エピソード4
私用のため長らく休載してました。
時間の余裕ができたので、また、投稿をしていきたいと思います。
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目の前に現れたのは、昨日村長が言っていた、幻竜らしき生物ではなかった。竜と言うより超でっかい亀だった。
「うぉーーでっけーーー!! てか、武器も装備も揃ってないのにやばいんじゃ…」
「あれは大丈夫ですよ、多分…」
「そうか。って多分かよ!」
とは言ったものの俺はイブの言葉を受け入れ冷静になった。
「アーネストモード」
亀はそんな言葉を言った。英語のできない俺は何を言っているのか分からなかったがヤバイことだけは分かった。
「あー、これはヤバイです。」
「ヤバイのは感じたけど、なんて言ったんだ?」
「アーネストモード、簡単に言うと相手は本気になりました。」
「俺なんかしたっけ?」
「このモードは、ランダムです。このモードになったプレイヤーは大抵、ゲームオーバーになります。ですが安心してください、私が付いているので安全です。」
「なんでそんなに自信があるんだよ?」
この質問で俺はここでの重要ポイントを知った。
「だって、私の攻撃魔法に敵うものなんていないですよ。」
「そうかー、え?攻撃魔法??」
そう、ここでは、武器なんて全くというほど使うことはない。
ここの対戦は、魔法レベルによって勝敗が決まるのだ。
「時間もありませんし説明は後でします。」
俺が攻撃魔法について驚いていた時に亀は変色を始め、暴走寸前だった。
「じゃー、行きますね?」
「おう、頼む!」
「我が右腕に眠れし精霊達よ」
「え?」
「今宵躍り狂う時はきた」
「お、おい?」
「来たれ『爆裂ストリーム』」
俺は知った、この技はイブの必殺技であることを。
そして、その技を使わなかったら俺らはゲームオーバーになっていたことを。
目の前は炎を包んだ竜巻がいくつも発生し、亀を襲う。これにより亀は消えていったが、ここでイブは嫌な気配を感じたらしい。彼女はすぐに警戒を始め、村人に警戒することを伝えた。流石に俺も異変には気づいた。
「確かに変な感じするよな。」
「はい、でも二、三日は大丈夫だと思いますよ、相手は作戦をかけてまた、やって来ると思います。」
「そか。ん?でも、ゲームなのにシステム上でなんとかしちゃうから作戦なんていらないはずだろ?」
「ここでの1番恐ろしいのは、団体でやっているプレイヤーなのです。」
ここの大会参加資格は、村を守ることにある。そのため団体のプレイヤーは相手の減少をさせるためプレイヤーキルも普通にあるのだ。
「なるほどな。ところでさ、そろそろ攻撃魔法について教えてくれないか?」
「そうでしたね。攻撃魔法とは…」
以降は俺がさっき説明した事だ。
「あの中二病のセリフは何だったんだ?」
「え?あれカッコよくないですか?」
「え、俺はてっきりそう言わないと技が出ないとかなんだって思ってたんだけど、あれ必要ない?」
「えー、全くいらないです。」
内心俺は安心した、イブが中二設定ってこと。ではなく、中二病セリフを言わなくていいことを。
なぜなら、俺は卒業したんだ、その黒歴史を。
数年前の俺、
「俺はダークネスユニオンの団長であり、俺に敵うものなどこの世に居ない。」
「この腕、黒龍炎のみに捧げるもの、誰も触るな!」
思い出すだけで、震えが止まらなくなる。
『どこへ行った…俺の黒歴史ノート』
そんなことはともあれ、俺も共闘したい一心で、攻撃魔法を手に入れることを決心した。
「イブ俺にも、攻撃魔法を…」
次回俺は強力な攻撃魔法を…?
読んでいただきありがとうございました。
ソウはどんな攻撃魔法を手に入れるでしょうか?
続きもお楽しみにしていてください。