりB国再建の目処は立たない」


男①「…X」

X「?」

男①「俺はA国の首相になる、どんな汚い手を

 使ってでも」

男①「これが、プランBだ、塔の設計図と

 警備の予定表だ」

X「すまない」

男①「…」

X「もし、そっちのプランAが上手く行けば

 俺たちの計画も必ず上手く行く」

男①「ああ、わかってる」

男①「いいか、Xもし俺が死んだらすかさずプランBを

 実行しろ」

X「…」

男①「いいな?」


そして、2人は別々の道を歩いて離れていくのだった




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