「名実ともに」14
とある廃墟
そこには、一台の車が不自然に停めてありOも、その車に対する形で車を向け停車した
そして車から降り、辺りを警戒しながら廃墟の奥へと進んで行った、
そして、少し広くなった所に出た時、影からある男がやって来た
それは、20年前XとO達に強姦の罪と殺人罪を押し付けた犯人だった
犯人「久しぶりだな」
O「まさか生きてるとはな…」
犯人「お互いにな…」
O「それはそうと、そこら辺に隠れてる部下達を出したらどうだ」
すると物陰から赤髪の少女が現れた
O「!」
O「人型戦闘兵器か…」
犯人「流石にバレてたか…」
O「お前が1人で来るほど、度胸がある奴だとは思えないからな」
犯人「!!」
犯人「…お前らはいつもそうだ…いつだって正義面して俺の邪魔をしてくる…」
犯人「本当に腹が立つ!」
O「何の為に俺を呼んだ」
犯人「…」
O「…」
犯人「…あるチップ、情報を探している」
O「お前には過ぎた物だろ…」
犯人「まぁ俺にはな、だがA国首相にとっては違う…」
犯人「無論俺たちB国出身者にとってもだ」
O「…」
犯人「ステルス技術あの女(少女)の父親が残していった設計図は俺達にとって必要だ」
O「…俺たちはお前らに協力出来無い」
犯人「…そうか」
犯人「10年前、俺たちは国の復興を賭けた戦争に負けた…だが今ならやり直せる!」
O「…」
犯人「…もう一度だけ聞く、俺たちの仲間にならないか」
O「…断る」
犯人「…そうか、残念だ」
O「一つ質問がある…何故コイツ(赤髪の少女)を選んだんだ」
犯人「いい物は最前線にしかなくてな丁度空いてるスペアがたまたまコイツだっただけだ」
O「…」
犯人「さて…無駄な話しもここまでにしよう」
赤髪の少女「…」
犯人「…殺せ」
すると刹那、赤髪の少女がハンドガンを素早く構えた瞬間、煙が辺りをまいた、
そしてOはすぐに走り出た
立て続けに3回発砲音がした
O「クソ…」
しかし、その一発がOの右足に当たった
それでも、一様は動ける
そして逃げようとしたその時だった
赤髪の少女「動かないで」
銃口を突きつけられるのはすぐの事だった