「名実ともに」⑩
XとOが少女を助けてから
1か月が過ぎ、少女は日記を書くことにした
それは、その少女と父親が会った後ってからの記憶がなかったからだった
まず初めに、少女がなぜXとO達についって言ったのかが書かれれていた
理由はこのように書かれていた
自分の記憶が断片的に抜けていたから
自分はXとO達についていくことにしたのである
理由はそれだけだった
少女は車のボンネットに座りいろいろな事を書いていた
Xがポエムがすきっだたこと、Oがゴキブリが嫌いなこと
Mは本当はOの事が好きだということ
様々なことを書いていた
X「…」
O「信じられねーよな…」
X「まあな」
演説を書いたのは少女だった
元々A国に対し妨害工作を
していたXとO達は仕事を終わらせ
武器弾薬の整備をしていた
O「懐かしいな…」
X「…」
O「お前ポエムは」(笑)
X「やらん」
X「…」
X「…過激派はどうなっている?」
O「ボチボチ、マスコミの方が問題だな」
X「あいつらは、なんて」
O「期待してる、だと」
X「そうか」
仕事を終え、B国内に向けて移動しているところに
2tトラックが近づいてくる
X「きたか…」
一人の男がトラックから降りてくる
D「O、X間に合ったぞ…」
D「追加の燃料と弾薬」
O「サンキュー!」
D「それと、こいつ…」
D「EMP搭載ステルス大陸間弾道ミサイル!」
D「を小型化したものだ…」
コンテナを開けた先にあった物は
O達の秘策だった
D「それじゃあ、俺は飯作って帰るから」
そういってコンテナから降りて行った
D「さて、今日の料理はこれだな」
一人そう呟きながら料理を作ろうとしている
この男はX達の数少ない戦友だった
O「相変わらずだな…なあX?」
X「?」
O「俺は同じ光景は見たくない」
X「あぁ、分かってる」
X「…」
O「…」
X「戻るか」
O「そうだな」
そう言って二人は元の場所に戻るのだった